アメリカン・ユートピア

あめりかんゆーとぴあ|DAVID BYRNE`S AMERICAN UTOPIA|DAVID BYRNE`S AMERICAN UTOPIA

アメリカン・ユートピア

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レビューの数

113

平均評点

81.2(441人)

観たひと

589

観たいひと

78

(C)2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドキュメンタリー
製作国 アメリカ
製作年 2020
公開年月日 2021/5/28
上映時間 107分
製作会社 HBO Films=Participant=River Road Entertainment=Warner Music Entertainment=40 Acres and a Mule Filmworks=RadicalMedia=Todomundo
配給 パルコ
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

元トーキング・ヘッズのフロントマン、デイヴィッド・バーンによるブロードウェイ・ショーを「ブラック・クランズマン」のスパイク・リーが映画化。バーンが11人のミュージシャンやダンサーとともに計21曲を演奏し、現代の様々な問題について問いかける。振付は、過去にもバーンの舞台を手掛けたアニー・B・パーソン。プロダクション・コンサルタントは、バーン一家のアレックス・ティムバース。撮影監督は、「サマー・オブ・サム」のエレン・クラス。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

原案は、2018年にデイヴィッド・バーンが発表したアルバム『アメリカン・ユートピア』。この作品のワールドツアー後、19年の秋からブロードウェイのショーとして再構成された舞台が始まった。その斬新な内容は大評判となり、スパイク・リーによる映画化がスタート。ドキュメンタリーでも記録映画でもない、新たなスタイルのライヴ映画が誕生した。ショーの冒頭、プラスティックの脳を持って登場したデイヴィッド・バーンが、人間の脳の進化について語り始める。「人間の脳は成長と共に衰えていく」という衝撃的な研究結果について話を始めたバーンは、ショーを通じて現代のさまざまな問題について問いかける。コミュニケーションの大切さや選挙の重要性、人種問題など、混迷の時代を生きる現代人の意識を揺さぶる物語が語られる。今回の舞台で、バーンは意識的に何もない空間を選んだ。マイクもドラムセットもなくし、新たな仲間である11人のミュージシャンやダンサーと舞台の上を縦横無尽に動き回る。さまざまな国籍を持つ11人の仲間が舞台に立ち、クライマックスではブラック・ライブヴズ・マターを訴えるプロテスト・ソング、ジャネール・モネイの『Hell You Talmbout』を歌う。アルバム『アメリカン・ユートピア』の5曲、トーキング・ヘッズ時代の代表曲9曲を含む計21曲が演奏される。大ベテランのバーンがパワフルに歌いながら踊り、11人の新たな仲間と組むことで、ミュージシャンとしても更なる進化を遂げた。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

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2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞:読者選出外国映画ベスト・テン

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REVIEW 日本映画&外国映画:「アメリカン・ユートピア」

2021年5月上・下旬合併号

UPCOMING 新作紹介:「アメリカン・ユートピア」

2024/03/13

2024/03/29

93点

映画館/愛知県/センチュリーシネマ 
字幕


楽しい!

先月観た「ストップメイキングセンス」のときもそうでしたが、ほとんど知らない楽曲ばかりなのに、大掛かりな仕掛けがあるステージでもないのに、なんでこんなに楽しいんだろ? シンプルながら、というかシンプルであるがゆえにステージに集中させてくれる構成、パフォーマンス、メッセージ性、そしてデヴィッド・バーンの飄々とした人柄。「ストップ・・」に続きまたもや引き込まれました。アンコールの「Road to Nowhere」は唯一リアルタイムで聴いていた曲なのでちょっとうるうる。またぜひ観たい作品です。

2024/02/16

2024/02/17

80点

VOD/U-NEXT 
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二回目

二回目の観賞。
初回ほどのインパクトは無かったが好きな作品。
定期的に観賞するだろう。

2024/02/09

100点

選択しない 


最高

素晴らしい。
デイヴィッド・バーンの魅力がステージから溢れ出す。
ただのノスタルジーで、ここまで涙は出ないはず。
ストップ・メイキング・センスから数十年、当時とはまた違う魂の揺さぶり。
今後、何度見ることになるだろう。

2024/01/21

2024/01/24

81点

VOD/U-NEXT 
字幕


シンプルイズベスト。

舞台のセットもファッションもシンプル。ただただデイヴィッド・バーンのメッセージ性の高いMCとパフォーマンスだけに特化された、それでいて観る者の心に響く、緻密に計算された超一流のショーである。

70歳を迎える彼の眼光は相変わらず鋭い。トーキングヘッズの頃から全く変わらない、人を食ったような歌唱技術。マーチングバンドのようなバックバンドとのコンビネーションも見事。ライブ構成の妙とスパイク・リー監督の演出がマッチした、極上のライブフィルムでした。

アンコールの「Road to Nowhere」のイントロが流れた時、不覚にも涙が出そうになった。
やはりデイヴィッド・バーンはセンスの塊りだ!

2024/01/16

2024/01/16

70点

テレビ/有料放送/ムービープラス 
字幕


カミさんに付き合ってもう一度。二人ともトーキングヘッドというバンドは名前しか知らないので何の先入観もなく見る。やはりパーカッション中心の構成がいい。昼間見た「ドラムライン」といい打楽器は熱くなる。窮極の楽器は人間の声だという人もいるが、感情の発露として一番効果が表れるのは打楽器。喜怒哀楽をストレートに表現できる魅力。炬燵板を叩きながら見ていた。

2024/01/14

2024/01/14

70点

テレビ/有料放送/ムービープラス 
字幕


シンプルな舞台で繰り広げられる見事なパフォーマンス。12人メンバー全員が裸足?余計な音を出さないないためか?歌詞の内容は今一つ乗り切れないが、こと音楽と動きは楽しく美しい。宗教的な怪しさがここではかえって魅力になっている。人間の生の動きにはCGでは表せない力があることを再認識させられた。