鑑賞録

鑑賞日 2018/11/18
登録日 2018/11/18
鑑賞方法 選択しない 
鑑賞費用 0円
誰と観た 選択しない
3D/字幕 -/字幕
メモ

好きでいつづけることを肯定する

誘拐犯に見せられた作品とはいえ自分の一部になっている「ブリグズビー・ベア」でジェイムスは前に進んでいた。ボロボロ泣いてしまった。視聴者のスキすらも肯定して掘り起こしてくれるジェイムスの人柄ありき。 「好きなことを何故諦めてしまうのか」と疑問に思われて情熱を取り戻す刑事さんや、「外で撮るブリグズビーベアは偽物の世界じゃない、本物の世界だ」で心を動かされる実の両親、もちろんスペンスをはじめとする仲間たちも最高であるとともにジェイムスに救われていると思った。 何よりテレビで窓を破るのがよかった。映画のラストでブリグズビーは次の次元へ行ってしまったが、人は好きなものを好きでいつづけていいと肯定してくれる良い作品だった。創作をしている人もしていないオタクにも刺さるだろう。刺さった。