やっと理想の体型とプロデューサーのポジションを手に入れても、恋愛は相変わらずなブリジットが、妙な安定感と安心感がある。一人ぼっちの誕生日を過ごしても、親友ブレンダがロックフェスに連れて行ってくれたり、新しい上司にクビにされそうになったりしても同僚がかばってくれたり相変わらず愛されキャラのブリジットだけど、周りの友達が環境の変化や家庭の都合で夜遊びに付き合ってくれる人が減るなど淋しさや孫の顔を見たい両親と頭痛の種があるのがリアリティある。
今回のコリン・ファースのライバルは、パトリック・デンプシーで、ヒュー・グラントに比べると華がないのが役不足。ブリジットの出産を控えて、父親教室でのコリン・ファースとパトリック・デンプシーのライバル心剥き出しな父親の座争いは、笑える。ブリジットの運命の相手は、だいたい想像通り。女子をアゲアゲにしてくれるアップテンポな曲やロマンチックなラブソングと、サントラも良い。エド・シーランの美味しいゲスト出演も、良い。