映像も綺麗だし、偏見や差別をテーマにしているが終始明るい雰囲気で良い。重たくならない。
歌も素敵。
だけど内容が薄っぺらく感じた。
特徴を持った登場人物たちがスカウトされて、賛否両論あるなか劇場を運営して、その劇場が壊れて、でも再建していく。
美人で華やかな成功しているかに見える女にも寂しさはあって…
みたいな、内容がありきたりで
ダンスや歌だけで誤魔化している感じがした。
実際もっと紆余曲折があったと思うし、特徴ある登場人物たちの誰か1人の生い立ちや心情をもっと深く描写してあればさらに没頭できたと思う。
個人的には序盤の、夜シーツがたくさん干してある屋上で娘たちにプレゼントをあげるシーンが綺麗で好きだった。