一人だけ冬眠から目覚めてしまった宇宙船のジム(クリス・プラット)を巡るサスペンススリラー。
この映画は、ネタバレになるけれど、ジムが、オーロラ(ジェニファー・ローレンス)を、故意に目覚めさせてしまう。故意であることが、いつバレるか、その為、二人はどうなるか、というのが、観ていてハラハラするけれど、それが肝だった。
オーロラが言うように、これは、殺人に値するかもしれないし、彼女の人生を奪った、ということ。
残念なことに、後半の宇宙船を救うために二人が協力するという、テーマとはかけ離れたエンタメになってしまったことが、面白くなくなった要因だろう。