レヴェナント 蘇えりし者

れべなんとよみがえりしもの|THE REVENANT|THE REVENANT

レヴェナント 蘇えりし者

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レビューの数

205

平均評点

77.6(1560人)

観たひと

2151

観たいひと

273

(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
  • KINENOTE Selection映画館で観る

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 西部劇 / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2015
公開年月日 2016/4/22
上映時間 157分
製作会社
配給 20世紀フォックス映画
レイティング R-15
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

予告編 ▲ 閉じる▼ もっと見る

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

レオナルド・ディカプリオと「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が初タッグを組み、実話を基にした小説を映画化。荒野に取り残された男が復讐のため、過酷なサバイバルに挑む。ゴールデングローブ賞作品賞、監督賞、主演男優賞受賞。撮影監督は、「ゼロ・グラビティ」のエマニュエル・ルベツキ。音楽は、「ラストエンペラー」の坂本龍一。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

アメリカ西部の未開拓な荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされたばかりか、最愛の息子を殺されてしまう。グラスはフィッツジェラルドに復讐を果たすため、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、約300キロにわたる過酷な旅に出る……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2017年2月下旬号 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

2016年 第90回 キネマ旬報ベスト・テン:読者選出外国映画ベスト・テン

2016年5月下旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「レヴェナント:蘇えりし者」

2016年5月上旬号

●レポート:「レヴェナント:蘇えりし者」レオナルド・ディカプリオ来日会見

UPCOMING 新作紹介:「レヴェナント 蘇えりし者」

2017/11/13

2019/05/13

100点

レンタル/長野県/ゲオ/ゲオ須坂店/DVD 
吹替


これぞ傑作!

ストーリーは自分を置き去りにした仲間に復讐をする話です、もちろんただ復讐するだけではなく、生きるとは何かを考えさせられる映画でした、最初はクマに襲われ、息子を殺されて生き埋めにされ、今度はインディアンに追われながらも必死に生きる姿を描いている映画でした。ほとんどサバイバル映画で映像も川のせせらぎや小鳥のさえずりがメインで音楽はあまり流れません、映像は綺麗で素晴らしかったです。一瞬たりとも目が離せませんでした。音楽も坂本龍一さんの曲も素晴らしかったです。ほとんど曲がなくてクマに襲われるシーンもリアルに感じます、何度も言いますがこの映画は素晴らしい、一生懸命生きる姿が感動します、人生で1度は見るべき映画です!個人的な最終評価は文句なしの10点中10点です。惨殺なシーンもあって1度見ればいいと思う映画でしたが映像はとても綺麗でいろんなことを考えさせられる映画なのでまた見たい気もあります。是非見ることをお勧めします。

2016/05/05

2019/05/13

65点

映画館 
字幕


迫真の演技

ネタバレ

息子の仇を討つために、瀕死の重傷を負いつつも過酷な環境を生き抜く男を追った実話ベースの物語に引き込まれ、全身から鬱々とした殺気を発しながら場面を禍々しく彩るL・ディカプリオの迫真の演技に魅せられる。 

ただ、残念だったのは語り口で、白人の理不尽な暴虐とそれにさらされる先住民の悲哀といった米国史の暗部をはじめ、主人公以外の登場人物や、父と子の絆の深さといったものが描き切れていない気がしなくもなく、せっかくのスリリングで雄大な物語にイマイチ感情移入できずのこの点数とした。

あと、監督はA・G・イニャリトゥだし、 音楽は坂本龍一だし、撮影はE・ルベツキだし、と自分好みのスタッフ陣に期待しすぎた反動もある。

2019/04/21

2019/04/21

70点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/PC 


完璧な美

『もののけ姫』のシシガミ様を討つシーンを彷彿とさせる冒頭から、イニャリトゥらしさなのかルベツキらしさなのか『バードマン』でも見せた凝った美しい映像。映像の切り取り方も上手いし、映される自然や動物、原住民などがディテールまで美しい。名作『イントゥザワイルド』を思い出す厳しい環境下でのサバイバル。圧倒的な美しさに宗教的美しさを感じる。
気になるのはレオ様演じるグラスの生命力が強すぎてスーパーマン的なのはどうなんだろう。
圧倒的に美しすぎて「完璧な美」に感じてしまうところが、世界の終わりのような過酷な環境と完璧すぎるが故に、かえってミスマッチに感じてしまう。

2018/11/14

2018/11/15

72点

テレビ/有料放送/WOWOW 


復讐は大自然の創造主に委ねる

公開時、ほとんど眠ってしまいディカプリオが彷徨ってることしか記憶になかったのでリベンジ。
ディカプリオ圧巻の演技。
トム・ハーディがフィッツジェラルドだったこと最後まで全く気付かなかった。
ポーニー族が「復讐は創造主に委ねる」との言葉の時には
単に純粋な一族なのだなぁと思った。
だけれどもラストにディカプリオがその言葉に回帰した時には
この広大で美しく、そして厳しい大自然を映像を通してだが目の当たりにすると
たしかにその創造主に任せるしかないのだ、と思わされた。
大スクリーンで観たらそのラストのかすかな感動がもっと大きかったに違いない。
映画館で眠ってしまったことが悔やまれる。

2018/10/17

2018/10/17

76点

レンタル 


Emmanuel Lubezki

アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥとエマニュエル・ルベツキの最新長編作品ですね。メキシコの鬼才コンビが今回も飛び抜けた作品を作ってくれました。

今回注目したいのは、撮影。毎回エマニュエル・ルベツキ(Emmanuel Lubezki)はアカデミー賞撮影賞の常連で、毎回「これどうやって撮影したの?」と驚かされます。代表的な作品は、スリーピー・ホロウ”Sleepy Hollow (1999)”、ゼロ・グラビティ”Gravity (2013)”、バードマン”Birdman (2014)”などがあります。
この作品で感じたことは、「なんてスクリーンに映し出される世界が広いんだ。」ってことでした。レオナルド・ディカプリオやトム・ハーディーの表情から、雪山や動物たちが歩く背景まで、とても広い世界観を見ていて感じた人も多いんじゃないでしょうか。まるで映画の世界にいるような感覚。
今回エマニュエル・ルベツキが使ったカメラはARRI ALEXA65。65mmフィルム相当のセンサーを使ったデジタルカメラ。さらに彼は24mmやときには12mmのような超ワイドなレンズを使ってほとんどのシーンを撮影しています。それゆえ、かなり広い視野で、かつ奥行の感じられるような、超現実的世界をスクリーンに写しだせているんです。

まぁお金があるからできることではあると思うんですが、どうしてもロングレンズを使って、ラックフォーカスしてみたりしたくなるのが、映画界の伝統と流れ。そのなかで、彼は毎回それをぶち破り、新たなことに挑戦しています。そして毎回作る作品でそれを更新していくのです。つまりは、前回使った技法のいいところを次回の作品で生かしながら、また新たなことに挑戦する。だから、私たち視聴者は新たな映画体験にワクワクする。

是非次回のエマニュエル・ルベツキ撮影作品は、大きな大きなスクリーンで。小さな小さなスマートフォンではこの映画体験はできませんよ!

そしてもう一つは、劇中音楽。2015年の作品だから、この事実は忘れて見ていた。
みているときに、なにかジブリ感を感じた。つまり、久石譲さんのあのストーリーを追い越して引っ張っていくような感覚をもったんです。この感覚は久しぶりでした。ずーっと見ながら、誰がこの映画の音楽担当してるんだろうって思いながら見ていました。
そして、エンドロールで思い出す。そうだった、我らが坂本龍一さんではないか。忘れていた自分が恥ずかしい。。。
あの感覚は、日本で育ち、その楽曲構成に慣れ親しんでいるからなのだろうか。それとも、久石譲さんや坂本龍一さんのような日本を代表する作曲家たちが、世界でもトップであるのだろうか。どちらであっても日本人としては嬉しいのだが。
絶対に見ればわかると思うのですが、ほとんど会話のないこの作品であっても、音楽が引っ張って行ってくれる感覚が感情を動かす。ストーリーの波を前もって予告してくれるように、それまで、背もたれに体重を乗せていた体を、ぐっと引き起こして前のめりになる瞬間が、視聴者全員に同時に訪れる瞬間は映画音楽の真髄だと思います。

2018/10/13

85点

選択しない 


一切の妥協なし

レオナルド・ディカプリオが悲願のアカデミー賞主演男優賞を受賞したことで話題となった今作ですが、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」からまた新たな境地へと躍り出た作品としても注目です。

実話を基にした小説を映画化。
アメリカ西部の未開拓な荒野。
狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされたばかりか、最愛の息子を殺されてしまう。
グラスはフィッツジェラルドに復讐を果たすため、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃をかわし、約300キロにわたる過酷な旅に出る…。

一切の妥協なし。
九死に一生を得るドラマティックなストーリーながら、余計な脚色は排除され、大自然の中に放り出されたような臨場感に満たされる。
すべて自然光で撮影されたという圧倒的な自然描写や、ディカプリオ、トム・ハーディらの鬼気迫る役者陣の演技まで、ひりつくような映像の連続は、攻撃的とすら感じられました。

大自然は人間に情け容赦なく牙を剥く。瀕死の状態から生きながらえても、寒さ、飢え、襲撃と、常に死と隣り合わせの過酷な状況にアドレナリンが吹き出まくりです。

そして息子の復讐は果たされるのか。
怒濤のラストまで、息もつかせぬ緊張感が張り巡らされた一本です。