「日曜洋画劇場」でオンエア。映画ファンのあいだで語り継がれていたカナダ映画の逸品。
最近、「ジョン・カーペンターの要塞警察」と2枚カップリングされてDVDリリースされた。名付けて「籠城映画2本立て」。
序盤こそ、「カーペンターより上等という評はやっぱりマユツバか」思わせたがと、徐々に映画は凄みを増してくる。
敵方の親分の残虐さ、装備のスゴサに、「敵は強くなければならぬ」という『傑作の鉄則』にのっとってるワイと、嬉しくなる。
対する主人公側の頭のヨサ(ゲリラ戦闘知識)も相当なもので、それは攻防戦の建前上よいのだが、説明がほとんどなく説得性が低いカナ。
しかし、籠城メンバーの中に目が見えない人がいて、卓越した聴力で戦力になるという点は面白い。「暗くなるまで待って」のオードリーの聴覚描写はどうだったかしら。
ともあれ、「見れて良かった」の作品であります。
警察のストライキは、怖いネ。