フランス・パリ生まれ。中等学校時代から大スターになることを夢見て、60年に本格的に映画デビュー。ロジェ・ヴァディム監督の「悪徳の栄え」(62)、ジャック・ドゥミ監督の「シェルブールの雨傘」(63)、ロマン・ポランスキー監督の「反撥」(65)、ルイス・ブニュエル監督の「昼顔」(66)などで大人の女として、また女優として開花していった。60年代後半には“世界最高の美女”として謳われ、ヴァデム監督やマルチェロ・マストロヤンニとの間に未婚のまま子供を設けるなど、恋多き女としても知られる。その後も「ヴァンドーム広場」(98)でヴェネチア国際映画祭女優賞受賞など、フランス映画界を代表するスター女優だ。

2018年12月下旬号	Special Report カトリーヌ・ドヌーヴ:
キネマ旬報増刊 大人のシネマ・ライフ 2016Summer→Autumn	スクリーンの中の女優とともに:「太陽のめざめ」カトリーヌ・ドヌーヴの娼婦性と母性
2009年8月上旬号	DVDがおもしろい！:DVDコレクション　No.427　『ドヌーヴ×ドゥミ×ルグラン　コンプリートDVD-BOX』
2007年5月上旬号	特別企画　カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャック・ドゥミを語る:カトリーヌ・ドヌーヴ　インタビュー 特別企画　カトリーヌ・ドヌーヴ、ジャック・ドゥミを語る:ジャック・ドゥミが撮ったドヌーヴ
1997年5月上旬号	HOT SHOTS:カトリーヌ・ドヌーブ来日
1974年2月上旬決算特別号	〈決算号特別掲載〉:カトリーヌ・ドヌーヴ、リラックスして映画と彼女自身を語る
1973年12月下旬号	顔と言葉: