山崎一

|Hajime Yamazaki| (出演)

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本名
出身地 神奈川県
生年月日 1957/09/13
没年月日

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神奈川県の生まれ。東海大学工学部応用物理学科を卒業後、早稲田小劇場、パラノイア百貨店などの劇団を経て、舞台俳優として“遊園地再生事業団”などの数々の作品に出演する一方、1995年の英会話学校『NOVA』のCMで、堅い日本語英語で応対する姿が微笑ましい実直な“鈴木さん”を好演し、知名度が急上昇する。舞台活動と並行して93年頃から映像ジャンルにも進出し、「中指姫・俺たちゃどうなる?」93、「さよならニッポン!」95などの堤幸彦監督作品、「スワロウテイル」96などの岩井俊二監督作品の常連として活躍。97年の大井利夫監督「すばらしき臨終」では、転職先の知られざる葬儀屋業界に染まる主人公を演じた。その後も、公務員兼趣味のDJまでこなして息子を悩ます父親を好演した堤監督「ピカ☆ンチ/LIFE IS HARDだけどHAPPY」02、捨てるつもりの息子に慕われる父親の悲哀を体現するダンカン監督「七人の弔」05、悪霊に憑かれた浮気亭主に扮した天願大介監督「世界で一番美しい夜」08などで、日常と非日常との間を飄々と行き交ってみせる。テレビドラマにも多数出演し、フジテレビ『この世の果て』94、TBS『未成年』95、『若葉のころ』96、NHK『物書同心いねむり紋蔵』98、『新選組!』04、『龍馬伝』10、『TAROの塔』11、テレビ朝日『科捜研の女』99~04、『R−17』01、『レガッタ・君といた永遠』06、『ギラギラ』08、『マイガール』09などで活躍。舞台も『ハーパー・リーガン』10、『日本人のへそ』11など多数あり、『SLAP STICKS』03、『黴菌』10などの舞台で組んだケラリーノ・サンドロヴィッチとは、彼が監督した映画「1980」03、「グミ・チョコレート・パイン」07、「罪とか罰とか」09にも連続して助演し、いずれも濃い味つけをされたキャラクターで観客にインパクトを与えている。

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