メリー・ポピンズ・リターンズ

めりーぽぴんずりたーんず|MARY POPPINS RETURNS|MARY POPPINS RETURNS

メリー・ポピンズ・リターンズ

amazon
レビューの数

96

平均評点

73.4(637人)

観たひと

974

観たいひと

86

(C)2019 Disney. All Rights Reserved.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ミュージカル / ファンタジー / ファミリー
製作国 アメリカ
製作年 2018
公開年月日 2019/2/1
上映時間 131分
製作会社
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
レイティング 一般映画
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

P.L.トラヴァースの児童文学を原作にしたミュージカル・ファンタジー「メリー・ポピンズ」の20年後を描く続編。大恐慌時代のロンドン。妻を亡くし悲しみに暮れるマイケル一家のもとに、以前と変わらぬ姿の魔法使いメリー・ポピンズが舞い降りてくる。監督は、舞台演出家・振付師として活躍する一方、「イントゥ・ザ・ウッズ」「シカゴ」などでメガホンを取ったロブ・マーシャル。子供たちを厳しくも優しく包み込むメリー・ポピンズを「クワイエット・プレイス」のエミリー・ブラントが演じる。また、1964年の「メリー・ポピンズ」でバート役を演じたディック・ヴァン・ダイクがカメオ出演。「ヘアスプレー」(2007)のマーク・シェイマンとスコット・ウィットマンが新曲を含む音楽を担当する。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

大恐慌のただ中にあるロンドン。バンクス家の長男マイケル(ベン・ウィショー)は今では父や祖父が勤めたフィデリティ銀行で臨時の仕事に就き、家庭を持っている。しかしロンドンは大暴落のあおりを受け、余裕を失っていた。妻を亡くし悲しみに暮れるマイケル一家に、追い打ちをかけるように融資の返済期限が切れ、家を失いかねない状況に。そんな折、かつてバンクス家に来た魔法使いのメリー・ポピンズ(エミリー・ブラント)が、20年前と変わらぬ姿で空から舞い降りてくる。バスタブの底を抜けて海底探検に向かったり、絵画の世界に飛び込み華麗なミュージカル・ショーを繰り広げたりと、一風変わった方法でバンクス家の子供たちのしつけをするメリー・ポピンズ。彼女の魔法は日常をカラフルに変えていく。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2019年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

REVIEW 日本映画&外国映画:「メリー・ポピンズ リターンズ」

2019年2月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「メリー・ポピンズ リターンズ」

2018年12月上旬号

映画評論家に聞く 本当におススメの2019年正月映画:「蜘蛛の巣を払う女」「バハールの涙」「メリー・ポピンズ リターンズ」

2023/02/25

2023/02/25

50点

レンタル 


演出がクドすぎる

1964年公開の「メリー・ポピンズ」の続編で、エミリー・ブラント主演によるミュージカル映画。

映像の美しさ、演出の面白さはディズニーらしさを十分に感じられて楽しい。特に前半のバスタブの海で泳ぐシーンは心地いい。エンターテインメント・ショーを観ているような映画だった。その分、物語性は薄く、メリー・ポピンズが何者なのかも全く説明されない。ラストも一体どれが一番語りたいことなのかよく分からず、散漫に思えた。中盤以降は同じキャラクターが何回も同じように歌って踊るので緩急がなく、うるさい感じのキャラクターがはしゃぎ回って落ち着かないように感じた。

雰囲気はよく、エミリー・ブラントも好演しているけれど、ミュージカル映画を多く撮っているロブ・マーシャル監督の悪い要素が全部詰まっているように感じられてもったいなかった。うまく作れば、ディズニーの「ファンタジア」のような映画になれたんじゃないかな。

2022/06/04

2022/06/05

70点

選択しない 


メリー・ポピンズは子供や孫と見た思い出の映画ですが、大人だけで見ても十分楽しめる名作でした。54年ぶりの新作に大いに期待しましたが、子供をターゲットにしたようで、私には少し退屈で長く感じました。子供と一緒に観れば楽しかったかもしれません。

2022/01/18

2022/01/18

78点

レンタル/東京都/TSUTAYA 


これからもバンクス家のピンチに駆けつけて!

ネタバレ

子どもの頃に夢中になった本は、大人になっても忘れない。私の場合は『エルマーのぼうけん』と『風にのってきたメアリー・ポピンズ』。メアリー・ポピンズに登場する星のパンを食べてみたくてしょうがなかった。メアリー・ポピンズは子供の憧れだ、もちろん大人も。

本作は、ジュリー・アンドリュースの代表作のひとつ『メリー・ポピンズ』から25年後、バンクス家の子供ジェーンとマイケルが大人になった世界恐慌時代が舞台。バンクス家の危機に再びメリー・ポピンズが現れ、彼らを救う物語だ。当然のことながら前作とは全く異なる作品なので、比較することはできないのだが、敢えて1つ大きく異なる点を挙げるとするなら、前作はジュリー・アンドリュースという大スターの映画であるのに対し、本作は登場人物のアンサンブルが活きていることだと思う。

ジュリー・アンドリュースは、ブロードウェーミュージカルのトップスターだ。当時ロングラン上演されていた『マイ・フェア・レディ』のイライザ役が当たり役となっており、映画化される際、彼女がイライザを演じる予定になっていたが、最終的にオードリー・ヘップバーンが抜擢され、彼女は悔しい思いをした。しかしヴォイストレーニングをしてイライザ役に挑んだヘップバーンは、結局ほとんどの楽曲を吹き替えられて、こちらも悔しい思いをした。アンドリュースの方はというと、同年に公開された『メリー・ポピンズ』で見事オスカーを手にし、軍配はアンドリュースに上がった形だ。このように大スター、アンドリュースの抜群の歌唱が前作『メリー・ポピンズ』の最大の見どころなのは間違いない。もちろん他の登場人物にもそれぞれ歌やダンスの持ち場があり、特に煙突掃除人のバート(ディック・ヴァン・ダイク 本作にカメオ出演!)のパフォーマンスも圧巻だが、気づけばやはりアンドリュースの歌が強く印象に残っている。

本作のエミリー・ブラントの歌やダンスもステキだが、アンドリュースのような突出したインパクトはない。むしろメリル・ストリープに持っていかれた感もある(笑)。それでもバンクス家の子供たち、借金で家をとられそうになって悩むパパ(疑り深くて小生意気だったマイケルが、ちょっと気弱だけど優しいパパに!)やおばさん(笑い上戸で愛らしいジェーンが、婦人参政権運動をしていた母親のように労働者支援活動家に!)、前作のバートの立ち位置であるガス灯点灯夫のジャックなど、それぞれのキャラが全体的に良いアンサンブルとなっていて楽しい。

前作では画期的だったアニメーションと実写の融合も、特撮技術の上がった現在ではよりスムーズとなり、観客を無理なく夢の世界へ連れて行ってくれる。しかし面白いのは、バンクス家最大のピンチを救うのが、魔法ではなく「自力」という点だ(笑)。バンクスの家が銀行にとられてしまうタイムリミットが迫る中、メリー・ポピンズが「時間を戻す」と言い出すので、魔法で時間軸を戻すのかと思いきや、ビッグベンの時計の針を戻すというオチに心から笑ってしまった。さすがのメリー・ポピンズにもそこまでの強い力はないようだ(笑)。ハロルド・ロイドの『要心無用』よろしく、ジャックが時計台にのぼって針にしがみつく(『バック・トュウ・ザ・フューチャー』を例に挙げないところが、シネフィルのサガよ・・・www)。

さて、本作も前作も原作からは大きくかけ離れた物語になっている。原作ファンからすると「こんなのメリー・ポピンズじゃない!」と怒ってもいいところだが、本作には(前作も)全く怒りを感じなかった。それはきっと、メリー・ポピンズの世界には「なんでもあり」だからだろう。メリー・ポピンズは子供たちに夢をあたえ、つまらない大人に子供の頃の夢を思い出させる。これらの映画を観て大人も子供も楽しむ、それだけでいいのだ。

前作から数十年後を描いた本作を観て、私はもっともっと先の時代まで、メリー・ポピンズに登場してもらいたくなった。バンクス家の子供たちが成長し、その子供たちがまた成長し・・・そうしていつの時代もメリー・ポピンズがバンクス家のピンチを救うために現れてほしい。バンクス一家はいつまでも「さくら通り17番地」に住んでいて、彼女を待っていてもらいたい。たとえ「さくら通り17番地」が現代的なフラットに建て替えられていても・・・。もしメリー・ポピンズがデジタル時代の現在に現れたらどうなるか、想像をたくましくしてみた。子供たちがどんなにスマホやSNSを駆使した生活を送っていても、Googleでは教えてくれないことを、きっとメリー・ポピンズは教えてくれる。どんな時代でも子供たちは夢の世界に対応できる。そして忙しい大人たちも・・・。私にはそう信じられる。ちなみに煙突掃除人やガス灯点灯人に変わる現代の職業は何だろう?さしずめフードデリバリーあたりか?彼らの群舞は、オリンピック競技にもなった自転車のフリースタイルになるかも。きっと素晴らしいアクロバティックなパフォーマンスを見せてくれるだろう。なんだかワクワクしてきた!

2021/05/03

2021/05/03

85点

レンタル/埼玉県/ゲオ/ゲオG.Q和光店/DVD 
字幕


やっぱりいい!

ディズニーの映画は観た後に、元気を貰えるし明るくなれます。

小さい子含めて大人まで幅広く観れる映画でした。
流石ディズニーだなと!

2021/03/17

2021/03/17

70点

VOD/Disney THEATER/レンタル/PC 


個人的にはオリジナルより、こっちのメリー・ポピンズの方がカッコよくて好きです。
映像はもちろん、歌や踊りも安心して楽しめる。54年も経ってるのだから違って当然なんですが…。

でもディック・ヴァン・ダイクが特殊メイク無しで?今度はミスター・ドース・ジュニアを演じてるとか、凄いですよね。
一応オリジナルの『メリー・ポピンズ』を見てから『リターンズ』を見ましたが、おかげでより楽しめたと思います。次は『ウォルト・ディズニーの約束』見たくなりました。

2020/11/03

2020/11/03

80点

VOD/U-NEXT/レンタル/PC 
字幕


夢に溢れたディズニー映画

夢に溢れたディズニー映画で落ち着いて鑑賞することができた。メリーポピンズ一作目を観たことがなかったが観てみたくなった。