シリーズ1作目 巨匠コンビなのに意外と制作に一苦労
午前十時の映画祭も14年目。4年目からみ続けているのでかれこれ11年目となる。レイダースは、その11年前に初見。ほとんど寝入ってしまって見過ごしてしまった思いのある作品である。今日も少しやばかったが、一通りの流れは確認できた。
スターウォーズを終えたルーカスとスピルバーグが組んだ作品。以外にも配給会社が決まらず苦労したとのこと。この映画をきっかけにスピルバーグは起源を厳守することになったとか…改めて息の長い監督だ。
アドベンチャー系の総合エンターテイメント映画。ストーリーのシンプルさやツッコミどころが満載なのはご愛嬌。その後、今なお続くインディジョーンズシリーズの一作目として理屈抜きに面白い。CG前夜の映像の生々しさや荒々しさも出ている。冒険物、アクション、ラブコメディ、勧善懲悪。
ジョンウイリアムスの有名なテーマソングでやはり心が昂る。
この年は、キャノンボールやマッドマックスなど、のちにSiri図化する周作が相次いだ年であったよう。起用する俳優も一悶着があったそうだが、結果的にはハリソンフォードおーの出世作となった。
ストーリーはシンプルだが、オープニングから金の宝物を手に入れるまでの演出や大岩が転がってくる、矢が飛んでくるなどは、一気に映画に引き摺り込まれる。名シーンのオンパレードでいまだに鮮烈な名シーンとして記憶されている。当時の人が熱狂したのうなづける。
ロールプレイングゲーム的な感覚の映画の走りである。