絵文字の国のジーン

えもじのくにのじーん|THE EMOJI MOVIE|THE EMOJI MOVIE

絵文字の国のジーン

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レビューの数

5

平均評点

52.9(26人)

観たひと

44

観たいひと

2

(C) 2017 Sony Pictures Animation Inc. All Rights Reserved. “emoji”TM is a trademark of emoji company GmbH used under license.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / コメディ / 冒険 / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2017
公開年月日 2018/2/17
上映時間 86分
製作会社
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演(声)T・J・ミラー Gene
ジェームズ・コーデン Hi-5
アンナ・ファリス Jailbreak
マーヤ・ルドルフ Smiler
スティーブン・ライト Mel Meh
ジェニファー・クーリッジ Mary Meh
パトリック・スチュワート Poop
ショーン・ヘイズ 'Devil' Steven
ジェイク・T・オースティン Alex
櫻井孝宏 ジーン
杉田智和 ハイタッチ
清水はる香 ジェイル・ブレイク
愛河里花子 スマイラー
中田譲治 メル
れいみ メアリー
子安武人 うんちパパ
三木眞一郎 悪魔/ロケット
遊佐浩二 青かばん/メガネ顔
岩城泰司 アレックス

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

日本発祥の“絵文字”をモチーフに製作された3DCGアニメーション。ある男の子のスマートフォンの中で、自分の役割である不機嫌顔の“ふーん”な表情ができない落ちこぼれのジーン。そんな不具合を修正して本当の自分になるため、彼は仲間たちと冒険の旅に出る。声の出演は「デッドプール」のT・J・ミラー、「イントゥ・ザ・ウッズ」のジェームズ・コーデン、「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」のアンナ・ファリス。日本語吹替版には「GODZILLA 怪獣惑星」の櫻井孝宏、杉田智和、「かいけつゾロリ」シリーズの愛河里花子、「たまゆら」シリーズの中田譲治、「ポケットモンスター」シリーズの三木眞一郎が参加。監督は『リロ&スティッチ2』のトニー・レオンディス。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

ある男の子のスマートフォンの中で、絵文字たちが賑やかに暮らす町“テキストポリス”。「ふーん」顔の役割がある絵文字のジーン(声:T・J・ミラー)は、とても表情が豊かなので、いつも両親を心配させていた。そんなある日、いよいよジーンに初仕事の日がやってくる。ところが決まった役割とは全然違うヘンテコな顔をしてしまい大失敗。それを知った仲間の絵文字たちも大混乱となってしまう。自分の“不具合”が原因と分かったジーンは、それを直すため、仲間のハイタッチ(声:ジェームズ・コーデン)、ハッカーのジェイル・ブレイク(声:アンナ・ファリス)と共に冒険の旅に出る……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年4月上旬号

戯画日誌:第75回 もっと一般的かつ広域的にアニメ映画を語り合える土壌を!

2018年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

UPCOMING 新作紹介:「絵文字の国のジーン」

2023/05/13

2023/05/13

60点

テレビ/有料放送/WOWOW 
吹替


絵文字かぁ・・

いやぁ~、何だったんだろう。絵文字をテーマにした点はチャレンジ精神があって良いとは思うが、やっぱりこけちゃったのね。私自身も絵文字にはまったく興味が湧かないし、この作品を鑑賞してもあまりその良さが分からなかった。

2020/08/15

2020/08/18

54点

テレビ/有料放送/WOWOW 
吹替


「絵文字」であることの意義はどこに

ネタバレ

スパイダーマン映画史上最高と言われ、CGアニメーションの新しい映像表現を開拓したと絶賛された『スパイダーバース』のソニー・ピクチャーズ・アニメーション制作作品です。
「カラオケ」と同様、世界に広まった日本発祥文化「絵文字」=「emoji」をテーマにした3DCGアニメ映画が製作されるというニュースを知った時には、シュールなアイディアに興味をそそられました。監督はディズニー・アニメで一番大好きな『リロ&スティッチ』の続編である『リロ&スティッチ 2』を監督したトニー・レオンディス。
前作には遠く及ばないものの3作目の『リロイ&スティッチ』よりはマシだったな、位の印象しかないので果たしてどんな作品に仕上げるのか全く未知数だったんですけど…。
なんだかアメリカ本国ではあまり評判が良くなかったというのはうっすらと聞こえてはいました。でも一般には失敗作と評されているブルース・ウィリスの『ハドソン・ホーク』とか、シルベスター・スタローンの『オスカー』とか結構好きなんですよ。だから評判は悪くてもやっぱり自分でちゃんと観てみないと分からない、というのがあるんです。
で、観てみましたらアラ不思議。自分がジーンよろしく “ふーん” になってしまいました。
観終わった後に調べてみましたらアメリカで評判が良くなかったどころか5,000万ドルのビッグバジェットに対し全米興収860万ドルの凄まじい大コケ!最低作品賞・最低監督賞・最低脚本賞・最低スクリーンコンボ賞のラズベリー賞4冠!日本では辛うじてユナイテッド・シネマでの限定公開があったものの1ヶ月後にブルーレイ・DVD発売のほぼDVDスルー!
想像以上に酷い結果になっていましたとさ。

そうは言っても全世界興収では2億1,800万ドルを稼ぎ出してはいる本作。怒りを感じるほどの大失敗作かというとそこまでではありません。
スマホの中だけあって現実のアプリが沢山登場しますし、それらをジーン、ハイタッチ、ジェイルブレイク達が一つの世界として通っていくのはなかなか楽しめます。「Spotify」で音の波形を正に波として移動手段に使ったり、「Dropbox」がスマホの外に出るための出入り口となっているとか、アプリの特性をうまく活かしたアイディアでした。「You Tube」では何とピコ太郎の動画が流れていましたけど、これって日本版独自のもので国ごとに差し替えられてるってことはないんでしょうか?もしこれが共通であるなら本当に世界的に大ブームだったんだなぁということが伺えます。「絵文字」同様、日本発祥という共通点のおかげでしょうかね。
アプリ一つ一つがいわば様々な冒険の舞台となっていましたし、ジーンが色んな顔をできるのがファイアーウォールを騙すために必要なスキルだというのもうまいことハマっていたんではないでしょうか。
今、スマホは人類にとってなくてはならないガジェットと言って過言ではないわけで、スマホの中の世界が舞台となるの作品が出てくるのは当然といえば当然。むしろ実際のアプリを登場させるために権利問題をクリアするのが大変だったんじゃないかなーと。『レディ・プレイヤー1』然り。だから色んなアプリが出てきて、そこを巡って冒険を繰り広げること自体はとっても楽しいんです。
ただねー、どうもこのスマホ内、アプリを渡り歩いて冒険というプロットが『シュガー・ラッシュ』とかと類似していて既視感が拭えません。『インサイド・ヘッド』なんかも思い起こしたり。プロットが似てしまうのは別にいいんだけど、そこに本作ならではの観せ方、魅せ方が感じられないんですよね。

楽しいけどもなんか観たことある感じになってるのと、どうにも後に何も残らない感じ。その原因は結局ジーン達 “Emoji” のキャラクター性の弱さ、「絵文字」を擬人化したキャラ設定の安直さにあるんじゃないでしょうか。
やっぱり観始めてすぐ「んん?」と思ったのは「絵文字」がそのまんまただキャラクター化されてること。これ「絵文字」であることに意味あるのかな?と疑問に感じてしまいます。「絵文字」であることの意義やしばりが緩い状態でのキャラクター化なので、『シュガー・ラッシュ』のようにゲーム・キャラクターに置き換えても成り立っちゃいますよね。「絵文字」だからこそを突き詰めてキャラクター化してないから、当然ストーリーも「絵文字」ならではの展開にはなりません。
なので“ありのままの自分” “自分らしさ” が大事なんだ、自分のコンプレックスと思っていたことが実は個性なんだ、というメッセージも結果的に響きにくいというかちょっと白々しい感じがしちゃうのです。
アレックスがアディーにたった一つの「絵文字」を送るだけで思いが通じちゃうのもなんだか嘘くさいし、そもそも全部の表情ができる「絵文字」って、単に「アニ文字」なんじゃ…。
父親のメルが元々他の表情ができるとか、メルとメアリー夫婦の仲違いも全く必要ないエピソードどころか、むしろ余計だったのでは。
ストーリーの組み立ても雑なところがあるのも否めませんが、やはり「絵文字」をテーマにするというアイディアを安直な形のままにして突き詰めなかったところに全ての原因があると思います。

2018/08/08

2018/08/08

5点

テレビ/有料放送/WOWOW 
吹替


(録画視聴)(吹替版)

絵文字なんか全く必要としていないので、興味が全くないネタ。絵文字がスマホの中を大冒険て話。ウィルスやスパムまで擬人化。で、スマホの中身が暴走って悪夢じゃないか?

2018/03/25

2018/03/25

50点

選択しない 

ラジー賞とったけど最低ってほどの映画ではなかったけど最高ってほどの面白さはなかった…。でも発想は良かった。いつも見ているスマホの視点を変えて、スマホの中の世界を舞台にするというのは面白かった。

うんちパパ主要レベルの大きさでポスター載ってるけど全然出てこない。

2018/02/24

2018/02/24

70点

映画館/滋賀県/ユナイテッド・シネマ大津 
吹替


無理があったと思ったのだが…

ネタバレ

絵文字を映画化?。製作ニュースを聞いたときは企画倒れになるのでは、と思っていたが、無事完成した上で各国で大ヒットなんだとか(発祥の地・日本では限定公開)。 

やはりこのキャラクターでの映像化には無理があったと思って見始めたが、伝説のハッカー(ちょうど昨日見た「操作された都市」のように強面のおっさんと思って会ったらお嬢さんという設定)と友人と共に、ウィルス駆除ソフトの目をくぐり抜けての冒険ストーリーと、実在のアプリ(スマホはあんまり使いこなしていないので推測で言ってる)も多く登場する展開で楽しませてくれる。

フランスで撮影した家族写真の裏側に世界が広がっているシーンなど、絵文字家族の話でもちょっとホロリとさせられた。