シネマ歌舞伎 歌舞伎NEXT 阿弖流為 アテルイ

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シネマ歌舞伎 歌舞伎NEXT 阿弖流為 アテルイ

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レビューの数

12

平均評点

87.5(105人)

観たひと

123

観たいひと

65

(C)Sakiko Nomura

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル その他
製作国 日本
製作年 2016
公開年月日 2016/6/25
上映時間 185分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング 一般映画
カラー カラー
アスペクト比 16:9
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

舞台監督芳谷研 
演出いのうえひでのり
((劇団☆新感線))
アクション監督川原正嗣 
中島かずき 
美術堀尾幸男 
音楽岡崎司 
音響井上哲司 
山本能久 
照明原田保 
衣裳堂本教子 
ヘアメイク宮内宏明 
舞台写真Sakiko Nomura 
立師中村いてう 
振り付け尾上菊之丞 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演市川染五郎 阿弖流為
中村勘九郎 坂上田村麻呂
中村七之助 立烏帽子/鈴鹿
坂東新悟 阿毛斗
大谷廣太郎 飛連通
中村鶴松 翔連通
市村橘太郎 佐渡馬黒縄
澤村宗之助 無碍随鏡
片岡亀蔵 蛮甲
市村萬次郎 御霊御前
坂東彌十郎 藤原稀継

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

高性能カメラで歌舞伎を撮影したシネマ歌舞伎第24弾。劇団☆新感線の舞台『アテルイ』を歌舞伎化し、2015年7月に上演された演目をデジタルで上映。北の民・蝦夷を率いる阿弖流為と、征夷大将軍・坂上田村麻呂は、互いを認め合いながら戦う。今回の歌舞伎化に際し、第47回岸田國士戯曲賞を受賞した2002年版の脚本を中島かずきが書き直し、劇団☆新感線のいのうえひでのりが演出を手がけ、歌舞伎に新風を吹き込んだ。2002年版に引き続き阿弖流為に七代目市川染五郎が扮するほか、坂上田村麻呂を「清須会議」の六代目中村勘九郎が、謎の女を「ラスト サムライ」の二代目中村七之助が演じる。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

大和朝廷は国家統一を目論み、北の民・蝦夷(えみし)に攻め入る。そこへ、一族の神に背いたために追放されていた阿弖流為(あてるい/市川染五郎)が、恋人の立烏帽子(たてえぼし/中村七之助)を連れ、故郷を守るために帰ってくる。阿弖流為はいつしか蝦夷の新しい族長となり、朝廷の軍と戦う。一方、朝廷は坂上田村麻呂(中村勘九郎)を征夷大将軍に任命し、北の地に遣わす。阿弖流為と坂上田村麻呂。互いを認め合う二人の英傑の、宿命の対決がはじまる。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2016年7月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「シネマ歌舞伎 歌舞伎NEXT 阿弖流為 アテルイ」

2017/07/11

2017/07/16

85点

映画館/東京都/東劇 


女形に脅威

立烏帽子と坂上田村麻呂の闘いにまず目を奪われる。女性の立ち回りが舞踊のようで華麗だった。身体を逸らす時、大きく鞭がしなるように反り返り、最後もう一呼吸柳のようにそよぐ。
阿弖流為と坂上田村麻呂の対決では、時折、記憶に残しておきたいような決めポーズで動作がコマ送りになり、そこから一気に猛スピードに変化する。目に見えている実況と当事者の集中した感覚が並行していておもしろい。
右大臣の目の周りを黒くしたり、阿弖流為のおでこに赤い筋を描いたりも目を引いた。御霊御前は女性かと最後まで思っていた。脅威。

2016/12/25

2017/01/16

80点

映画館/東京都/東劇 


良い意味でも悪い意味でも松竹歌舞伎

いのうえ歌舞伎を、保守本流の松竹歌舞伎で実現。
最近の新感線やいのうえ歌舞伎は、やたらと安易に映像に頼って必要以上に映像による説明的な演出が多く、どうにも不満だったのだが、松竹歌舞伎であるためか、本作ではそうした安易な映像手法はほとんど見受けられない。舞台の良さは、観客の想像力に委ねるところにあるのであって、安易な映像手法による演出は好きになれない。また、今の歌舞伎界で最も脂の乗っている市川染五郎や、そのすぐ下の世代として染五郎などを下から突き上げている中村兄弟など、実力のある役者がいのうえひでのりの世界を十分に演じきっているのも良い。
その一方で、本来の新感線のキャスティングなら、もう少し適役を持ってこれたはずと思える役所もいくつかあって、その点は大いなる不満として残る。例えば、片岡亀蔵が演じた蛮甲なんかは、今の新感線がキャスティングすると、堤真一クラスがキャスティングされても不思議じゃない。あるいは阿部サダヲあたりだろうか。はたまた本筋である古田新太か。そうやって考えると、中村七之助の演じた鈴鹿も、松たか子なんかで見てみたい気がする。そもそも、新感線には欠かせない高田聖子、橋本じゅん、粟根まことの3人が出てないのは、何よりも物足りない。
まぁ、贅沢を言えばキリがないのだが……。

なんだかんだと書いたが、舞台作品全体としては非常に満足している。

2016/09/11

95点

映画館/東京都/新宿ピカデリー 


控えめに言って最高

普通の映画じゃなかなかこんなに殺陣を「普通に」映す事は出来ません
あと役者さんの演技も、普通の映画でこんなに技を見せつけるような演じ方したら浮いちゃうと思いますが、シネマ歌舞伎なら気持ちよく神がかった演技や台本読み上げ力を堪能できます
それでいて映画ならではのアップやカメラワークも楽しめるし、
音もどこから観てもいい音響で聴けるのでこのへんは舞台より上!
控えめに言って最高です
あと萬次郎さんのデコルテにドキドキします

2016/07/10

2016/09/05

90点

映画館/東京都/新宿ピカデリー 

七之助さんの美しさといい、役によって違う声色といい素晴らしすぎる。

2016/07/17

2016/07/24

88点

映画館/東京都/東劇 


忽ち 起こるは剣劇の響き・・・・・・

すっげ~!、すっげ~!!、おもしれ~!!!

歌舞伎だからってしかつめらしいところは何も無し、
てか、これは世紀のちゃんばらシネマ(舞台採録だけどね)

時は八世紀末、平安京の時代、日本統一をもくろむ大和朝廷は、北の「まつろわぬ民」蝦夷(えみし)をたいらげんとしていた。

主人公、阿弖流為は蝦夷の戦士であったが、土着の神、荒覇吐(あらはばき)の使いを手にかけて呪いを受け、「神殺し」として放逐される。

記憶をうしなって都をさまよう内、運命の女鈴鹿と、後に征夷大将軍となる、同じく宿業で結ばれた猛き剣士、坂上田村麻呂と出会う・・・・

東山三十六峰、草木も眠る丑三つ時、
あっ、たちまち起こるは剣劇の響き・・・・・・
(いや、時代がちがいますけどねぇ)

ともかく活劇が凄まじい。銀幕にはもはや、これだけの芸を仕切れる殺陣師も、演じられる役者もいるかどうか。ましてやこれはもともと舞台、3時間半に渡る運動量や押して知るべし、日本古典芸能界のポテンシャル恐るべし・・・

さりとて物語が薄いわけではない。自然崇拝・自然神(やおろずの神)が、中央集権的な絶対神に飲み込まれていく歴史絵巻に加え、滅び行く神と人の哀切を織り込みつつ、錯綜する陰謀劇を魅せていく。

そして最後には、それらを有象無象のしがらみを振り捨てて、剣士二人の死闘に準じていくストーリーは・・・

むっちゃ好みやわ~

2016/07/20

2016/07/22

90点

映画館/兵庫県/神戸国際松竹 


ケレン味たっぷりの舞台

劇団☆新感線と歌舞伎が上手く融合してケレン味たっぷりの舞台を映像で堪能した。染五郎のヤサ男ぶりと勘九郎の見得がアップで引き立っていた。