『ロッキー・ホラー・ショー』に対するリスペクトや愛着を感じる作品
あの有名なロック・ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』を現代テイストを交えながら、なおかつオリジナルの雰囲気を大切にしながら、リメイクした作品だった。
オリジナル映画『ロッキー・ホラー・ショー』は、自分の学生時代から映画館で何度も観た作品で、特に渋谷の映画館レイトショーでは新聞紙をかぶったり、お米をまいたり、と観客が映画と一体になる雰囲気が凄かった。
この作品も、一部でそうした映画館の観客風景も描きながら、上手く考えて作られていた。
音楽もサントラ盤をLPレコードの頃から聴いた好きな曲ばかりで、オリジナル曲を活かしながら若干のアレンジを加えてグッドであった。
『ロッキー・ホラー・ショー』に対するリスペクトや愛着を感じる作品だった。