私は白鳥

わたしははくちょう|----|----

私は白鳥

レビューの数

6

平均評点

65.7(15人)

観たひと

27

観たいひと

5

(C)2021 映画『私は白鳥』製作委員会

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドキュメンタリー / ヒューマン
製作国 日本
製作年 2021
公開年月日 2021/11/27
上映時間 104分
製作会社 映画「私は白鳥」製作委員会
配給 キグー
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督槇谷茂博 
エグゼクティブプロデューサー大久保竜 
中村成寿 
企画プロデュース平野隆 
服部寿人 
プロデューサー刀根鉄太 
藤井和史 
撮影澤江弘一 
五藤充哉 
音楽中村巴奈重 
音楽プロデューサー矢崎裕行 
主題歌石崎ひゅーい
(「スワンソング」(Sony Music Labels))
編集五藤充哉 
アソシエイトプロデューサー大澤祐樹 
松原由昌 
諸井雄一 
取材梶谷昌吾 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

ナレーション天海祐希 

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

過酷な自然界で命を燃やし続ける白鳥と、それに自らを投影しながら地方都市で懸命に暮らす男性を追ったドキュメンタリー。翼が折れて飛べなくなり、たった一羽で富山に残された白鳥を見守る澤江弘一さんは、また仲間の白鳥と再会してほしいと奮闘を続けるが……。ナレーションを「最高の人生の見つけ方」の天海祐希が担当。監督は、富山県のチューリップテレビ勤務の槇谷茂博。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

北陸・富山。秋が深まると、シベリアから800羽を超える白鳥たちが越冬のため飛来し、やがて春が訪れると再び海を渡りシベリアへと帰っていく。2018年、春、翼が折れて飛べなくなり、たった一羽で富山に取り残された白鳥がいた。それを見つめる一人の男性、澤江弘一さん(当時57歳)。白鳥たちの美しさの虜になり、ビデオカメラでその姿を記録し続けてきた彼は、傷ついたその白鳥に毎日エサをやりながら見守り続ける。「なんとか生きのびて、また冬に仲間の白鳥と再会してほしい……」だが、自然界は弱肉強食の世界。しかも富山の猛暑を乗り越えた野生の白鳥はこれまで確認されていなかった。澤江さんと白鳥の命をかけた闘いが続くなか、白鳥に全てを捧げる澤江さんが語る。「私は人間の形をしてますが、自分は白鳥だと思ってます。白鳥が白鳥の世話をしているだけなんです……」人間は自然にどこまで介入すべきなのかという葛藤の中、澤江さんは奮闘を続ける。果たして、傷ついた白鳥は仲間たちと再会できるのか……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2021年12月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「私は白鳥」

2022/03/12

2024/03/28

70点

映画館/群馬県/シネマテーク高崎 


ただただ凄い

ここまで親身に
全てを投げうって白鳥に尽くせるものなのか
ケガをした白鳥に対してだけじゃなく
飛来してくれる全ての白鳥に対する優しさ

思いが届くわけではないけれど
その命を削ってまで献身できる心根の優しさに
ただただ敬服するばかり。

無私の心の尊さを画面いっぱいに伝えてくれる凄いドキュメンタリー作品。

2022/09/28

2022/09/28

80点

テレビ/有料放送/チャンネルNECO 


澤江弘一さんと羽が折れて飛べない名前もない白鳥。
1年ぶりに渡ってきた仲間との再会、渡りを願い戻ってくるつがいの白鳥の情愛。
居なくなった白鳥の消息を探す不安感。
同じ境遇を投影するかのような澤江弘一さんだがそこには喜びと涙も。
生態ものドキュメンタリーに無い、白鳥と同じ視点故の感動。
表題の「私は白鳥」に納得の作品。

2022/06/29

2022/07/07

65点

映画館/東京都/目黒シネマ 


💛

世の中には動物に愛情を注ぐひとは沢山いると思いますが、猫や犬と違って白鳥となると、身近にいる訳でもないうえに、渡り鳥なので生息地のシベリアで暮らす期間のほうが長く、なかなか愛情を持って接することは飛来地近くでなければ難しそうです。

そんな白鳥の飛来地である富山県の田尻池で、羽根を痛め帰還の群れに加われなかった一羽の白鳥の存在を知った住設会社を経営する澤江弘一さんはエサを与え続けると共に、撮影機材を購入し、白鳥の姿を撮り続け、撮り溜めたDVDなどは数百点を超えるまでになりました。
それほどまでに打ち込んでは仕事も疎かになるのではと心配になりますが、澤江さんは独身で、猫が唯一のパートナーの、誰にも縛られずにうまく両立できていたみたいです。

白鳥の傷が帰還できるまで治るのがゴールの、先の予測がしにくい展開で、映像も大きな変化が起こりにくいテーマなので、映画全編を構成させるためのエピソードがいくつか欲しいところでした。
そのために池の水抜きや、別の居残り白鳥の出現といったシーンもありましたが、それよりは猫と触れ合うシーンのほうが短いけれど正直楽しかったです。

やはり大型の鳥とはいえ、白鳥の表情を画面から読み取ることが難しく、なかなか感情移入しにくいこともマイナスに働いたのではと思ってしまいました。

2021/12/29

2021/12/29

75点

映画館/京都府/京都シネマ 


スワンハート。

ネタバレ

富山県にある農業用溜池に飛来した白鳥を嬉しそうに眺める澤江さんの姿を追ったドキュメンタリー。バードウォッチの変形例かと思えば、そんなものではなく、羽根が折れ飛び立てずに一羽残された白鳥に日々餌を届け、他の動物に襲われないよう気を配るという、文字通り白鳥のお世話に奔走する日々。

彼自身、独り身で50代も半ばを過ぎた老けゆく自分と白鳥を重ねて見たのかは知らないが、この人の情熱を見ると、目が離せなくなる。野生動物に餌付けすることに非難する向きもあるようだが、目の前の一つの命に対してこれだけの行動をする姿を見てもそう言えるのかと思う。

一年が経ち再び仲間が飛来して再会、一緒に空を舞う姿に心打たれる一方、しかし簡単に仲間の輪に入れない姿に自然界の厳しさも感じる。

2021/12/04

2021/12/04

-点

映画館/東京都/ユーロスペース 

『私は白鳥』。富山県の白鳥飛来地で白鳥を見つめる男性に密着取材。燃料店を営む市井の人、研究者でも科学者でもない。ただ白鳥が好きなだけ。心の隙間が白鳥の形をしていたんだと語る。骨折して飛べなくなった一羽が富山の地で越夏するのを我が子のように見守る。黒部の山々を背景にした美しい映像。

2021/11/28

2021/11/28

60点

映画館/東京都/ユーロスペース 


傷ついた白鳥を見守る独り者のオヤジの姿。滑稽に見えるかもしれないが、誰にも負けないぐらい輝いていた!

翼が折れて仲間と共に北へ帰れなくなった一羽の白鳥。その姿が余りに切ない。そんな白鳥に自分を重ねたように見守る澤江さん。無理矢理手を差し伸べるのではなく、自然な形で接する澤絵さんに温かな思いやりを感じた。