シリーズ第4弾。
オリジナルは169分だそうで、キネノートの他の方のコメントを見ると長いという感想が目立つ。
私は94分程度のテレビの短縮版なのでストーリーの設定がよくわからないところもあったが、このシリーズのメインが登場人物の特異なキャラ設定とアクションとシリーズを見てきて思っていたので違和感は少なかった。
座頭市のような殺し屋が盲目のハンデをどうカバーしながら戦うのかが見所の一つ。
長く高い階段を転げ落ちるスタントが繰り返されるシーンも見所。
結局敵役との決闘という余りにオーソドックスな結着の仕方に唖然としたがそこに至るプロセスにひねりがある点が本作の妙か?
殺し屋稼業の報いとして主人公を追い詰める敵役の土壇場の登場トどんでん返しは面白いが、そこまで読めるか?と後で????
タイトルの副題コンセクエンスとは難しい単語を引っ張り出したなと思ったが、エンデイングの殺し屋たちの「報い=殺される」を暗示しているらしい。
前作でも妙な日本趣味があったが本作でも大阪を舞台に真田広之を主人公の友人で義理と人情の世界を描くエピソードが出てきて何とも不思議な違和感。
このシリーズが本作で終わるのかどうか知らないがマニアックに楽しむにはゲームのようで楽しめるのだろうなと思った。