馬上の男

ばじょうのおとこ|MAN IN THE SADDLE|MAN IN THE SADDLE

馬上の男

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レビューの数

7

平均評点

56.3(22人)

観たひと

36

観たいひと

0

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 西部劇
製作国 アメリカ
製作年 1951
公開年月日 未公開
上映時間 87分
製作会社
配給
レイティング
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ランドルフ・スコット主演に迎え、「赤い砦」のアンドレ・ド・トス監督がメガホンを取った西部劇。

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2018/12/14

2020/07/25

60点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


カントリーの歌手がいいノドを聞かせる。

原作があるのが意外なくらい。西部劇全盛時代には映画だけでなく小説も量産
されていたのだろう。善悪がはっきりした西部劇で、悪いチームは金にあかして
牧場を買い占め、不良ガンマンを用心棒として町を牛耳る。
良いチームは主人公のオーウェンは、血気にはやるカウボーイたちをなだめ
ながら大人の対応。しかし放浪癖があるようで、恋人はほったらかし。
その恋人ローリーはなんと悪いチームのボスの牧場主アイシャムと結婚。
しかしアイシャムはいまだに妻がオーウェンを慕っていると焦慮している。
オーウェンには彼を慕う女性牧場主ナンもいる。
定番の牛の大暴走やガンファイトも派手に行われる。オーウェンが二人の美女と
どちらと結ばれるか、というドラマも用意されている。
悪いチームと良いチームに分けたが、本当のワルは生き残った者の中から
正体を表わす形となった。

2019/09/10

2019/09/10

55点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


日本未公開

なるほど、西部劇もヒットしないと思われた作品は日本で未公開なんだ。ストーリー、役者を見れば何となく納得する。

2019/09/10

2019/09/10

20点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


撃ち合い西部劇

 主人公の牧場主の恋人を奪った隣の大牧場主の男が、主人公の牧場も銃で脅して奪おうとしたので、反撃に出る。
 野心のためには手段を選ばない純粋な悪役であるせいで、話し合う余地もなく早々に撃ち合いが始まり、お互いのカウボーイたちが殺される。
 ほぼ全編に渡ってそんな展開が続く作品なので、展開のメリハリもストーリーの深みも感じられない。
 アクションが良ければ見ごたえがあったかもしれないが、それも物足りない。

 せっかくのテクニカラー作品なのに、夜のシーンが多くて西部の風景なども活かされていない。

2019/07/26

2019/07/26

65点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 


女と牧場

恋よりも安定を取る女と牧場の拡大に地道をあげる男。そして女の元恋人が隣の牧場主から受ける嫌がらせ。
日本のやくざの世界とおんなじ。それほど感銘を受ける映画でもない。

2019/03/22

2019/03/22

25点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


面白みの少ない西部劇

ランドルフ・スコットって西部劇を中心に活躍したんですね。知らなかった。全然、男臭くないのによく西部劇ばかり続けられましたね。IMDbで数えてみたらクレジットされてる出演作、1930年代から1960年代までざっと100作中65作が西部劇である。すごい!
そのうち私が見た西部劇は今作と引退作になったサム・ペキンパーの《昼下がりの決闘》のみ!むしろ30年代のアステアミュージカル《ロバータ》の木偶の坊ぶりが印象的。もっと注意して彼の西部劇、見ていきたい。
ただ今作はどうにも締まらない。
恋人の結婚式から映画は始まるのだが、映画以前の話を登場人物の会話から想像していかねばならない。
映画が始まる以前にランドルフ・スコットの恋人だった女が大金持ちの悪徳農場主と結婚する。土地問題とこの女をめぐる三角関係がメインなのだが、面白くならないのだ。
ラスト、悪徳農場主が撃たれて死ぬ間際、妻はスコットでなくこの夫を愛していたと悟る。チャンチャン!

2018/10/28

2018/11/01

60点

選択しない 


西部の男と女

ネタバレ

 その昔、テレビの昼間の洋画劇場などで毎日のように西部劇が放映されていた時期があったが、その頃よく目にした名前がこのランドルフ・スコット。量産された低予算ウェスタンの常連として有名な人だとは後に知った。
 恋人ローリーをライバルの牧場主アイシャムに取られたカウボーイ、オーウェンを演じるのがスコット。当時すでに50を越えているが若く鉄火な女に未練を残す男を演じている。落ち着いた佇まいで挑発してくるライバルのお雇いガンマンを軽くいなす。もうその存在が西部に自然に溶け込む男。
 アクションシーンも意外に派手なところも驚き。渓谷の急傾斜をもつれ合いながら落ちていくシーンなど体を張っている(これはスタントだろうけど)。
 ライバル牧場主の嫉妬がらみの嫌がらせで、仲間を殺されたオーウェンの銃が終盤になって火を噴くというカタルシス。でもローリーの本心がゆらいでいて、最後に撃たれたアイシャムを抱きしめるシーンに、え?何で?とはぐらかされた気分になる。
 一方オーウェンはカウガールの陽気な娘ナンと結ばれることになる、というあっけらかんとした終わり、古き良き時代のウェスタン。