ダブルデート 美しき罠

だぶるでーとうつくしきわな|DOUBLE DATE|DOUBLE DATE

ダブルデート 美しき罠

amazon
レビューの数

3

平均評点

53.8(8人)

観たひと

11

観たいひと

0

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー / スリラー
製作国 イギリス
製作年 2017
公開年月日 未公開
上映時間 89分
製作会社
配給 アット エンタテインメント
レイティング
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

『オン・ザ・ロード』のダニー・モーガンが脚本・主演を務めたサディスティック・サスペンススリラー。30歳の誕生日に童貞を捨てようと決心したオタク青年・ジム。幼馴染みでイケメンの親友・アレックスは、彼のためにバーで美人姉妹に声を掛けるが…。【スタッフ&キャスト】監督:ベンジャミン・バーフット 脚本・出演:ダニー・モーガン 製作:マギー・モンティース SFX:ダン・マーティン 出演:ジョージア・グルーム/マイケル・ソーチャ/ケリー・ウェンハム/ドギー・ポインター/ベニー・ベリアル

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2021/09/18

2021/09/23

60点

VOD 
字幕


いつもの、「女の復讐劇」と思ったら・・・

自己評価が極端に低いジム君.容姿・体型・性格いずれも自信がないってんで,明日30歳になるっていうのに未だ童貞.このまま死んだら転生して賢者になれるんだけど,英国人にはそんな知識はないんでしょうか.こんばんわ三遊亭呼延灼です.
悪友のアレックス君がどうにかセッティングしてくれるんだけど失敗続きで,気づけば明日は30歳!ところが,カフェでジム君に熱い視線を送る姉妹キティとルルが現れたもんだから,さぁ大変.
アレックス君(中の人マイケル・ソーチャはワンス・アポン・ア・タイムに小悪党役で出てた記憶が.違ってたら謝ります.というかこの方ジェイク・ギレンホールの廉価版って認識のほうが定着してそう)って軽薄で頭の中は姦ることだけ風ですが,最後の最後まで陰々滅々もじもじくよくよなジム君を励まし面倒をみてあげる実にいい友人.
そんなジム君に姉妹が,接近してきた本当の目的は・・・って序盤ですぐに分かっちゃいます.「衝撃の事実」的事案にするつもりだったのなら明らかに失敗ですが,思わせぶりな台詞もありましたから隠す意図はなかったのでしょう.

そのジム君が自己評価の低い人物になった原因は,間違えなく過度な信仰心を共有している家族にあるのでしょう.ジム君の顔をプリントしたTシャツを着用した父母姉に出迎えられたら,私だって死にたくなります.そんな家族を抱えてちゃあ,そりゃ生きづらいですわな.父母姉は陶酔しているからよろしいが,家から独立し世間と交わりを持ったジム君が抱えて生きるには,タフすぎる問題と言えましょう.

で本作の尺は89分.正直長いです.もっと編集頑張りましょう.アレックス君の父親のお話は要りません.とっとと屋敷に到着して事に及びましょう.「男喰い」の情報とそれにまつわるアレやコレが必要かどうかは微妙なところですが,個人的には評価しません.だって作品のリズムに合ってないんですもの.それもカットしてスッキリしたお話に再編集を希望いたします.

なお,本作はノーおっぱいでございます.ありそうですが無しです.したがってハイライトはキティさんのスポーツブラ辺りでございます.現場からは以上です.

2021/01/31

2021/01/31

78点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


ポップなホラーコメディ

ストラスブール・ファンタスティック映画祭のグランプリ受賞作品。物語は非常にシンプルで、ギャグを織り込んでいくブリティッシュ・ホラー・コメディです。話が単純な分、進行はゆったりしているので、展開されるコメディを楽しんでいく形になります。ジムの家では、ポップな雰囲気とは場違いな、信仰で一つに固まった敬虔な家族が、不思議な笑いを醸し出します。もう一つはアレックスの父。自堕落な生活をしている父自体が笑いを誘います。そして、4人が屋敷に着くと、ラストアクションが展開。アレックス対キティですが、キティは鍛えている武闘家の上に、アレックスは相手が女で、どうしても甘くなってしまうところが、うまく出来ていると思いました。

ラストの蘇った父の死体との戦いは、少々笑いを誘われます。どこまで行ってもポップなコメディということで、血塗られた場面がけっこう多いものの、なんか笑ってしまいます。ラストは、ジムの童貞はどうなったんだというのが、残ってしまうので、もう一展開あっても良かったかな…。物語を彩る音楽もなかなか良かったと思いますし、4人の演技も良かったです。ラストもしっかり画面に引き付けられましたので、コンパクトにまとまった面白い作品だと思いました。

ストラスブールの映画祭はまだ歴史が浅いようですが、この年のコンペには、「聖なる鹿殺し」や「テルマ」なんかも名前を連ねていたようで、まだまだ面白そうな作品がたくさんありそうで注目です。その中を勝ち抜いたこの作品は、この映画祭の色が出ているという事なのでしょうか。時々見かけるポップなホラー・コメディ。また出会いがあればいいなと思いました。

2019/07/31

2019/07/31

1点

選択しない 


監督の頭の中を見てみたい、の巻

何を狙った映画なのだろう?
見当もつかない。

狂信的な殺人、百歩譲って、
戦争をやめない人類への告発か。

しかし、頂けない。