レッド・オクトーバーを追え!

れっどおくとーばーをおえ|The Hunt For Red October|The Hunt For Red October

レッド・オクトーバーを追え!

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レビューの数

42

平均評点

72.8(446人)

観たひと

762

観たいひと

27

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アクション / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1990
公開年月日 1990/7/13
上映時間 135分
製作会社 メイス・ニューフェルド/ジェリー・シャーロック・プロ作品
配給 パラマウント=UIP
レイティング
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

米国への亡命を決意した艦長が率いるソ連の原子力潜水艦をめぐる人々の思惑を描くポリティカル・アクション。エグゼクテイヴ・プロデューサーはラリー・ド・ワーイとジェリー・シャーロック、製作はメイス・ニューフェルド、監督は「ダイ・ハード」のジョン・マクティアナン。トム・クランシーの原作を基に、脚色はラリー・ファーガソンとドナルド・スチュワートの共同、撮影はヤン・デ・ボン、音楽はバジル・ポールドゥリスが担当。出演はショーン・コネリー、アレック・ボールドウィンほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ソビエト、ムルマンスク沿岸。副長ボロディン(サム・ニール)から出発の時を告げられたソ連最新鋭原子力潜水艦レッド・オクトーバーの艦長ラミウス(ショーン・コネリー)は、秘かな決意を胸に、艦の前進を命令する。その頃、CIAのアナリスト、ジャック・ライアン(アレック・ボールドウィン)は、英国情報局から入手したレッド・オクトーバーの写真を片手に、その謎の解明に奔走していた。レッド・オクトーバーの不審な行動が次々と米国に報告される中、ライアンは、ラミウスが亡命するつもりなのかもしれない、と直感する。国家安全対策顧問ジェフリー・ペルト(リチャード・ジョーダン)から、3日以内にラミウスの真意を証明するよう命じられたライアンは、直ちに北大西洋沖の米空母エンタープライズに向かった。一方モスクワから、レッド・オクトーバー撃沈の命をうけたソビエト海軍の潜水艦コノヴァロフのツポレフ艦長(ステイラン・スカルスガード)は、血眼になってレッド・オクトーバーを追っていた。そんな折、レッド・オクトーバーの動きを察知したダラスの艦長バート・マンキューソ(スコット・グレン)は、ソナー員のロナルド・ジョーンズ(コートニー・B・ヴァンス)からその行動を聞き、レッド・オクトーバーを待ちぶせしようとする。しかし同じ頃レッド・オクトーバーでは、乗組員の中に破壊工作員がいることが判明し、艦内は緊迫していた。嵐という最悪の天候の中、命からがらダラスに着いたライアンは、駐米ソビエト大使リセンコ(ジョス・アックランド)の連絡をうけ、レッド・オクトーバーを攻撃するよう命令があったことを知る。ライアンはマンキューソを説得し、ラミウスとの接触を試み、そして彼の真意が亡命にあることを確認する。レッド・オクトーバーが沈没したと見せかけるラミウスの機転で、ライアンたちは無事レツド・オクトーバーに乗り移るが、その時破壊工作員の襲撃をうけ、ボロディンが命を落とした。ラミウスとライアンは工作員を倒し、そして背後に迫っていた、コノヴァロフが放った魚雷を避け、逆にコノヴァロフに向けて爆発させたことで難を逃れた。そしてラミウスたちは、晴れてアメリカ亡命を遂げるのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1990年8月下旬号

外国映画批評:レッド・オクトーバーを追え!

1990年7月下旬号

グラビア:レッド・オクトーバーを追え!

特集 レッド・オクトーバーを追え!:座談会 かわぐちかいじ×北上次郎×西脇英夫

特集 レッド・オクトーバーを追え!:作品論

特集 レッド・オクトーバーを追え!:プロダクション・ノート

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外国映画紹介:レッド・オクトーバーを追え!

1990年5月下旬号

特集 '90夏作品大特集:「レッド・オクトーバーを追え!」速報

2023/11/01

2023/11/02

80点

テレビ/無料放送/BS日テレ 
字幕


引き込まれたよ・・・

いやぁ・・・、イイねコレ。痺れるようなサスペンスで、すごく引き込まれたぞ。

2022/12/24

2022/12/25

75点

選択しない 
字幕


ゴルバチョフ政権前夜という設定。ソ連の最新鋭原子力潜水艦レッド・オクトーバー。艦長と一部の下士官が亡命を企てる。彼らの監視役として乗り込んでいる政府の監視官の名前がプーチン。一方のアメリカ側はその真意が測れずに当惑。CIAの情報分析官を派遣する。本来ならこの分析官ジャック・ライアンが主人公なのだが、映画はソ連の艦長の印象が強い。とは言えサスペンスたっぷりの駆け引きは面白い。

2022/10/08

80点

選択しない 


ショーン・コネリー、シブすぎ☆

ソ連の原子力潜水艦レッドオクトーバーがアメリカの大西洋側沖に突如として現れた。
レッドオクトーバーを先頭ににソ連の潜水艦100機の大艦隊がアメリカに向かって押し寄せて来る。
すわ!米ソの大規模戦闘の始まりか!?そんな感じが、本作のオープニングです。
レッドオクトーバーの艦長ラミウスを演じるのはショーン・コネリーだ。シブくてカッコ良い。彼の勇姿を見るだけでも、本作を観る値打ちがある。これほど貫禄のある演技をする俳優さんはなかなかいない。

本作の中盤で明らかになるのだが、レッドオクトーバーの目的はアメリカへの亡命。しかしアメリカ側にそれを知る由などない。アメリカの潜水艦シカゴがレッドオクトーバーの追撃を始める。ソナーで、レッドオクトーバーの位置を探知しようとするが、プロペラを使わずにキャタピラーというシステムで潜航してる時の音を消し尻尾を掴ませない。
レッドオクトーバーは着々とアメリカ海岸に近づいていくのである。

一方のアメリカ側はラミウスの亡命の可能性を考え始める。きっかけになったのは、アレック・ボールドウィン扮するジャックの進言だ。戦闘を避けるためには、ジャックがラミウスとコンタクトする必要がある。ここからの米ソの駆け引きがなかなか面白い。

防衛のためにレッドオクトーバーに攻撃しようとするアメリカ潜水艦シカゴの艦長(スコット・グレン)、ラミウスを亡命させるためにシカゴの攻撃を止めようとするジャック、どちらが先んじるのか見応えは十分にありました。

潜水艦ムービーでお約束の魚雷のシーンも面白かった。魚雷が潜水艦に接近するに比例して、思わず力が入ってしまう。
これがあるから、潜水艦ムービーに外れなしという格言が映画ファンの間で広がったのだと思います。

果たしてラミウスは亡命に成功するのか、否か?未見の方には観てほしい映画です。
米ソ冷戦下での「アメリカ万歳!」てところが鼻につきますが、エンターテイメント性に優れた良作だと思います。

2021/10/10

2021/10/10

75点

購入/DVD 
字幕


冷戦下の話。ジャック・ライアンのシリーズながら主役を喰ってしまった感のあるショーン・コネリー。練りに練った筋立ても緊迫感があって面白い。東西冷戦は二度とごめんだが、こうした映画では最高の題材?

2021/02/22

2021/02/23

75点

購入/ブルーレイ 
字幕


東西冷戦下、ソ連の最新の推進機器を搭載した原子力大型潜水艦。音もなく敵地に現れミサイルを発射できるとして、アメリカ側はCIAの分析官を派遣する。ソ連側の艦長の真意は?緊張感タップリの駆け引きが面白い。潜水艦を舞台にした映画にハズレなし。この映画も十分楽しめる。

2020/07/07

2020/07/07

72点

VOD/U-NEXT 

・潜水艦映画の緊張感が存分に出ている 相手の直接見えない中でソナーに頼った
 戦い 俯瞰的映像も織り交ぜ、解りやすい 特に最後の潜水艦の戦いが緊張感高い
 ソ連潜水艦の放った魚雷をレッドオクトーバー(RO)とダラスの2艦で撹乱し、
 最終的にソ連潜水艦まで誘導する 一連の流れの迫力と緊張感 すばらしい
・RO艦長の亡命、追うソ連海軍、迎撃する米軍、亡命に気づきROを救いたいジャック
 ライアン、RO内で亡命に反対するコック、RO内の何も知らない一般乗務員 6すくみの
 関係が物語のさらに緊張感を高める
・まじめで、熱いRO副艦長は亡命後のフロリダを夢見ていて、見た目と異なり間味
 あふれる コックに撃たれ無念の死はいいキャラだけあって残念
・若いアレックスボールドウィン 新鮮(最近は貫禄ある上官役ばかりで)

・ジャックライアンの先読みは出来過ぎ 展開の性急さも現実離れ 特にコックとの艦内
 バトルとソ連潜水艦との同時並行描写は、緊張感があるものの、艦内バトルが急展開
 すぎる エンタメ作品と割り切れば良いものの、少し冷める