ツユクサ

つゆくさ|----|----

ツユクサ

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レビューの数

48

平均評点

70.6(216人)

観たひと

294

観たいひと

25

(C)2022「ツユクサ」製作委員会

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ヒューマン / ドラマ
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2022/4/29
上映時間 95分
製作会社 朝日新聞社=東映ビデオ=東京テアトル=メ~テレ=グランマーブル=FM802/FM COCOLO=ねこじゃらし(製作幹事:朝日新聞社=東映ビデオ/制作プロダクション:東映東京撮影所)
配給 東京テアトル
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督平山秀幸 
脚本安倍照雄 
エグゼグティブプロデューサー飯田雅裕 
加藤和夫 
プロダクション統括木次谷良助 
製作五老剛 
與田尚志 
太田和宏 
松岡雄浩 
山本正典 
栗花落光 
川村岬 
プロデューサー神保友香 
菅谷英智 
撮影石井浩一 
美術中澤克己 
装飾大庭信正 
音楽安川午朗 
音楽プロデューサー津島玄一 
主題歌中山千夏
(「あなたの心に」(ビクターエンタテインメント))
録音中里崇 
音響効果伊藤瑞樹 
照明三重野聖一郎 
編集洲崎千恵子 
小西智香 
衣裳宮部幸 
ヘアメイク望月志穂美 
キャスティングプロデューサー福岡康裕 
アソシエイトプロデューサー沢村敏 
制作担当守田健二 
プロダクションマネージャー杉崎隆行 
助監督高橋浩 
スクリプター江口由紀子 
宣伝プロデューサー三上剛 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「ふしぎな岬の物語」の脚本家・安倍照雄によるオリジナルストーリーを「閉鎖病棟 それぞれの朝」の平山秀幸監督が、小林聡美主演で映画化。過去を抱えながらも“今”を生きる主人公・芙美に、これから訪れるであろう幸福や希望を爽やかに映し出す大人のおとぎ話。共演は「閉鎖病棟 それぞれの朝」の平岩紙、「罪の声」の松重豊。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

50歳目前の五十嵐芙美(小林聡美)は、小さな田舎町でひとり暮らし。気の合う職場の友人たちとほっこりした時間を過ごしたり、年の離れた親友の少年と一緒に遊びに出かけたり、ある日、隕石に遭遇するというあり得ない出来事を経験したり……。そんなふうに日々の生活を健やかに楽しく過ごす芙美だったが、彼女はある過去を抱えていた。芙美がひとりで暮らしていることには理由があり、その理由には“ある哀しみ”があった。そんなある日、草笛をきっかけに出会った篠田吾郎(松重豊)と恋の予感が訪れ……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2022年5月上・下旬号

「ツユクサ」:作品評

「ツユクサ」:インタビュー 平山秀幸[監督]

REVIEW 日本映画&外国映画:「ツユクサ」

UPCOMING 新作紹介:「ツユクサ」

2026/06/03

2026/06/03

72点

選択しない 


感じが良く、後味の爽やかな小品

凄く感動するとか、そういうタイプの作品ではないが、感じが良く爽やかな後味を残す小品。
 小林聡美も松重豊も、その他の人々も辛い過去を経験しながらも乗り越えて''今''を軽やかに生きているのが良く、二人のアラフィフらしい恋愛譚もどこかユーモラスで好感が持てる。ラストも二人の明るい今後の展開を予感させて嬉しくなる。

2025/12/15

2025/12/17

68点

VOD/U-NEXT 


壮年の恋を笑うなかれ

 監督が平山秀幸ということでこれは観ておかないと、と観た。平山監督の作品はデビュー作の「マリアの胃袋」以降、1990年代の作品は全部観ている。特に「愛を乞うひと」で私の中の平山監督の評価は確定した。その彼の作品だよ。観ないわけにいかない。
 小品ながらほのぼのさせる映画だった。製作費もかかってないなあ。一応、舞台は伊豆になっている。小林聡美演じる五十嵐芙美の乗っていた車のナンバーが伊豆ナンバーだった。伊豆の小さな町という所か。電車も走っている。
 その町で暮らす五十嵐芙美。独身でタオル工場?で働いている。友人は、同じ職場の櫛本直子(平岩紙)と菊地妙子(江口のりこ)。芙美は直子の息子航平とも友達。芙美の部屋には子供の写真が飾られており、息子を亡くしていることが判る。芙美は、ある日、道路工事の(地獄じゃ無い)警備員の篠田吾郎(松重豊)と知り合い恋仲になっていく。
 大人の恋というか、もう少しで老年にさしかかっている大人達の恋の話だ。そう、年を取ったって恋をしたいのだ。しかも純愛をしたいのだ。だけど、そのくらいの年齢になると、いろいろと過去を背負っているんだよなあ。みんな平凡な生活をしているように見えて、おのおのはいろいろとあったんだよ。私も年を取って、でもおんなじ感情だよ。恋愛は若者だけの特権じゃ無いんだぞ。
 そういえばジーナ・ローランズ主演で、老年にさしかかる女性の恋を描いた映画があったな、と調べたらおそらく「ミルドレッド」だったと思う。この作品を観た頃は、まだピンときてなかったと思うが、今の年齢になると判るな。
 でもさ、小林聡美と松重豊じゃ身長差がすごいよね。頭一つ違っていた。この二人がキスするというのは至難の業だったろう。監督もわざと身長差のあるこの2人を選んだんだろうな。いざ本番はどうなるんだろう。
 映画の中で芙美が”40過ぎの女”って言っているけど、さば読みすぎでしょ。年齢を確認したら、この映画の頃でもう50才を過ぎているじゃない。そして松重も60才前くらいだ。別に50過ぎでも良いじゃない。恋愛に年は関係ないよ。
 で、映画の中でもちょこっと出てきて、エンドクレジットで流れていた中山千夏の”あなたの心に”。若い人は知らないだろうなあ。中山千夏も知らないだろうなあ。でも、この曲聴くと学生時代を思い出すんだよなあ。あの頃の友人と話していたシーンとか、あの頃の学校の風景とか、町の風景とか。ほんとセピア色と言って良いあの頃が浮かんでくる。懐かしいなあ。
 何でこの曲を選んだのだろうか。平山監督がちょうど、映画界で仕事を始めた頃の曲じゃないかな。彼も、あの時代を懐かしんで選曲したのかな。私も監督と同時代を生きていたんだ。
 そうそう、ラスト、小林聡美が走ってジャンプするんだけど、無理しないで。年寄りだから怪我するよ。

2022/05/04

2024/04/18

60点

映画館/群馬県/イオンシネマ高崎 


隕石はともかく

何がきっかけになるかわからない。
人の出会いも何がきっかけになるかわからない。

ツユクサは何処にでもある草だそうだけれど
それと同じく人もどこにでもいて
その一人一人にちょっとした奇跡が日々起きていて
それが幸せにつながっているのかもしれない。

当たり前な事でも
その人にとっては大きな出来事で
そのことで一喜一憂して
その先に幸せを求める。

その繰り返しなんだよねって事を映画から感じます。

2024/03/31

2024/03/31

80点

VOD/NETFLIX/レンタル/テレビ 

ロケーションがいい。
伊豆の晴れた空と青い海。終始画面が爽やか。アルコール依存症で断酒会に通うふみちゃん、夫の墓参りで知り合った坊主と付き合っている妙子、母の再婚相手が嫌いな航平、妻が自死した篠田さん。色んな人達がそれぞれに悩みを抱えながら伊豆の海のそばで暮らしている。穏やかなやり取りの中に、鋭い痛みが隠れている。「ちひろさん」にも似た雰囲気。
依存症のふみちゃんが、飲酒した後の描き方はちょっと気になってしまった。1杯飲んだら連続飲酒が始まって入院するまで辞められないイメージだったから。普通に仕事して日常生活に戻ってるふみちゃんは、そもそも依存症じゃなかったのかなとか。まあフィクションだから、それでいいのかもしれないけど。むしろ、敢えてそういう結末にしたのかもしれないし。

2024/03/05

2024/03/06

72点

VOD/NETFLIX/レンタル/テレビ 


それぞれの人生の中で、抱えている哀しみもそれぞれにあって、それを癒してくれるものもそれぞれにある

ネタバレ

ツユクサ
 小林聡美主演で、運転する自動車に隕石が直撃するという冒頭から、「かもめ食堂」のような脱力系のコメディ作品かと思っていた。しかし、確かに「癒し系」の作品ではあるけれども、さすが「愛を乞う人」の監督平山秀幸の手にかかると、雰囲気に流されない味わい深いものになっている。例えば、きちんと片付いた部屋の描写でヒロインの性格や普段の生活ぶりが見え、わずかな工場での描写でも真面目な勤務の様子が見えるなど、さすがの技を感じさせられる。しかも、本作は映画オリジナルシナリオで、かつ中年女性がヒロインという地味さもあって、映画化が実現されるまでに10年もの年月を要したそうで、その結果、細かなところまでシナリオが練られている。
 地方の漁村に暮らす独身の中年女性芙美(小林聡美)は、仕事先での仲のよい同僚に恵まれ、穏やかな日々を過ごしている。しかしその一方で、過去、息子を事故で失い、酒におぼれた経験を持ち、現在、断酒会に入っている。同僚の妙子(江口のりこ)、直子(平岩紙)そしてその息子との関係性が非常に暖かで、見ているだけでほっこりさせられる(特に、妙子と住職(実はサーファー)の恋愛エピソードが笑える)。ただし、彼女たちも夫を亡くしたもの、再婚で息子が義父になつかないなど、それぞれに事情を抱えている。そこに、芙美がひょんなことから、ガードマンをする吾郎(松重豊、「孤独のグルメ」同じ役名だ!)と知り合う。ここからの大人の抑制をかけざるをえない、ぎこちない恋愛がいい。特に、芙美が自分への予防線も兼ねて、自分には夫子供がいると吾郎に嘘をつくのがなんとなくわかる。芙美を演じる小林聡美の持つ不思議な永遠の少女性がこの役にはまっている。そんな中、実は、吾郎も実は歯科医であったが、鬱病で妻が自殺してこの漁村に流れてきたことがわかる。
 それぞれの人生の中で、抱えている哀しみもそれぞれにあって、それを癒してくれるものもそれぞれにあるということ。ラスト、あきらめかけた芙美の元に、吾郎が会いに来る場面で、芙美が海を超えてジャンプする映画的けれんを「ありえない」なんて批判することはしたくない。映画だって、人を癒すことのできる力を持っているのだ。

2023/02/26

2024/01/07

60点

テレビ/有料放送/WOWOW 


大人の恋愛

小林聡美と松重豊による大人の恋愛話。年齢を重ねた独身女性(小林)がそんなに簡単に恋が成就するか?、と思ったが、結末がいい。久しぶりの平山秀幸監督。