ロストケア

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ロストケア

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レビューの数

90

平均評点

76.8(347人)

観たひと

485

観たいひと

35

(C)2023「ロストケア」製作委員会

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 社会派 / サスペンス・ミステリー / ヒューマン / ドラマ
製作国 日本
製作年 2023
公開年月日 2023/3/24
上映時間 114分
製作会社 日活=東京テアトル=東映ビデオ=東宝芸能=光文社(製作幹事:日活=東京テアトル/制作プロダクション:日活=ドラゴンフライ)
配給 日活=東京テアトル
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督前田哲 
脚本前田哲 
龍居由佳里 
原作葉真中顕
(「ロスト・ケア」光文社文庫 刊)
エグゼクティブプロデューサー福家康孝 
新井勝晴 
製作鳥羽乾二郎 
太田和宏 
與田尚志 
池田篤郎 
武田真士男 
プロデューサー有重陽一 
撮影板倉陽子 
美術後藤レイコ 
装飾稲場裕輔 
音楽原摩利彦 
主題歌森山直太朗
(「さもありなん」(ユニバーサル ミュージック))
音響統括白取貢 
録音小清水建治 
音響効果赤澤勇二 
照明緑川雅範 
編集高橋幸一 
衣裳荒木里江 
ヘアメイク本田真理子 
キャスティング山下葉子 
アソシエイトプロデューサー松岡周作 
渡久地翔 
ラインプロデューサー鈴木嘉弘 
制作担当村上俊輔 
松村隆司 
助監督土岐洋介 
VFXスーパーバイザー佐藤正晃 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演松山ケンイチ 斯波宗典
長澤まさみ 大友秀美
鈴鹿央士 椎名幸太
坂井真紀 羽村洋子
戸田菜穂 梅田美絵
峯村リエ 猪口真理子
加藤菜津 足立由紀
やす(ずん)春山登
岩谷健司 柊誠一郎
井上肇 団元晴
綾戸智恵 川内タエ
梶原善 沢登保志
藤田弓子 大友加代
柄本明 斯波正作

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

42人もの老人の命を奪い、その殺人を“救い”あるいは“介護”であると主張する連続殺人犯と、彼の罪を強く非難する検事の対決を描き、なぜ犯人は殺人を犯したのか、その真相に迫る社会派エンターテイメント。主人公の心優しい介護士・斯波宗典を松山ケンイチ、懸命に事件を解き明かそうとする検事・大友秀美を長澤まさみが演じ、初共演を果たした。監督は「そして、バトンは渡された」「老後の資金がありません!」の前田哲。現在の日本が抱える社会と家族の問題に正面から切り込み、ひとりひとりの心の中にある《正義感》を大きく揺さぶる問題作。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

早朝の民家で老人と介護センター所長の死体が発見された。犯人として捜査線上に浮かんだのは、亡き所長の訪問介護センターに勤める斯波宗典(松山ケンイチ)。彼は献身的な介護士として介護家族に慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は斯波が務める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。この介護センターでいったい何が起きているのか? 大友は真実を明らかにするべく取り調べ室で斯波と対峙する。「私は救いました」。斯波は犯行を認めたものの、自分がした行為は「殺人」ではなく「救い」だと主張する。斯波の言う「救い」とは一体何を意味するのか。なぜ、心優しい青年が未曽有の連続殺人犯となったのか。斯波の揺るぎない信念に向き合い、事件の真相に迫る時、大友の心は激しく揺さぶられる。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2023年6月下旬号

読者の映画評:「聖地には蜘蛛が巣を張る」渡辺綾/「愛しのタチアナ」松本淳/「ロストケア」日吉一郎

2023年4月下旬特別号

REVIEW 日本映画&外国映画:「ロストケア」

2023年4月上旬号

巻頭特集 「ロストケア」:インタビュー 松山ケンイチ、長澤まさみ

巻頭特集 「ロストケア」:インタビュー 前田哲[監督]

巻頭特集 「ロストケア」:作品評

UPCOMING 新作紹介:「ロストケア」

2024/05/10

2024/05/10

80点

その他/TSUTAYA DISCAS 


42人目は誰?

葉真中顕さんの原作は2016年に読んでいたのですが、作者が「映画化は難しいのでは」と思っていたそうですが、映画もいい作品でした。介護福祉職員の斯波(松山ケンイチ)が、介護疲れの家族を見かねて、安楽死(法律では殺人)を犯す。
犯人としては、早期に判明するがこの事件の担当判事大友(長澤まさみ)とのバトルが映画の見どころである。
42人目は実の父への安楽死であったが、これが最初の殺人でこれが引き金となり事件を起こすきっかけとなる。
大友も裁判では、正論をうつが拘置された斯波との面談では、自分の過去を吐露するやはり弱い人間であった。
家族が見守る裁判でやはり「父を返せ」と叫ぶ家族が居たことも事実であり、やはり現在の国の法律では死刑でしょう。
自分がこの一人の家族だったらどうだろうと考えさせられる。
最近社会的に答えの見出せないようなテーマの映画が多い。
超高齢化社会の安楽死問題・・PLAN75(2022)
障害者施設問題・・月(2023)
など、国もまじめに本気で取り組め!

2024/04/27

2024/04/27

68点

テレビ/有料放送/WOWOW 


現実は映画にも出来ない

現実は小説よりもハードなり

2024/04/26

2024/04/26

70点

テレビ/有料放送/WOWOW 


つらい映画。

2024/03/24

2024/03/24

65点

テレビ/有料放送/WOWOW 


色々考えさせられる映画だった。
長澤まさみの母親が正解。
堕ちた女の子がね。。。

2024/03/15

2024/03/17

60点

レンタル 


勿体無い。

前田哲監督です。長澤まさみと松山ケンイチの対決というか、対峙するシーンはなかなか見応えがありますが、そこくらいでしょうか。何だか物足りない、勿体無い。

2024/03/15

2024/03/15

82点

テレビ/有料放送/WOWOW 


我々はどう死ぬか

原作未読。高齢者介護の現実とその難しさという、今、我々が直面し、同時に目を逸そうとしている問題を取り上げている重要な作品。厳しい経済的、肉体的、精神的負担の中で、自己責任や家族の絆などという言葉に苦しむ人々の苦悩が描かれ、それに対する解決法の一つが提示される。また、誰にでも訪れる「死」を、なかなか死に難い現代日本社会でどのように語り、迎えるのが良いのか、いくつもの深く刺さる言葉を聴きつつ考えさせられた。