ハリウッドがひれ伏した銀行マン

はりうっどがひれふしたぎんこうまん|HOLLYWOOD BANKER|HOLLYWOOD BANKER

ハリウッドがひれ伏した銀行マン

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レビューの数

11

平均評点

68.2(27人)

観たひと

37

観たいひと

21

(C) Don Camp

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドキュメンタリー / 伝記 / その他
製作国 オランダ
製作年 2014
公開年月日 2016/7/16
上映時間 82分
製作会社
配給 アークエンタテインメント=東北新社=STAR CHANNEL MOVIES
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

20世紀後半のハリウッドに変革をもたらした銀行員フランズ・アフマンの真実に迫るドキュメンタリー。ロッテルダムの銀行員だったアフマンは、大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスと知り合い、プリセールスという製作資金調達方法を編み出す。本編にはケヴィン・コスナー、ミッキー・ローク、オリヴァー・ストーン、ポール・バーホーヴェンら錚々たる顔ぶれが証言者として登場。メガホンを取ったのは、フランズ・アフマンの娘ローゼマイン・アフマン。死期の迫ったアフマンが、娘のカメラに向かって思い出を語る姿も収められている。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

オランダ、ロッテルダムの一銀行員に過ぎなかったフランズ・アフマンは、イタリア出身の大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスの知己を得て、映画の完成前に配給権を販売する“プリセールス”というシステムを生み出した。この方法を利用してアフマンは新興映画会社に次々と融資を行い、「ターミネーター」、「プラトーン」、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」といった数々の傑作が誕生する。アフマンのもとに参じたのはデ・ラウレンティスを筆頭に、キャノン・フィルムを率いるイスラエル人のメナハム・ゴーランとヨーラム・グローバス、レバノン出身のカロルコ・ピクチャーズ総帥マリオ・カサールとハンガリー出身のアンドリュー・G・ヴァイナ……。映画会社トップから製作資金集めに奔走するプロデューサー、監督まで、多岐に及んだ。アフマンがカンヌなどの国際映画祭に顔を出すと、面会を希望する映画人が跡を絶たなかったという。“プリセールス”システムによって各国のインディペンデント配給会社もアメリカ映画の大作を手がけることが可能になり、日本でも東宝東和、日本ヘラルド、松竹富士、GAGA などの会社がその恩恵に浴することになった。世界の映画市場に変革をもたらしたシステムを編み出した1人の銀行マン、フランズ・アフマン。その真実が明らかになる。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2016年8月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「ハリウッドがひれ伏した銀行マン」

2016年7月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「ハリウッドがひれ伏した銀行マン」

2024/02/07

2024/02/07

70点

テレビ/有料放送/スターチャンネル 


独立系映画の恩人

娘が描くドキュメンタリー。
オランダの一銀行員に過ぎなかったフランズ・アフマンがイタリアのプロデューサー・ディノ・デ・ラウレンティスと知り合ったことから映画界と関わりを持ち、彼の判断で多くの独立系映画会社が良い作品を世に送り出した。
関係者ヘのインタビューや彼が関わった映画などを紹介すると共に、映画製作の裏側をのぞき見させてくれる。また彼の誠実な人柄が良く描かれている。さすがに娘が作った作品。

2020/07/19

2020/07/19

66点

テレビ/有料放送/ザ・シネマ 
字幕


もしもワールド

ネタバレ

ハリウッドの独立系映画産業の爆走一時代を影で支えた銀行マンの話は、驚きエピソード満載で飽きません。

先日見た『キャノンフィルムズ爆走風雲録』と表裏一体とも言うべき内容。
あのコンビに融資していた張本人の話だからね。

もしも彼がエンターテインメント業界向け融資というビジネスを始めていなければ、現在の映画産業も随分変わった風景になっていたかも知れないキーマン。
あの無茶苦茶だけど最高に面白かった数々の作品は生まれていなかったんだよなぁ。。。

かの時代の名作も駄作も、映画を作るにはお金がかかるけど、その裏側にオランダの銀行マンが、確固たる意思と愛情を持って、魑魅魍魎のプロデューサー業界の輩と遣りあいながら融資したお金で完成された作品達なんだねぇ。
それにしても当時のプロデューサーって人達ときたら全くもう。。。

2017/09/30

2017/10/08

65点

映画館/東京都/キネカ大森 
字幕


映画ファン必見!(その2)

「ハリウッドがひれ伏した」と言うと大げさだが、オランダの銀行員フランズ・アフマンが映画に融資して、アカデミー賞授賞式で名前まで呼ばれたという話。その銀行員の娘が製作したドキュメンタリー。80年代の色々な映画の話が出てくるので面白い。原題は「HOLLYWOOD BANKER」【仕掛け人のドキュメンタリー、映画製作の世界に迫る:併映「プロデューサーズ」/実にいい2本立て】

2017/10/04

2017/10/04

65点

映画館/東京都/キネカ大森 
字幕


銀行員だから出来た?

人間関係の構築の重要性に異論は挟みませんが、
お金の管理が出来てこその名プロデューサー。
本音はそこにあると思います。

2017/08/04

2017/08/10

65点

レンタル 
字幕


ジャングルにお金を持ってきた銀行家の話。

ロッテルダムの銀行員フランズ・アフマンは映画プロデューサーのディノと知り合い、
資金難に悩む独立系の会社に資金を提供するシステムを開発する。映画完成前に
世界中の配給会社に販売するプリセールをいう手法だった。しかも銀行家らしく完成
保証会社というバックまで作る念の入れよう。融資はロッテルダムでの対面が基本、
眼鏡にかなえば融資が実行される。このシステムで900本以上の作品が世に送り
出されたという。「ターミネーター」「プラトーン」「ダンス・ウィズ・ウルブズ」と映画史
に残る作品の生みの親となり、80年代の映画王といったところ。フランズは独立した
プロデューサーにはならず、あくまでも銀行の内部の映画部門に徹したところが人
として凛たるものを感じる。このドキュメンタリーはフランズの娘が製作・監督した作品。
ラストのポール・バーホーヴェンと涙ぐむところに映画愛を感じる。

2017/07/05

2017/07/06

77点

レンタル/愛知県/ゲオ/ゲオ金山駅北口店/DVD 
字幕


驚いた

ネタバレ

僕はね、幼稚園に頃から映画館で育ちました。でもね、思い出すのは、あれは親とか親戚に連れて行ってもらったからなのね。そこには対価が支払われている。当時映画がいくらだったか知らないけど、誰かがお金を払ってくれたことは間違いないよね。

何が言いたいのかと言うと、当たり前のように映画は経済で成り立っている。売れなければ次の映画は作れない。投資があって製作されて、需要があるから次の供給を生み出すという、当たり前のことに気づかされたということなんですね。

そこに当然銀行が介在しているのは容易に想像できるけど、確かにインディーズの映画に投資する映画はない。また、映画はできてもそれを供給網に乗せなければヒットしない。思えば『スター・ウォーズ』も最初はたったの50館だった。でもあれはフォックスがルーカスの才能を見出したからラックが生まれた。しかし、この映画では理解のあるオランダのバンカーが介在していることを知らしめた。本当に驚きました。

数々の名作がバンカーに救われてたとはね。

もう少し映画の経済を学習してみても面白いかもしれない。