2020年11月27日に鑑賞。DVDにて。1時間43分05秒。シネマスコープ。Independent=TANGO Entertainment=WATER'S END Productions=AUTOMATIK=STONE BOIES=EXTRA A Productions=GABRIELLE MADIG Productions。
アクションでもサスペンスでもスリラーでもない。ましてやジャケットにある拳銃など登場しないし、カーチェイスもない。アメリカの下層市民の実態を描いたドラマである。
2人とも養子らしい黒人姉オリー(テッサ・トンプソン)と白人妹デヴ(リリー・ジェームズ)の姉妹がまともに生きようとする姿を描く。ジェニファー・ローレンスの「ウィンターズ・ボーン」(2010)のような作品である。ラストの二人のこれからに希望が見えるのが好ましい。
米国で出産にいくらかかる。「保険証がない場合は、8000-9000ドル、帝王切開なら12000ドル」という。
オリーが売るクスリ「オキシコドン。1錠10ドル」これをカナダの病院から仕入れている(母親のクスリとして)
デヴが中絶手術を受けるためにカナダに密入国し、偽造したカナダの保険証で手術を受ける。カナダでは中絶は合法か?アメリカで保険証を持っていないデヴには、カナダでの方が費用が安いということか?
本物のバイソンが登場する。