女と男の観覧車

おんなとおとこのかんらんしゃ|WONDER WHEEL|WONDER WHEEL

女と男の観覧車

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レビューの数

99

平均評点

71.1(422人)

観たひと

611

観たいひと

60

Photo by Jessica Miglio  (C) 2017 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2017
公開年月日 2018/6/23
上映時間 109分
製作会社
配給 ロングライド
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ウディ・アレンがケイト・ウィンスレットを主演に迎えて撮り上げたヒューマンドラマ。1950年代。コニーアイランドの遊園地でウェイトレスとして働く元女優ジニー。ある日、彼女の前に音信不通だった娘キャロライナが現れ。その日からジニーの何かが狂い始める。共演は「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」のジャスティン・ティンバーレイク、「マレフィセント」のジュノー・テンプル、「ゴーストライター」のジム・ベルーシ。撮影は「地獄の黙示録」「ラストエンペラー」のヴィットリオ・ストラーロ。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1950年代。元女優のジニー(ケイト・ウィンスレット)は、今ではコニーアイランドの遊園地にあるレストランでウェイトレスとして働く日々。回転木馬の操縦係を務める夫ハンプティ(ジム・ベルーシ)とは再婚同士で結ばれ、自身の連れ子と観覧車の見える部屋で暮らしている。だが、実は彼女は夫に隠れて、海岸で監視員のアルバイトをするミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)と付き合っていた。平凡な毎日に失望していたジニーは、脚本家を目指すミッキーとの未来に夢を見ていたのだ。そんなある日、ギャングと駆け落ちして音信不通になっていたハンプティの娘キャロライナ(ジュノー・テンプル)がジニーの前に現れる。そして、その日からジニーの何かが狂い始めていくのだった……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年9月上旬号

読者の映画評:「菊とギロチン」田村重之/「女と男の観覧車」星野市子/「パンク侍、斬られて候」布袋修一

2018年7月下旬特別号

REVIEW 日本映画&外国映画:「女と男の観覧車」

2018年7月上旬号

「女と男の観覧車」:作品評

「女と男の観覧車」:ウディ・アレン小論

2018年6月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「女と男の観覧車」

2025/08/30

2025/08/30

70点

レンタル 
字幕


久しぶりウディアレン

ウディアレン監督です。まだまだ現役ですね。凄い。本当に久しぶりに監督作品観ました。もうずっと誰かが喋っている。会話が途切れないから、目が離せない。悲しくなる程、滑稽。音楽と衣装含めて色使いとデザインが格好良いです。

2024/09/18

2024/09/19

74点

VOD/U-NEXT 
字幕


色が

再見。人生に疲れ切っている情緒不安定なキャラを演じるケイトの巧さが冒頭から際立つ。酒飲みで粗暴な夫という設定はしばしば見受けられるが、何か含むところがあるのだろうか。
色合いなどが「ワン・フロム・ザ・ハート」を思い起こさせるストラーロの撮影も印象的。
「ソプラノズ」コンビ忘れてたな。

2021/11/05

2021/11/05

70点

テレビ/有料放送/スターチャンネル 


嫉妬

絶縁したはずの父親の元へ娘キャロライナ(ジュノー・テンプル)がやってくるところから物語が始まる。父親は元女優のジニー(ケイト・ウィンスレット)と再婚しており、ギャングと結婚した娘がやってきたことを喜ばない。しかもギャングの秘密を警察にバラしたため、ギャングから命を狙われている。しかし実の娘だけあって再起のために夜学に通わせる。
一方ジニーは海水浴監視員のミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)と不倫をしている。ミッキーはキャロラインと会って恋に目覚めるが、ジニーは焼き餅を焼きことごとくキャロラインにあたる。そして悲劇が・・・
恋の三角関係がもたらす悲劇を描く。ジニーが次第に嫉妬に狂っていく様がだんだんと核心に迫っていく。ケイト・ウィンスレットの名演。

2021/07/21

2021/07/22

70点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 


哀愁漂う悲劇的なコミカル

ケイト・ウィンスレットだと気付くのに少しかかったがやはり綺麗で肉感的で魅力的。日常の中の非日常的な物語を大人の恋愛や人間模様を絡ませながら哀愁漂う悲劇的なコミカルで描いた印象。娘さんのこと思うと心が痛むが、この展開だからこそラストシーンが印象に残るのだろう。

2021/07/15

2021/07/18

80点

レンタル/新潟県/ゲオ/ゲオ竹尾インター店/DVD 
字幕


運命はグルグル回る

◎ 3年ぶりの再見。1度観たらもう結構という作品がアレン映画にないのは何によるものなのだろう。
◎ ヒロイン親子4人が住む部屋は、射的場の2回。窓いっぱいに大観覧車が広がる。夫の仕事は回転木馬の点検と改札。運命はただただぐるぐる回るが、どこにも行かない。

2021/06/12

70点

選択しない 


もう夢は見ない

 「私は愛したいのに、相手がいないの」
 不幸な結婚をして愛に飢える元女優ジニー(ケイト・ウィンスレット)は海水浴客で賑わうビーチの監視員ミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)に言い寄られると、あっさり体を開く。
 夫の目を盗み逢瀬を重ねるものの、すでに腰のまわりには肉がつき、中年の肥満体型になっている彼女は、やがてミッキーにも飽きられる。それは誰の目にもわかっていることだが、悲しいことに本人だけが気づけない。哀れなことだ。ウッディ・アレン監督のシニカルなまなざしが見えるようだ。
 ラストシーン。けわしい顔つきで遠くを凝視したままのジニーをじっととらえ続けるカメラの残酷さ。彼女は昔女優であったことも、愛を捧げる相手も、もはや自分には失われてしまったことを悟ったかのようだ。そして、このまま、コニーアイランドで観光客を相手にレストランのウェイトレスとして働き、老いていく自分の姿を見つめている。

 登場人物の中で、もっとも落ち着いていて確信的な行動を重ねているのは、ジニーの息子、小学生のリッキーだ。学校へ行かず、映画館に入り浸るか、所かまわず焚火をしている。時に、危険な放火騒ぎも起こす。
 おとなたちの困惑気な日常からひとり離れ、くさくさする気持ちを燃やしている。
 いつか、母親を誘って焚火をし、燃え盛る炎を一緒にじっと眺めるときが来ればいいのにと思った。