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姿なき拳銃魔

  • すがたなきけんじゅうま
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  • 平均評点

    57.8点(6人)

  • 観たひと

    9

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1964
公開年月日 1964/3/4
上映時間 84分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督小杉勇 
脚色大川久男 
渡部祐輔 
原作川瀬治 
企画柳川武夫 
撮影中尾利太郎 
美術西亥一郎 
音楽小杉太一郎 
録音宮永晋 
照明吉田一夫 
編集近藤光雄 
スチル石川久宣 

キャスト

出演葉山良二 津村五郎
吉行和子 よし子
大町文夫 横田捜査課長
佐野浅夫 佐々木部長刑事
鈴木瑞穂 梨岡刑事
庄司永建 三宅刑事
藤岡重慶 山本刑事
長弘 木沢刑事
秋山耕志 安藤刑事
大滝秀治 張精勲
白木マリ 佐倉令子
郷えい治 殺し屋・佃

解説

川瀬治の原作を、大川久男、渡辺祐輔が脚色「機動捜査班 静かなる暴力」の小杉勇が監督したアクション・ドラマ。撮影は「虎の子作戦」の中尾利太郎。

あらすじ

警視庁捜査四課勤務、津村五郎は検挙した拳銃密売容疑者を自殺へ追いやったことで神戸の三宮署へトバされた。この街には仙波組という拳銃密売グループが根をはっていた。拳銃一挺がひき起す悲劇をよく知っている津村は「仙波組は俺が必ず叩きつぶす」と竪く心に誓った。その夜酒蔵「幸楽」へいった津村は、そこで東京で別れた恋人よし子に会い、それを利用して仙波組の情報をキャッチすると、特急“富士”に張り込み、三宮へ急行中の拳銃の買人、秋津を逮捕した。そして秋津の替玉になった津村は仙波組と取引にのぞみ、仙波組の中に潜伏した。だが、やってくるはずのハジキの運び屋長江は何者かに射殺され、八十挺のハジキが消えていた。事件は、ふりだしにもどった。津村の執拗な聞きこみが続き、夜の女の口から長江殺しの共犯者千葉は捕られ、主犯は大村という、ヤセ型、黒背広の眼鏡の男で、奪ったハジキは今晩キャバレー“エルナ”で東京の佐倉組と取引されるとわかった。エルナに非常警戒がしかれた。津村は単独で“エルナ”に乗り込んだ。客席には東京から手塚部長刑事らが佐倉組の姐御令子を横浜からつけて張りこんでいた。ホールでは星山組の張が奪われたハジキを取戻そうと殺し屋、佃をやとい大村を追っていた。張は令子の視線から大村をみつけだし、巧みに大村を車でつれ出した。これを知った津村が後を追った。絶対絶命の大村は、第三埠頭倉庫がハジキのかくし場所だと白状した。佃の拳銃が大村の胸元に光った、一瞬早く津村の弾丸がそれをはじきとばした。そして、第三埠頭には急行するパトカーのサイレンがひびきわたっていた。

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1964年5月上旬号

日本映画批評:姿なき拳銃魔