ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

ふぁうんだーはんばーがーていこくのひみつ|THE FOUNDER|THE FOUNDER

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

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レビューの数

104

平均評点

74.6(691人)

観たひと

960

観たいひと

77

(C)2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 伝記 / 歴史劇 / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2016
公開年月日 2017/7/29
上映時間 115分
製作会社
配給 KADOKAWA(提供:KADOKAWA=テレビ東京=BSジャパン=テレビ大阪)
レイティング 一般映画
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

世界規模のファーストフードチェーン“マクドナルド”の創業者レイ・クロックをマイケル・キートンが演じ、巨大企業誕生の裏側に迫る人間ドラマ。1954年。レイは、マクドナルド兄弟が経営する店の革新的システムに勝機を見出し、フランチャイズ化を画策する。共演は「Dear ダニー 君へのうた」のニック・オファーマン、「ted2」のジョン・キャロル・リンチ、「わたしに会うまでの1600キロ」のローラ・ダーン、「死霊館 エンフィールド事件」のパトリック・ウィルソン、「ウォルト・ディズニーの約束」のB・J・ノヴァク、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」のリンダ・カーデリーニ。脚本を「レスラー」のロバート・シーゲルが担当。監督は「ウォルト・ディズニーの約束」のジョン・リー・ハンコック。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

1954年、アメリカ。52歳のレイ・クロック(マイケル・キートン)は、シェイクミキサーのセールスマンとして中西部を回っていた。そんなある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。どんな店なのか興味を抱き向かうと、そこにはマック(ジョン・キャロル・リンチ)とディック(ニック・オファーマン)の兄弟が経営するハンバーガー店“マクドナルド”があった。合理的な流れ作業の“スピード・サービス・システム”や、コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得、契約を交わすのだった。フランチャイズ化は次々に成功していくが、利益を追求するレイと兄弟との関係は急速に悪化。やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るため、兄弟との全面対決へと突き進んでいく……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2017年8月下旬号

REVIEW 日本映画&外国映画:「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」

2017年8月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」

2022/03/05

2024/04/09

70点

選択しない 

「結局、世の中、金」「地獄の沙汰も金次第」ってことでいいのか?

実話を基にした映画。
1954年、シェイクミキサーのセールスマン、レイ・クロック(マイケル・キートン)に8台もの注文が飛び込む。注文先はマックとディックのマクドナルド兄弟が経営するカリフォルニア州南部にあるバーガーショップ「マクドナルド」だった。合理的なサービス、コスト削減、高品質という、店のコンセプトに勝機を見出したクロックは兄弟を説得し、「マクドナルド」のフランチャイズ化を展開する。しかし、利益を追求するクロックと兄弟の関係は次第に悪化し、クロックと兄弟は全面対決へと発展してしまう。

物心ついたときから身近にあるマクドナルドのハンバーガー。
否、身近すぎるがゆえに見えていなかったのか。
資本主義のひずみを、これほど端的に、分かりやすく示す例は稀でしょう。
元々のバーガーショップ「マクドナルド」を開業したのはマクドナルド兄弟でしたが、職人気質というか、金儲けそっちのけのところにつけこまれた結果、経営権自体をクロックに奪われてしまう。マクドナルドのファウンダー(創業者)は、クロックなのか?
愚直に努力を続けた兄弟が報われないことに虚しさを感じつつ、ファストフードで腹を満たす自分にそれが疑問として跳ね返る。

2022/11/20

2022/11/20

80点

VOD/NETFLIX 
字幕


語り口が的確

ネタバレ

これだとまぁ真の創始者からマクドナルドを奪う歴史で、よくまぁ映画化できたものだと思う。世界的な企業にするというのはこういうことなんだろう。語り口が的確で珍しく退屈しないで見られる。

2022/10/15

2022/10/16

70点

レンタル 


知られざる一面を見せてくれる

マクドナルドの"実質的創業者"と言われるレイ・クロックについて描いた伝記映画。

マクドナルドのハンバーガーを食べたことはあっても、どういう成り立ちの会社なのかということは意外なほど知られておらず(カーネル・サンダースのKFCやスティーブ・ジョブズのAppleと違うところだ)、とても勉強になった。映画のタイトルからしてそうだが、基本的にレイ・クロックを商業主義・拝金主義の悪人のように描いている。おそらく実際はここまで冷酷ではなく、ビジネスや慈善事業などの部分で素晴らしい面もあったと思うが、ドラマティックでとても面白い作品である。基本的に実話ベースであるから、誇張はあっても説得力はそれなりにある。ただ、カメラワークなどで不自然な箇所がいくつかあったのは気になった。

マイケル・キートンの演技は上手いが、その辺の普通のオジサンのようなイメージが強いので、もう少しカリスマ性や際立った個性を感じさせたほうがよかった。

2022/04/24

2022/04/26

90点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/PC 


生みの親より育ての親

真の創業者であるマクドナルド兄弟は可哀相だが、兄弟の手にあったままだったら、今のマクドナルドは無いのだろう。

2021/06/09

2021/06/11

70点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/PC 


見終わって何だか悲しくなってしまった。
成功って何だろう?もうマック食べたくない気分。この手の野心家は理解不能だ。

ただウィキなど見ると、マクドナルド兄弟はレイとの取引に納得していたという話もあり、レイ・クロックを意図的にやや悪く描いている部分もあるのかな。

それにしても、『フォードvsフェラーリ』を見た後も「フォードってクソだな!」みたいな印象だったけど、悪印象を持ちかねない描き方を容認する大企業も凄いですよね。

2021/06/07

2021/06/08

72点

選択しない 


真実なんだろうけどやるせない、、

ネタバレ

マクドナルドがどのようにして世界的なものになっていったのかを知る術にはなったけれど、やっぱり主人公のキャラクターが好きになれなかったり、主人公の手腕が秀でたものだったというよりは周りに恵まれてのし上がった感じがしたのがちょっとなぁ。映画で取り上げるほどの器の人ではなかったんではないかと思うけど、コレが真実だから仕方ないか。。なんか観終わった後にやるせない気持ち。