赤い惑星

あかいほし|----|----

赤い惑星

レビューの数

2

平均評点

59.0(3人)

観たひと

4

観たいひと

2

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF / ドラマ
製作国 日本
製作年 2018
公開年月日 2020/10/31
上映時間 40分
製作会社
配給
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督村瀬大智 
撮影原田迪治 
美術原彩花 
松岡実花 
田井由美子 
音楽梅村和史 
録音池田沙月 
井上亮佑 
照明廣井駿介 
編集江藤彩 
中山慎悟 
宮本伊織 
助監督矢部凛 
撮影助手藤野昭輝 
録音助手嘉正帆奈 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

初監督作「忘れてくけど」が第72回カンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーに選出された村瀬大智が手がけた短編。チャッピーというウイルスが蔓延し、墓守のヒトシは日々死体を埋め続ける。そんな彼の家に赤いシャツの男と絵を描く女アカリが棲みつき……。2019年度京都造形芸術大学映画学科卒業生である村瀬大智が3年生時に制作、同期生の中山慎悟、宮本伊織、杉原亜実が出演した。特集『灰色の街特集 俺たちに明日はナイト』にて、同じく京都造形芸術大学映画学科卒業生である唯野浩平の監督作「ムチノセカイ」と同時上映。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ある惑星でチャッピーというウイルスが蔓延し人々が毎日少なくなっていき、墓守のヒトシは毎日死人のために墓場で穴を掘り、赤い旗を立て続けていた。人里離れたところで、誰とも関わらず、誰にも急かされず、ヒトシだけの時間が流れる。そんなヒトシの前に赤いシャツの男がふらりと現れ、ヒトシが嫌がろうとお構いなしにヒトシの家に棲みついてしまう。さらには、まだ病気になっていない死を待つ人々らの一人である、絵を描く女アカリもヒトシの家に棲みつくように。世界が終焉に向かっていく墓守のヒトシと、名も知れぬ赤いシャツの男、絵を描く女アカリの奇妙な共同生活が始まる。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2020年6月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「赤い惑星」

2021/01/23

2021/01/24

60点

映画館/京都府/京都みなみ会館 


予見的な作品か。

ネタバレ

< PLAYBACK2020〈村瀬大智特集〉/Bプログラム>の上映作品。

併映は、「彷徨う煙のように」。

疫病によって次々と人が死んでいく社会で、墓守がそれを埋めている。赤い旗の立った数だけ死体が埋まっている。そこに現れた赤いシャツの男、仕事をするでなく、ただふらふらとしながら居付くようになる。もう一人スケッチブックに絵を描く女が現れて共同生活を始める。

コロナ禍の現代を描写したかのような作品。ただし、イメージ以上に深掘りはない。その行き着いた先こそ見たい。

なお、上映後に村瀬大智監督と主演の中山慎吾さんによる舞台挨拶があり、制作は二年前で、東京で昨年の11 月に上映した際にも未来を予見したように言われるが、全くそんなつもりはなかったなどと話されていました。

2020/11/03

2020/11/04

55点

映画館/東京都/池袋シネマ・ロサ 


世界観は面白い

ネタバレ

ウイルスの蔓延により、人々が死んでいく。
そんな中で墓掘り人をする男の物語。
申し訳ないですが、私には本作のテーマがよくわからなかったです。
そもそも、主人公はどこに向かっていたのだろうか。
荒廃した世界の中で、それぞれの登場人物に感情移入がしづらかったです。

ただ、観賞後に確認すると、本作は監督が学生時代に撮ったもののようである。
独りよがりの印象があったのですが、学生映画なら商業的な作品が作れなかったに納得です。

それと、ヒロインの女の子はタバコが吸えないのでしょうか。
それなら、そんな設定やめればいいのにと思いました。