ボストン グローブ紙のコラム『スポットライト』のロビー(抑えた演技で渋すぎるマイケル・キートン)が鳴り止まない電話の受話器を持ち上げ「スポットライトです」の台詞を合図に暗転 静かに浮かび上がる白い文字で流れるプロットに驚愕する
〜2002年 スポットライトは600本近い虐待の記事を掲載
249人の神父が性的虐待で逮捕された
被害者の数は1000人以上にのぼる
2002年12月ロウ枢機卿はボストン大司教を辞任 ローマにあるカトリック最高位の教会に転属した
この記事の後虐待が判明した主な都市は
〜
スクリーンに
数えきれないほど都市の名前の羅列
グローブ紙のスポットライトの記者たちがはじめに暴いた信者の幼い子供を虐待して告発された神父はボストン市内では
8名?)しかも神父の好みではなく姑息にも家庭環境を調べた上でその子供の父親が不在または離婚後シングルマザーとして育っている家庭や貧困の家庭などを意図的に狙うという
(胸糞悪くなる)つまりターゲットにした後実行に移しても明るみに出た後 少ない示談金で済むような計算の元選んでいる 男の子でも女の子でも子供なら神父はどっちでも良いのだ
(更に胸糞悪い)
その後心理療法専門家(声だけの出演のリチャード・ジェンキンス)の統計学上で推定される性的虐待を犯した神父は90名と言及
その後記者たちの気の遠くなるような調査の末、発覚した数は87名にのぼる
しかし、今世間を騒がしている
すでにこの世にいない
小児愛者はたった一人で1000名の可哀想な被害者を産んでいるという
『スポットライト』では新しく赴任して来た編集局長の鶴の一声で調査が始まったが 何十年も前に本にしたためた鬼籍に入っている北公次さんや
声を上げた数人の勇気ある人たちがいなければカウアンさんの声を掬い上げる事は出来なかったかもしれない
どんなに喉を枯らして叫んでも
風化されてしまった言葉たちは
今やっと人々の耳に届き始めたのだ。