女王陛下のお気に入り

じょおうへいかのおきにいり|THE FAVOURITE|THE FAVOURITE

女王陛下のお気に入り

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レビューの数

158

平均評点

75.8(951人)

観たひと

1352

観たいひと

128

(C)2018 Twentieth Century Fox

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 伝記 / 歴史劇
製作国 アイルランド=アメリカ=イギリス
製作年 2018
公開年月日 2019/2/15
上映時間 120分
製作会社
配給 20世紀フォックス映画
レイティング PG-12
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

第75回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞・女優賞受賞の歴史ドラマ。18世紀初頭、フランスと戦争中のイングランドで虚弱な女王アンを幼馴染のレディ・サラが操っていた。そこにサラの従妹で没落したアビゲイルが召使いとして参内し、サラと女王を惹きつける。監督は、「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」のヨルゴス・ランティモス。出演は、「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン、「否定と肯定」のレイチェル・ワイズ、「ロブスター」のオリヴィア・コールマン。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

18世紀初頭、ルイ14世のフランスと戦争状態にあるイングランド。気まぐれで病弱でありながら、それでも頑固に国を守る女王アン(オリヴィア・コールマン)を、幼馴染のレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が操り、絶大な権力を握っていた。そんななか、サラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が上流階級から没落し、宮廷で召使いとして働くことになる。アビゲイルはサラに気に入られ、女官に昇格するが、再び貴族の地位に返り咲こうと野望が芽生え始める……。

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2024/05/02

2024/05/03

82点

VOD/NETFLIX/レンタル/タブレット 


2度目の鑑賞。
改めて3人の女優の演技が素晴らしいと感じる。
特にラストは凄い。

2024/05/03

2024/05/03

84点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
字幕


3人の激突

ネタバレ

 あんまり政治が出来ないアン女王(オリヴィア・コールマン)と、彼女を好きに動かす親友のサラ(レイチェル・ワイズ)と、のし上がってこようとする女中のアビゲイル(エマ・ストーン)三つどもえの、覇権の奪い合いのお話。

 観始めた時は、ここまでやると思わず、段々どうなっていくか分からなくなるので、なかなか見応えがあった。

 アン王女が、何も出来ずにいたのが、アビゲイルが近づいてくるようになって、意識がはっきりしてきて、二人を手玉に取るようになっていく様が、面白い。サラを突き放していく様も何だか魅せる展開。アビゲイルも、遂に、アン王女を思うままに出来ると思いきや、ラストの逆転するような象徴的な幕切れも凄かった。

 アビゲイルのエマ・ストーンが、「哀れなるものたち」を観たばかりだったので、あまりのその違いに、さすが、と驚くばかりだった。また、アン王女のオリヴィア・コールマンの泣き、吐き、から、最後の逆襲迄、その七変化にも驚いた。サラのレイチェル・ワイズのズバズバの物言う所から、アビゲイルの策にかかるが、反撃しようとするのもさすがと思った。この3人の激突が凄い。

 ヨルゴス・ランティモスの監督の「哀れなるものたち」に続いて観たが、内容は全然違うが、独特で、続けて他も観たいと思う。

2024/04/28

50点

選択しない 


女の争いが描かれるが政治劇が薄いのが少々物足りない

 原題"The Favourite"で、お気に入りの意。
 18世紀初頭アン王女治世下のイギリス宮廷が舞台の史劇。
 没落貴族の娘アビゲイル(エマ・ストーン)がアン女王(オリヴィア・コールマン)側近で従姉のマールバラ公爵夫人サラ(レイチェル・ワイズ)を頼って宮廷の女中となり、野心と才覚によってのし上がっていくという物語。
 この3人の関係を中心に物語は進行していくが、流産・死産を含め17人の子全員を失い情緒不安定な女王を同性愛で操るサラの秘密を知ったアビゲイルが、それを武器に女王に接近。女王を性的に満足させ、女王が17人の子の代わりに飼う17匹のウサギを可愛がり、女王の寵愛を獲得して寝室付女官となる。
 さらに薬草の知識に詳しいアビゲイルはサラに毒を盛って遠ざけ、マールバラ公の戦費横領を申し立て夫婦を国外に追放する。
 サラに代って女王側近となるが、アビゲイルの傲慢さに気づいた女王との関係が冷えるまで。
 女の争いだけでなく、スペイン継承戦争を巡ってサラが主戦派、アビゲイルが非戦派という政治要素の絡むのが面白いが、こちらの描写は薄いのが少々物足りない。
 アカデミー主演女優賞のオリヴィア・コールマンが圧巻の演技。

2024/02/18

2024/02/19

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
吹替


「ごめんあそばせ、宮廷では良心は不用品よ。」

ヨルゴス・ランティモス監督作品。
「哀れなるものたち」が良かったので一作前の本作を観賞。
この時点で面白い作品を撮っていた。
メインの三人のドロドロ感が非常に良い。
それでいてテンポよく物語は進む。
アン女王を演じたオリヴィア・コールマンは本作でアカデミー主演女優賞を獲得したのも納得。

2024/01/14

2024/01/14

78点

選択しない 


2回目だけど、完全に理解できたかと言われれば、、うーん
でも面白い!
そしてなんとも言えないラスト。

2023/12/02

80点

選択しない 


この監督にしか出せない緊張感😇

そしてここで終わるんかーい😇
それもまたよし🥹