愛しの母国

いとしのぼこく|我和我的祖国|----

愛しの母国

レビューの数

3

平均評点

63.0(7人)

観たひと

10

観たいひと

3

(C)2019Huaxia Films

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 歴史劇 / ドラマ
製作国 中国
製作年 2020
公開年月日 2020/10/30
上映時間 155分
製作会社
配給 wow cool entertainment(配給協力:東京現像所)
レイティング
カラー
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

チェン・カイコーが総合監督を務め、1949年の中華人民共和国成立宣言式典から1964年の核実験成功、2016年の “神舟”による有人宇宙飛行成功まで、中国建国から70年間に起きた7つの歴史的瞬間にスポットを当て、7組の名もなき人々を描く。出演は「101回目のプロポーズ ~SAY YES~」のホアン・ボー、「オペレーション:レッド・シー」のチャン・イー。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

中華人民共和国建国から70年の間に起きた7つの歴史的瞬間にスポットを当てた7組の名もなき人々の物語。1949年10月1日、北京で行われた中華人民共和国の成立を宣言する式典で、国旗がスムーズに掲揚されるよう、夜を徹して次々と起きるトラブルに立ち向かった人々。1964年、初の核実験に成功した中国。その裏側には自らの青春や恋愛を犠牲にして、国防テクノロジー事業に人生を捧げてきた大勢の英雄たちがいた。1984年、ロサンゼルスオリンピックの女子バレーボール決勝戦。その裏側で、街中でテレビを置いて近所の人たちと一緒に試合を観戦しながら、好きな女の子に別れを告げるために奮闘する少年。1997年、イギリスからの香港返還に一分一秒も遅れてはならないと努力、奮闘した外交官や国旗掲揚者、警備の警察、正確な時間を刻む時計を調整した時計屋たちがいた。2008年、北京オリンピックの前日、貴重なオリンピック開幕チケットを手に入れたタクシー運転手と、それを奪った少年。2016年、初の有人宇宙飛行に成功した神舟、そしてその帰船によって人生を変えられた貧しい青年たち。2015年の中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念活動の式典パレードへの参加を夢見ながらも、控えを命じられた女性パイロット……。歴史的瞬間の裏で、苦しい状況でも諦めず、手に手を取って必死に生きる人々の姿が胸を打つ。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2020年11月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「愛しの母国」

2022/09/22

2022/09/22

60点

VOD/U-NEXT/レンタル/タブレット 
字幕


明るく、優しいプロパガンダ映画。

とは言え、嫌な感じがしない。人と人との繋がりや絆の大切さなど物語自体は中国に暮らす人達を描いたものゆえ、ハートフル。一方でそれぞれの物語の背景を考えると、台湾との軋轢、原爆製造により軍拡競争参戦、香港の時代革命等々、綺麗事だけではすまされないのも事実。こういう作品はそんなことも踏まえて観たいもの。

2021/02/06

2021/02/06

90点

映画館/京都府/京都シネマ 
字幕


中華人民共和国建国から歴史的瞬間を7話の短編映画で紡がれている作品。
1949 中華人民共和国建国
1964 核実験成功
1984 ロス五輪
   女子バレーボール金賞
1987 香港返還
2008 北京オリンピック
2015 中華人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念

2015 式典にて習近平総書記の黒い人民服が印象的!
市井の人々が自身、仲間、家族、国の大義の為に全力で奮闘する姿に感動!
この大国が製造業に於いて世界シェア過半数を占め経済発展の理由が頷ける。
ここにも同じアジア人の底力と誇りを感じた!
チェンカイコー最高です!

2020/10/30

2020/10/31

55点

映画館/東京都/グランドシネマサンシャイン池袋 
字幕


中国建国70年記念なオムニバス

ネタバレ

中国建国70年記念に、その70年間あった7つの歴史的出来事を基にしたオムニバス作品。
はっきりいえば中国万歳の共産党の宣伝映画です。
それを抜きにしてもファイブスターとはいえない内容でした。

155分の作品のため、1本あたり20分強。
これでドラマを作るのだから、内容が薄くならざるを得ない。
それに面白そうな内容であっても、どうぞ感動してくださいと言われたら、素直に感動できません。

出来はダメダメですが、面白いテーマは1本目の建国記念式典の国旗掲揚の裏話。
これが中国人の団結力ではなく、普通に国旗掲揚に携わる苦労話だったらよかったと思います。
他にも香港返還のエピソードなど興味を惹くものもあったのですが、いかんせん時間が短すぎて出来事の紹介で終わった印象です。

こんな中国のイメージビデオみたいな作品を、誰が思いつくのだろうか。
愛しの母国とはよくつけたタイトルだと思います。
変なところに感心する作品でした。