辻仁成原作、脚本、監督作品。
役者も松岡充さん、安倍なつみさん、SUGIZOさんと、ミュージャン会合といった顔合わせでした。
そしてテーマは東京の音と、行きついたのはまさにECHOESでした。
残念ながらストーリーに見所はない。
特に結末がないのはいただけない。
その他、説明不足も多々ありで、?が消えずに終わってしまいました。
どちらかというと、ストーリーより映像や音が重視なのでしょうか。
騒音測定のシーンや、都会の雑踏、東京の空が印象的です。
また、同じ音量でも音の種類によっては、心地よく聴こえたり、ノイズになったりする。
しかし、本当に聞かなければいけないのは君の声。
この声は届いているのか。
そんなものを感じました。
ただ、これだけで97分を引っ張るのには無理がありました。