わたしは、ダニエル・ブレイク

わたしはだにえるぶれいく|I, DANIEL BLAKE|I, DANIEL BLAKE

わたしは、ダニエル・ブレイク

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レビューの数

169

平均評点

80.6(907人)

観たひと

1172

観たいひと

179

(C)Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016
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基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 社会派 / ヒューマン / ドラマ
製作国 イギリス フランス ベルギー
製作年 2016
公開年月日 2017/3/18
上映時間 100分
製作会社 シックスティーン・フィルムズ=ワイ・ノット・プロダクションズ=ワイルドバンチ=BFI=BBCフィルムズ=レ・フィルム・ドゥ・フルーヴ=フランス2シネマ=カナル・プリュス=フランス・テレビジョン=ル・パクト=シネアート=シネ・プリュス=VOO=Be tv
配給 ロングライド(提供: バップ=ロングライド)
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

場面 ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ケン・ローチ監督が二度目のカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた社会派ドラマ。ダニエルは心臓疾患により医師から仕事を止められるが、複雑な制度に翻弄され支援を受けられない。手助けしたシングルマザーの家族と交流を深め、貧しくとも支え合うが……。一貫して社会問題に目を向けてきたケン・ローチ監督は「ジミー、野を駆ける伝説」を最後に劇映画からの引退を表明していたものの、拡がる格差や貧困を鑑み、引退を撤回し本作を制作した。2017年第91回キネマ旬報ベスト・テン外国映画1位、外国映画監督賞(ケン・ローチ)。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

イングランド北東部にある町ニューカッスルに住む大工のダニエル・ブレイク。59歳の彼は心臓に病が見つかり、医師からは仕事を止められてしまう。しかも複雑な制度に翻弄され、国の援助を受けられない。そんな中、二人の子供を抱えるシングルマザーのケイティを助けるダニエル。それをきっかけに彼女たちと交流し、貧しくとも助け合い絆を深めていくが、厳しい現実を前に次第に追い詰められていく。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2018年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

2017年 第91回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞:外国映画ベスト・テン

2017年 第91回 キネマ旬報ベスト・テン&個人賞:読者選出外国映画ベスト・テン

2017年6月上旬号

読者の映画評:「わたしはダニエル・ブレイク」坂田未希子/「哭声/コクソン」鈴木敬/「人生タクシー」鈴木功一

2017年4月下旬号

読者の映画評:「この世界の片隅に」山内豊/「わたしは、ダニエル・ブレイク」鈴木功一/「虐殺器官」道山千晶

2017年4月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画:「わたしは、ダニエル・ブレイク」

2017年3月下旬映画業界決算特別号

「わたしは、ダニエル・ブレイク」:ケン・ローチ[監督]インタビュー 世界はいま、緊急事態だ

「わたしは、ダニエル・ブレイク」:ケン・ローチが問う「個人の尊厳」と「組織及び国家」との永遠の平行線

UPCOMING 新作紹介:「わたしは、ダニエル・ブレイク」

2020/01/04

2020/01/04

65点

選択しない 


暗いです

ネタバレ

他の方の評価が高かったので期待して見たのだけど。。。
個人的な好みとして、エンターメントとしてもっと明るさが欲しかった。ほんわかと温かいものは感じられるストーリーだけど、どんどん悪くなって良くなる兆しが見えたとこでドーンと落ちて終わり。
せめて、母子三人家族に何か良い事が起こって終わってほしかったなぁ。

2019/12/30

2020/01/04

60点

VOD 


対岸の火事では無い

イギリスの失業に関連する給付受給までの道のりが厳しすぎることだけでなく、その過程で受給者の尊厳を傷つけることを描いた作品。
そもそも、社会保障制度は政府がきちんと準備して然るべきもの。加えて、現役世代に税金を納めていた場合は、その間、
相互扶助の一翼を担っていたということ。本来なら胸張って受け取れてもいい人達が縮こまらないといけない社会は、日本も目の前まで来ている。★✕3

2019/12/30

2019/12/31

93点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


この映画はガチだということは解りました

有名な映画を続けて見ていると、だんだん慣れっこになって、感受性が落ちてきているなと思っていたのですが、その中でこれは凄いと思いました。いろいろな映画で、貧困ということを描こうとしていますが、この表現は普通に驚きです。食糧配給にケイティが子供を連れていって、思わず缶詰(これは、ミートソースだろうか?)を開けて。みんなから介抱されるところは、かなりショッキングな映像です。コメディでなく、ガチですので。

全体がどんよりした感じに支配されている映像が、この映画の内容を際立たせています。また、ヘイリー・スクワイアーズはじめ、出演者の演技も、ごく自然で好感の持てるもの。カット割りも含めて、その演技の効果でドキュメンタリータッチになっており、これが現実だという主張が強く出ていると思いました。羽目を外すのは、壁に落書きする当たりくらいかな…。しかし、この逃げ場のない申請システムは矛盾点も含んで、ちょっとやりすぎですね。

こういった問題に対して、何かできることは無いものかとも考えてもみるのですが、なかなか難しい問題だと思います。ただ、小さな行動が大事かなというくらいです。ヘイリー・スクワイアーズは良かったと思います。見るのは初めてですが、いろいろな役が出来そうで、これからブレイクするといいなと思いました。

2019/12/24

2019/12/24

95点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
字幕


No.2495

もっと我々は怒らなければいけない。

2019/12/18

2019/12/19

80点

選択しない 


静かで優しく切ないお話

ネタバレ

役所に腹が立つ。国の援助を受けるのに繋がらない電話や、意味のない質疑応答、マウスも触ったことが無い人へネットで申請要求。
だから死んじゃうんだよ!ダニエルは心臓病で仕事ができないのに困っている人に手を差し伸べ、常識の無い人を注意し、正直に堂々と生きている。ダニエルの凛々しさがとても印象深い。子供を抱えて補助も受けられずに飢える母親が体を売っていることを知った時の悲しい顔も忘れられない。そして、最後に残した彼の鉛筆書きの履歴書を読み上げる場面では涙が止まりませんでした。

2019/12/17

75点

選択しない 


イギリスの貧困問題

ネタバレ

ポスターからほのぼのとしたファミリー映画かと思っていたら全然違っていたが、なかなかいい映画だった。監督がケン・ローチ。どこかで聞いた名前だと思って調べたら、中学生の頃見た「夜空に星のあるように」(1968年製作)の監督だった。やはりこの映画に出てくる女性ケイティのように、社会の底辺に生きる女性が主人公だった。50年たっても映画製作へのスタンスが変わらないと言うのは立派だ。
役所の対応が規則一点張りで日本と似ているのは、同じ島国だからだろうか?
主人公二人は白人であるが、実際のイギリス社会の底辺にいるのは移民のほうが多いと思う。移民を主人公にしなかったのは、テーマが移民問題にすり替わってしまうのを避けたかったためであろう。
全体的にドキュメンタリータッチの手法は、現実問題として訴えかけるには真に迫った感じで良かったと思う。ただ、主人公の死によって映画を終わらせるのはよくあるパターンで、ちょっと安直すぎて個人的には物足りなかった。ドキュメンタリーではないのだから、何か希望を残すような終わり方はなかったのか?このままだったらケイティはまた娼婦を続けるんじゃない?「ウィンターズ・ボーン」の主人公も同じように社会の底辺に生きている女性だったが、最後は子供達と一緒に前に向かって生きていこうとすると力強さを感じとれた。