スポットライト 世紀のスクープ

すぽっとらいとせいきのすくーぷ|SPOTLIGHT|SPOTLIGHT

スポットライト 世紀のスクープ

amazon
レビューの数

237

平均評点

78.8(1766人)

観たひと

2414

観たいひと

274

(C) 2015 SPOTLIGHT FILM, LLC

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 社会派 / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2015
公開年月日 2016/4/15
上映時間 128分
製作会社
配給 ロングライド(提供 バップ=ロングライド)
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを摘発した実話に基づく人間ドラマ。監督・脚本は、「靴職人と魔法のミシン」のトム・マッカーシー。出演は、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のマイケル・キートン。第88回米アカデミー賞作品賞、脚本賞受賞他、数々の映画賞レースで受賞、ノミネート多数。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

2002年、アメリカの新聞『ボストン・グローブ』の記者たちによって、カトリック教会のスキャンダルが明るみに出る。神父による性的虐待とその事実を看過し続けたカトリック教会の共犯とも言える関係を、『スポットライト』と名のついた一面記事に掲載したのだ。彼らの追跡は、教会で長く隠蔽されてきた衝撃的な歴史を暴き、社会で最も権力をふるう人物たちを失脚に追い込むことになる、記者生命を懸けた闘いだった……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2017年2月下旬号 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

2016年 第90回 キネマ旬報ベスト・テン:外国映画ベスト・テン

2016年 第90回 キネマ旬報ベスト・テン:読者選出外国映画ベスト・テン

2016年6月下旬号

読者の映画評:「スポットライト 世紀のスクープ」関純也/「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」/「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」小島弘之

2016年5月下旬号

読む、映画:「スポットライト 世紀のスクープ」

2016年5月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「スポットライト 世紀のスクープ」

2016年4月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「スポットライト 世紀のスクープ」

「スポットライト 世紀のスクープ」:座談会 石飛徳樹×勝田友巳×恩田泰子 新聞記者が見た「スポットライト」

「スポットライト 世紀のスクープ」:作品評 罪の意識を感じながら

2023/10/14

2023/10/16

85点

テレビ/有料放送/WOWOW 
字幕


まさに今見るべき傑作

本作、公開時に劇場で観て以来なのて7、8年ぶりの再見。ジャニーズ問題が世の中を騒がしている今見ると、問題のなまなましさ、感じ方がまるっきり変わる。少年への性加害がいかにその後の人生を破壊するのか。回りのリアクションがいかに更なる傷をもたらすのか。
この作品をジャニー喜多川やその被害者が見たとしたらどんな思いで見たろうか。多数の神父による被害者は全米で1000人規模で、、とのエンドクレジット、ジャニー喜多川が一人でその規模の加害を犯してきたという事実に戦慄した。見たことのある人も、是非改めて再見してほしい。

2023/09/24

2023/09/24

67点

テレビ/有料放送/WOWOW 


性的虐待

ジャニーズの性的虐待ってのは
オーラルセックスなのか

2023/09/15

2023/09/17

100点

テレビ/有料放送 


世間を騒がす既にこの世に居ない人非人

ボストン グローブ紙のコラム『スポットライト』のロビー(抑えた演技で渋すぎるマイケル・キートン)が鳴り止まない電話の受話器を持ち上げ「スポットライトです」の台詞を合図に暗転 静かに浮かび上がる白い文字で流れるプロットに驚愕する

〜2002年 スポットライトは600本近い虐待の記事を掲載
249人の神父が性的虐待で逮捕された
被害者の数は1000人以上にのぼる

2002年12月ロウ枢機卿はボストン大司教を辞任 ローマにあるカトリック最高位の教会に転属した
この記事の後虐待が判明した主な都市は


スクリーンに
数えきれないほど都市の名前の羅列

グローブ紙のスポットライトの記者たちがはじめに暴いた信者の幼い子供を虐待して告発された神父はボストン市内では
8名?)しかも神父の好みではなく姑息にも家庭環境を調べた上でその子供の父親が不在または離婚後シングルマザーとして育っている家庭や貧困の家庭などを意図的に狙うという
(胸糞悪くなる)つまりターゲットにした後実行に移しても明るみに出た後 少ない示談金で済むような計算の元選んでいる 男の子でも女の子でも子供なら神父はどっちでも良いのだ
(更に胸糞悪い)

その後心理療法専門家(声だけの出演のリチャード・ジェンキンス)の統計学上で推定される性的虐待を犯した神父は90名と言及 
その後記者たちの気の遠くなるような調査の末、発覚した数は87名にのぼる

しかし、今世間を騒がしている
すでにこの世にいない
小児愛者はたった一人で1000名の可哀想な被害者を産んでいるという

『スポットライト』では新しく赴任して来た編集局長の鶴の一声で調査が始まったが 何十年も前に本にしたためた鬼籍に入っている北公次さんや
声を上げた数人の勇気ある人たちがいなければカウアンさんの声を掬い上げる事は出来なかったかもしれない
どんなに喉を枯らして叫んでも
風化されてしまった言葉たちは
今やっと人々の耳に届き始めたのだ。

2023/05/10

2023/05/10

-点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/スマホ 


不意な2回目

まさかの2回目、支局長はどっかで見たような記憶あったけど同じ作品だったとは…途中まで全然気がつかなかったよぅ

再視聴とはいえ、昨今の日本のJグループの総裁で実際被害に遭った人からの告発があった分、日本でもリアリティがあり本当に辛い。記事にすることによる葛藤、地域に馴染んだ信仰だけに心穏やかではいられない心情がぐぐっときた。
ほんと、隠蔽はクソだよ。結局、弱い子供達が餌食になるのほんとにエグい。

2022/12/30

2022/12/30

88点

選択しない 


涙が止まらなかった

ネタバレ

何年も前からウォッチリストに入れていて
数年越しで見なくちゃいけないと思ったら
prime見放題から外れてた(笑)
けど、見なくちゃいけないと思ったのが今日でした。

2002年の事なんだね。
私も十分に大人だったはずなのに、
全然知らなかった。

この世界を生きていく
そんな中で観るべき映画でした。

スポットライト。
暗闇の中を歩いていて、
1本の光が差した時に行動をする。
その光に報われた、救われた、
けど傷ついた人もいるかもしれない。
映画は世界を変えることができると
深く感じた1本でした。

尊敬と哀しみと心の痛みで涙が止まりませんでした。

ジャーナリズムに敬意を評します。

2022/12/04

2022/12/04

80点

レンタル/石川県/TSUTAYA/TSUTAYA 能美店/DVD 
字幕


事実が凄すぎて・・

新聞が巨大権力をすっぱ抜くという作品パターンは多いし、名作も少なくない。
でも今作は事実が重すぎる。映画が勝てないのだ。
僕の理解力の責任だけど、見ていて、誰が何だか、何が誰何だか解らなくなってくる。
でも、事実は凄いね。
僕の責任なんだけど、前述の件でマイナス20点。
マイケル・キートンって、顔、こんなにシワクチャだったっけ。