アメリカ・ウィスコンシン州生まれ。大学を卒業した53年、ニューヨークのAADDで監督＆俳優のジョン・カサヴェテスと出会い、翌年結婚。『夜の真ん中で』でブロードウェイのスター女優となり、58年に映画デビュー。アネゴ肌の逞しい女性を演じて人気を集めたが、特にアカデミー主演女優賞にノミネートされた「こわれゆく女」(74)とヴェネチア国際映画祭最優秀女優賞に輝いた「グロリア」(80)、ベルリン国際映画祭最優秀女優賞の「オープニング・ナイト」(77)など、夫の監督作で国際的な評価を得る。また『87分署』シリーズ(61‐62)など、生放送の時代からTVにも出演。ジョンとは89年に死別している。

2012年6月上旬号	映画のささくれ、ジョン・カサヴェテス:インタビュー　ジーナ・ローランズ
2006年12月下旬号	成田陽子の忘れられないスター:第72回　ジーナ・ローランズ
1997年2月上旬号	特集　ミルドレッド:ジーナ・ローランズ　インタビュー