マグノリアの花たち

まぐのりあのはなたち|Steel Magunolias|----

マグノリアの花たち

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レビューの数

27

平均評点

72.4(220人)

観たひと

397

観たいひと

46

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1989
公開年月日 1990/4/20
上映時間 118分
製作会社 ラスター・プロ作品
配給 コロムビア/トライスター映画
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演サリー・フィールド M'Lynn_Eatenton
ドリー・パートン Truvy_Jones
シャーリー・マクレーン Ouiser_Boudreaux
ダリル・ハンナ Annelle_Dupuy_Desoto
オリンピア・デュカキス Clairee_Belcher
ジュリア・ロバーツ Shelby_Eatenton_Latcherie
トム・スケリット Drum_Eatenton
サム・シェパード Spud_Jones
ディラン・マクダーモット Jackson_Latcherie
ケヴィン・J・オコナー Sammy_Desoto
Bill McCutcheon Owen_Jenkins

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

ルイジアナ州の小さな町の6人の女性たちの心の交流と友情を描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはヴィクトリア・ホワイト、製作はレイ・スターク、監督は「ダンサー」のハーバート・ロス、脚本・原作戯曲はロバート・ハーリング、撮影はジョン・A・アロンソ、音楽はジョルジュ・ドルリューが担当。出演はサリー・フィールド、ドリー・パートンほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

アメリカ、ルイジアナ州の小さな町。イーテントン家の人々は、長女シェルビー(ジュリア・ロバーツ)の結婚式の準備で大わらわだった。シェルビーと母のマリン(サリー・フィールド)は、式の身づくろいのために、偏屈者の未亡人ウィザー(シャーリー・マクレーン)や、町長の未亡人クレリー(オリンピア・デュカキス)など町の女たちの社交場、陽気な女主人トルービィ(ドリー・パートン)の経営する美容室にやってきた。ところがその時、シェルビーが発作に襲われた。実は彼女は結婚しても子供を産んではならない体だった。それでもシェルビーは弁護士のジャクソン(ディラン・マクダーモット)と結婚した。やがてクリスマス。トルービィ美容室の美容師アネル(ダリル・ハンナ)はサミー(ケヴィン・J・オコナー)と恋をしていた。妊娠が分かったシェルビーは、命を賭けても子供を産もうと決心する。そして男子を出産して1年後、内臓の機能が低下したシェルビーのために、マリンは片方の腎臓を提供することになり、手術は無事成功した。ハロウィンの頃、アネルとサミーが結婚したが、その直後シェルビーが倒れた。そして昏睡状態の中で、彼女は帰らぬ人となった。シェルビーの葬式の日、失意のマリンを励ます女たちの絆はさらに深く結ばれた。イースターの頃、今度はアネルが妊娠していた。ウィザーも昔の恋人と愛を再燃させている。こうして時は、生と死を乗り越え、町を流れてゆくのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1990年5月下旬号

外国映画批評:マグノリアの花たち

1990年5月上旬号

外国映画紹介:マグノリアの花たち

1990年4月下旬号

グラビア:マグノリアの花たち

1990年4月上旬号

試写室:マグノリアの花たち

2025/09/21

2025/09/24

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


盆と正月が

◎ 再見。中心となる6人の華やかな女性。主役はサリー・フィールドだが、彼女は6人の中で最も地味。花嫁の母親役で常識人でもある。だから、まとまる。中心人物がセンターで大きい顔をするようだと、群像劇にはならない。
◎ クリスマスや感謝祭、ハロウィーンなど、アメリカのにぎやかなお祭り場面の連続でスト-リーは進む。そこに、結婚式や葬式が加わる。盆と正月が一緒に来たようなシーンの連続で、異国の部外者ながら心が躍る。

2025/09/20

2025/09/21

75点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


小さな町で向こう三軒両隣的に仲良くしている女性達の毒舌を絡めた日常生活が面白く、それでいてシリアスに展開していく。脚本が見事としかいいようがない。役者たちの演技が優れていることも確かだろう。最近のドラマではこういった役者の演技を引き出し、それによって画面が引き立つということが少ない。映像技術の進歩は俳優の演技力向上にはマイナスなのかもしれない。
「プリティウーマン」で大ブレイクするJ・ロバーツの若々しく新鮮で透明感のある美しさも素晴らしい。

2025/09/20

2025/09/20

80点

選択しない 


女性達の友情が心地よい

ルイジアナの小さな町を舞台に、ドリー・バートンの営む美容室に集う女性たちの友情を描いたドラマ。サリー・フィールドの娘で糖尿病のジュリア・ロバーツの結婚から出産、子育て、死去迄のドラマを軸に彼女達とその夫達の悲喜交々の人生模様をユーモアを交えて描いており味わい深い。葬式後にS・フィールドがやりきれない気持ちを爆発させる場面とその後の笑いへの転調が良かった。名女優達の好演も見もの。J・ロバーツは亡くなったが子どもはすくすく成長しており、ダリル・ハンナの結婚、妊娠まで描かれ、人々や町の輪廻を感じさせてしみじみする。

2025/09/16

2025/09/16

60点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


空砲が聞こえ,鳥が舞い続ける

年中行事となっているお祭りや結婚,葬式といった人生の節目に人間模様が現れる.喜び,悲しみ,笑いと涙がほぼ同時に現れるのが印象的である.
イースターの卵に色を塗る仕事がある.父ドラム(トム・スケリット)が撃つ空砲が聞こえ続けている.渡り鳥が樹木に居着いてしまっているらしい.遂には花火を打ち込んで鳥を追い出す.その木の近くなのかもしれない木にセントバーナード犬が繋がれている.飼い主は,40年ずっと機嫌が悪いウィザー(シャーリー・マクレーン)で,犬はこうした騒ぎに反応し,引き綱を解き放って走り始める
美容室で新人として働き始めるアネル(ダリル・ハンナ)がいる.クレリー(オリンピア・デュカキス)という貫禄のある女性も見える.結婚式を控えているシェルビー(ジュリア・ロバーツ)がいて,その母マリン(サリー・フィールド)は,楽天的なドラムと違って,喜びに心配が入り混じっているようである.シェルビーのお相手は弁護士のジャクソン(ディラン・マクダーモット)で性格なども申し分ないはずではある.
シェルビーは,私の色はピンクであると言うが,彼女の様子がおかしいので母はジュースを飲ませ糖分を取らせている.そうして他愛ないお喋りが聞こえ続けている.
結婚式場に場面は移っている.白い天幕のテントでシェルビーたちの結婚を祝う人々はダンスをしている.アルマジロのケーキも振る舞われている.
しばらくするとクリスマス祭に移っている.ママのマリンは卵を割っている.彼女は娘シェルビーの妊娠を単純に喜ぶことができずにいる.さらに時は進み,息子の1歳の誕生日にシェルビーはシンプルになりたくショートカットにしている.そして彼女は腎臓の移植手術を翌日に控えている.続いてはハロウィーンである.そしてシェルビーは倒れ,入院して意識が戻らない.
不可解なことが起こると言う.いいお葬式であるともされる.喪服で悲しみ,怒り,笑い合う.ジュニアはブランコで揺られている.サミー(ケヴィン・J・オコナー)はうさぎの着ぐるみのままバイクの後部座席に跨り,走り去っていく.シェルビーにウジとも呼ばれていたオーエン(ビル・マッカチオン)も見えている.

2025/09/02

2025/09/02

75点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


結婚式から、病で若いままの死。そんな女性の一家とその周りを取り囲む人たちの群像劇。何よりシャーリー・マクレーンがいい。物語がよどみかけると登場。あたりの雰囲気を一気に攫ってしまう存在感。場面によっては周りに溶け込みながらも存在感は確保。単なるお涙頂戴の筋立てにクスッと笑いのエッセンス。ドラマに膨らみを与えるのが見事。

2025/09/02

2025/09/02

-点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


演劇たのしそう

ネタバレ

『40年ずっと機嫌が悪いだけ』良き
ガサツな役のシャーリー•マクレーン
ガサツな役のセント•バーナード素敵