音楽(2019)

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音楽(2019)

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レビューの数

43

平均評点

77.7(199人)

観たひと

293

観たいひと

49

(C)大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / 青春
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2020/1/11
上映時間 71分
製作会社
配給 ロックンロール・マウンテン(配給協力:アーク・フィルムズ)
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督岩井澤健治 
脚本岩井澤健治 
原作大橋裕之
(『音楽と漫画』(太田出版))
プロデューサー松江哲明 
絵コンテ岩井澤健治 
キャラクター・デザイン岩井澤健治 
作画監督岩井澤健治 
美術監督岩井澤健治 
編集岩井澤健治 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演(声)坂本慎太郎 研二
駒井蓮 亜矢
前野朋哉 太田
芹澤興人 朝倉
平岩紙 森田
竹中直人 大場
岡村靖幸 

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

大橋裕之による自費出版漫画を原作に、岩井澤健治監督が40,000枚以上もの作画を手描きし7年以上かけほぼ独力で制作した自主制作アニメ。思いつきでバンドを結成した不良学生の研二、太田、朝倉は、森田からロックフェスティバルへの出演を薦められるが……。実写で撮影した素材をアニメーション化するロトスコープという手法を採用しており、劇中のライブシーンのために実際にミュージシャンや観客を動員してライブを敢行。ミュージシャンの坂本慎太郎、「名前」の駒井蓮らが声優を務めた。世界4大アニメーション映画祭のひとつ、第43回オタワ国際アニメーション映画祭長編部門にてグランプリを受賞。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

楽器を触ったこともなかった不良学生の研二(声:坂本慎太郎)、太田(声:前野朋哉)、朝倉(声:芹澤興人)の3人は、思いつきで『古武術』というバンドを結成。そんな彼らに『古美術』のメンバー、森田(声:平岩紙)は坂本町ロックフェスティバルへの出演を薦め……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2021年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

戯画日誌:第140回 毎年恒例!? 勝手にアニメ映画ベスト・テン!

2020年1月上・下旬合併号

「音楽」:鼎談 岩井澤健治[監督]×大橋裕之[原作]×松江哲明[製作]

「音楽」:コラム 新千歳国際アニメーション映画祭レポート

UPCOMING 新作紹介:「音楽」

2021/05/07

2021/05/18

80点

レンタル/大阪府/ゲオ 


独特なタッチの絵柄と、全編に流れる緩い空気。が、根底にはしっかりと音楽に対する熱があり、ずっと彼らを見ていたいくらい癖になる。何よりも、研二たちのバンド・古武術が作る音楽が無性に心地好く、大げさに言うなら音楽の原点を垣間見た気がした。私自身は何の楽器も出来ないので、音ではない初めての音楽を作れた時の高揚感が羨ましい限り。また、古美術の音楽の幅の広さが面白く、森田の音楽への情熱と知識も凄い。研二がリコーダーを出した時には思わず吹き出したけれど、終盤のライブが圧巻で驚くほどにリコーダーが格好良かった。そして、監督自身が4万枚以上の作画を手描きし、7年以上をかけてほぼ独力で制作したことにただただ脱帽。シーンによって画材や画風を変えたりと、とぼけたキャラクターの裏に丁寧な仕事が見える。

2021/02/15

2021/02/15

80点

レンタル/東京都/TSUTAYA 
字幕


また見たぜ

KINENOTEの「MY BEST MOVIE」にしたままになっているこの映画、DVDで見たらどうなのかなと思ってレンタルしました。

…何これ強烈なローテク感!画質が悪すぎて、昭和のアニメみたい。影がまったく描き込まれてないのも、どうも気になる。アニメだからかな、印象変わるな~。

研二の「間」は若干遅いなってわかるけど、研二たちが家でバンドを始めるまでの時間が、映画よりすごく短く感じたな。アニメだと再生機器の色のクセもわかるな~。 

「古武術」が「古美術」の3人を読んで演奏を聞かせるとき、森田の脳裏に広がるのは…「ジョンの魂」と「ツェッペリンⅡ」と「原子心母」の牛と「サージェント・ペパーズ」の福助と…チューブラー・ベルズを通り抜けて…なぜかオフィーリアになって川を流れ…要はロックの根源的な衝動、という風に、音楽を聴き込んできた人は思う。でも当人は何も考えてない、というところがいいんだよな。 

そして、最高にダサいと思われた森田の燃え上がるパフォーマンスは、軟弱なフォーク野郎だと思われた吉田拓郎の「にんげん~なんてララ~ラ~ララララ~ラ~」に全ロッカーが泣いた、みたいな出来事だ。

改めて隅々まで見れば見るほど荒くて、家で見るとなんとなく付けてるテレビみたいに流してしまいそうだけど…でもやっぱり研二はすごいよ。徹頭徹尾、無策。オーラが後光みたいに出てるのに何も考えてない。だからみんなに恐れられるんだろうな…。

バンカラバクチは「はいからはくち」ではない(笑)、森田の名前は森田童子から来てるんだろうか。アヤちゃんはなぜ「フェス」があるような現代においてパーマにスカートのすそをひきずるのか。この作品は日本の戦後のロックの歴史を全部なぞろうとした教科書的な作品なのか。アバンギャルドとは何かを突き詰めようとした哲学的作品なのか。

これは「ONCEダブリンの街角で」と同じジャンルの作品なのだ、私にとっては。音楽は、完璧にアンサンブルが決まるときも最高だけど、初めての人と合わせたとき、合った!って感じるその瞬間が感動なのだ。

研二のステージ最後の「おたけび」って、映画のときはもっといかにも岡村ちゃんって感じの軟弱なシャウトだった気がしたけど、DVDで見直したらわりと野太い感じだった。

改めてこの作品は、普遍的だと思う。また楽器を手にして生音を出してみたい、と思う。飲み友達のなかで「ウクレレオーケストラやろう」っていう冗談が出てるんだけど、あいつらどのくらい本気かな…。

2020/12/30

2020/12/30

70点

レンタル 


言葉にできないから音楽なんだよ。

言葉にできない感情や衝動があるから音楽があるんだよ、ということを改めて思い出した。絵が緩い分、研二たちの音楽がめっちゃオルタナティブで刺さる。再結成しろよー!

2020/12/23

2020/12/24

84点

その他/レンタル 


全ての芸術は音楽に憧れる?流行に惑わされず人の目を気にせず本当に自分のしたいことをしょう。

ラップ世代、ダンス世代ではなくロックバンド世代の青春映画です。
微妙に感動しました。
満杯の映画館でみんなと一緒に大音量で観たかったですね。今回はレンタルです。

DVDジャケットの絵の吸引力が強力です。特に見開いたその瞳に釘付けです。スキンヘッドに眉毛の無い口髭の高校生、いつも制服姿。人物の画の味わいがヘタウマの青木雄二さんの「ナニワ金融道」を思い出します。

固定カメラの編集のテンポと無表情、棒読みの台詞まわし、よく歩きゆったりした進行のリズム感が独特で北野武作品のように間の笑いを思い出しクスクス笑えます。時間だけはたっぷりある、気だるい青春期の雰囲気が微笑ましいです。
どうしようもないヤツらだけど心はピュアで憎めません。

3人で音を出した時、無表情の3人の目が唯一見開きアップになります。そして無言で立ち上がり素直に研二が「今のさ〜スゲえ気持ちよかった」の言葉に好感度が急上昇です。研二の間の緩急が愉快です。ツッコむ時は意外と素早いです。リコーダー初登場の演出が爆笑でした。
丸竹工業登場の場面転換時のギターの伴奏も不良映画のお約束っぽい感じがノスタルジーです。

サブキャラの森田くんも大活躍。街頭で鬱積した心を解放したギターソロ。観客の中にジョン・レノンに似た人がいます。フォークソングからロックに変化したフェス時のロン毛の金髪に覚醒。気になるキャラクターです。

実写では気恥ずかしいけどアニメなら気持ちよく受け入れられます。
演奏シーンはアニメの強味を活かしています。
研二の声優さんはてっきりリリーさんかと思いました。竹中直人さんは全体のバランスを考え抑え気味でしたね。前野朋哉さん、平岩紙さん、駒井蓮ちゃん等みんな良かったです。「鬼滅の刃」とは真逆でプロの声優さんでないシロウトぽっさが作風に合ってました。
入江悠監督の「SR サイタマノラッパー」を再見したくなります。
登場人物のその後がとても気になります。
続編が見たいです。

ライブシーンは圧巻です。大迫力です。
研二の顔が劇画調になる泣きのシャウトに感動します。
エンドロールの曲も余韻が深いです。1番を目指すわけでもなく暇つぶしで純粋に自分たちが楽しんでいるのあの感じがサイコーでした。損得勘定を軽やかにスッと飛び越えた爽やかな行動原理が日常の雑事に流されがちな自分自身の心に響きました。監督のチャレンジ精神にも感銘しました。
大人向けアニメの次回作に期待します。
次回作は予算が取れもっと早く完成しそうですね。

ところでふたりはディズニーランドのデートに行ったのでしょうか?太田もいいヤツです。
亜矢ちゃんの髪型はちびまる子ちゃんのお母さんと同じ髪型ですね。
個人的にはなんて名前か忘れましたが研二と太田が教室でやっていた三次元の五目並べは家の何処かに眠っています。
懐かしいなぁ。
楽しかったです。

音声ガイドより
アビーロードの構図
中津川フォークジャンボリーのポスター
レッド・ツェペリンの飛行船
ピンク・フロイドの牛
ザ・フーの建物
オノ・ヨーコの顔
フライド・エッグの目玉焼き
リトル・フィートのハイヒール
マイク・オールドフィールドのチューブ
キング・クリムゾンのジャケット
図書館で「Bohemian Rhapsody」のDVDを借りちゃいました🎄🎅

2020/12/23

2020/12/24

75点

VOD/U-NEXT/レンタル/テレビ 

なかなかに味わいのあるアニメ。その画風とオフビートなテンポ。しばらく静止したあと発せられる温度の低い台詞に何度か笑ってしまう。不良の3人組もそれぞれ性格は優しくほのぼのとした関係性も良い。最後のリコーダーの演奏っぷり、なんだ才能あるジャンとは思うが悪くない。初めて演奏を聴いて衝撃を受ける友達の脳内で原子心母やツエッペリンやチューブラベルズまた彼のお薦めCDはクリムゾンキングの宮殿とか作者の趣味に共感を禁じ得ないw。

2020/12/16

2020/12/18

80点

VOD/U-NEXT 


二回目

レンタルがはじまったので二回目の鑑賞。
妻にみせたかったので。
たっぷり間をとる作風に妻は耐えられず後半落ちた。
やはり無理だったか…

映画館で観た時より数段落ちるかと思ったがそれほどでもなかった。
家のテレビを37→50にして間もないのでそれなりの迫力を感じれた。
とはいえ映画館で観た印象が強かったので少々落ちる。

好き嫌いがハッキリ分かれる作品だと思うが自分は好き。