鉛管修繕屋のエルマー・タットルは夜光ピストルという新式短銃を発明した。彼はそれをプウシェエ将軍に見せたがっていたが、何よりも先ず一鷹実験したいと思った。ある問い彼はパトリシア・アルデンというお嬢さんの家に、鉛管修繕に赴いた。修繕中突然ズブ濡れなったので着物が乾くまで裸になっているところを、パトリシアの恋人トニイ・ラゴルスに新しい恋の競争者と間違えられ、決闘を申し込まれたのでピストル実験尾後期とばかり喜んだ。しかし決闘は至極無事に済んで新発明のピストルも余り威力を発揮しなかった。パトリシアはトニイが浮気者で他にも恋女を持っているらしいのを苦にしていた。エルマーは一軒以来秘かにパトリシアに恋していたので、パトリシアがトニイの恋人に嫉妬して幾分嫌気がさしているのを幸い何とか者にしようと考える。ところがトニイのスペイン人の恋人ニナもパトリシアに嫉妬して一挙に雌雄を決せんものとパトリシアの家に乗り込んで来た。折柄そこにはエルマーが居て、これこをパトリシアを自分尾者にする好機とばかり彼女を説いてパトリシアとトニイの仲が決裂するように狂言を打とうとした。ところへパトリシアとトニイが却って来たので大騒ぎとなり、揚句ニナはトニイに噛りついて離れずトニイには煮なの方が熱情を持っていることが分かった。かくてエルマーは望み通りにパトリシアを得ることが出来た。