レヴェナント 蘇えりし者

れべなんとよみがえりしもの|THE REVENANT|THE REVENANT

レヴェナント 蘇えりし者

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レビューの数

239

平均評点

77.3点(1758人)

観たひと

2421

観たいひと

270

(C) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル 西部劇 / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2015
公開年月日 2016/4/22
上映時間 157分
製作会社
配給 20世紀フォックス映画
レイティング R-15
カラー カラー/シネスコ
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

レオナルド・ディカプリオと「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が初タッグを組み、実話を基にした小説を映画化。荒野に取り残された男が復讐のため、過酷なサバイバルに挑む。ゴールデングローブ賞作品賞、監督賞、主演男優賞受賞。撮影監督は、「ゼロ・グラビティ」のエマニュエル・ルベツキ。音楽は、「ラストエンペラー」の坂本龍一。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

アメリカ西部の未開拓な荒野。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ置き去りにされたばかりか、最愛の息子を殺されてしまう。グラスはフィッツジェラルドに復讐を果たすため、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、約300キロにわたる過酷な旅に出る……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2017年2月下旬号 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

2016年 第90回 キネマ旬報ベスト・テン:読者選出外国映画ベスト・テン

2016年5月下旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「レヴェナント:蘇えりし者」

2016年5月上旬号

●レポート:「レヴェナント:蘇えりし者」レオナルド・ディカプリオ来日会見

UPCOMING 新作紹介:「レヴェナント 蘇えりし者」

2026/09/16

2026/09/16

90点

VOD/NETFLIX/レンタル/テレビ 
字幕


邦題も良き

ネタバレ

これまで見たレオナルド・ディカプリオの作品で、一番色んな意味でしんどかった。

アラスカの山中でグリズリーに襲われて瀕死の重体を負い、仲間に連れられ埋葬先を探される始末。そして裏切られて逃げられて、自分を助けるために犠牲になった息子と再会するシーンは涙。おそらく気管を損傷したのだろう。息が漏れて声が出せない。そこに火打ち石の火薬か何かを詰めて爆発させて直す荒療治にも驚いた。痛々しくワイルド。

野生動物の骨髄か何かを喰らうシーンもある。そして理学療法士もいないアラスカの山で、匍匐前進しかできなかったレオは、氷雪の上を一人で歩行訓練...
まさに命がけの自然のウォータースライダーも、CGなのだろうか?圧巻の映像だった。

あまりの空腹に、自家製の生け簀で捕った魚を生のまま頭からがぶりといったところも、驚愕。どういう撮影なのか知らないが役者魂を感じた。

途中から部族の似た境遇の男と知り合い、まさかの2人旅に。
動物の生肉をおすそ分けしてもらうが、一旦「オエッ」となるレオ...それでも生き延びるためには貪り喰う。
レオと男が2人で降っている雪を食べるシーンは、この映画唯一のほっこりポイントで好きだ。今年雪が降ったら少し食べてみようと思う。
文字通り、馬で温まるシーンも、別れ際の相棒への挨拶も良し。

最後のトム・ハーディとの死闘も、息を呑む迫力があった。
レオが顔を切られた血しぶきがカメラレンズについたままだったのは印象的だった。あえて手持ちカメラでドキュメンタリー感を出したのか、不思議な演出だった、必要かどうかはさておき。

復讐は、結局は失われた大切な人は返ってこないし、一般的にはすべきではないと分かるが、それを有無を言わせぬ迫力でやり遂げたレオナルド・ディカプリオの姿と瞳に、ただただ魅了された。
観ているこちらも魂を削られるような重さだが、なぜか心が熱くなる作品だった。
坂本龍一の静かだが重厚感のあるサウンドトラックも印象深かった。
一度は観て損はない素晴らしい作品だった。

2016/05/04

2026/01/27

40点

映画館/愛知県/ミッドランドシネマ名古屋空港 
字幕


過酷な鑑賞体験

ネタバレ

右隣の人がいきなり携帯を触り出したり、
 左隣は本編が始まってから入場してくるという
 本作のディカプリオ並みに過酷な環境での鑑賞でした。
 そのため序盤作品に集中出来なかった結果、
 寝てしまってのかは分かりませんが、
 割と退屈に感じました。
 寝た事によりストーリー展開がさらに分からなくなり
 退屈になってしまいました。

 寝たのに偉そうな事言えませんが、
 そんなに良い映画だったかなと、
 さらにはレオナルド・ディカプリオが念願の
 アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞するにたる
 演技だったのかと言えば、
 正直今までの功労的な意味と消去法で選ばれたような印象さえしてしまった。
(寝たくせに言うのもおかしいですが。)

 最後のディカプリオvs.トム・ハーディの対決の
 アクションは割と好きでしたが。

 エマニュエル・ルベツキの屋外の自然光のみで捉えた
 画面のルックはとても美しく素晴らしかった。
 こちらはアカデミー賞撮影賞を3年受賞するのも頷ける。
 ただ自分は撮影賞はキャロル
のエド・ラックマンを推したい。

 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ映画は
 21グラム、バードマン
を観てて特に21グラムは好きです!

コピー
 復讐の先に、何があるのか。

2016/04/24

2025/06/26

80点

映画館/大阪府/イオンシネマ大日 
字幕


-

襲撃に次ぐ襲撃で、グラス演じるレオナルド・ディカプリオを痛めて痛めて痛めつける。正直なところ、グラスの息子に対する愛情があまり感じられず、復讐に賭ける思いはそこまで響かなかった。それでも、エマニュエル・ルベツキによる画の美しさに目を奪われ、鬼気迫るレオの表情と生への執着に、ただただ魅せられた。中でも、熊との激しい格闘、新鮮な魚や肉の食らいっぷり、馬の体内で暖を取る等、対自然・対動物の描写が本当に素晴らしい。馬の件は別の作品でも観たけれど、これをレオがやることに意味がある。そして、まるですぐそこにいるかのような息遣い、川や風や木々の擦れる音、不思議と感覚が研ぎ澄まされ、それらの音が肌で感じられるような映画だった。また、レオと対峙するフィッツジェラルド演じるトム・ハーディも好演。ラストは観る側に復讐の先にあるものを問うているようで、強く印象に残る。

2025/05/03

2025/05/12

80点

VOD 
字幕


-

 西部開拓時代に荒野に取り残された主人公が、過酷な自然の条件の中で生き延びてゆこうとする姿を描いた映画。原作の小説も非常に迫力があった。この映画は原作を忠実に映画化したわけではないが、その迫力は十分に再現されている。後でウィキペディアなどをみて、俳優が実際に生肉を食べたり動物の死体の中に潜り込んだりして撮影したと知り、道理でこの迫力があるんだと、納得した。お勧めの映画だった。

-

2025/03/25

75点

選択しない 


復讐は神の手に

没入感の高い映像がすごく、痛み、寒さ、そして怒りを画面越しにしっかり感じることができる。物語はシンプルな復讐劇だけど、とっくに死んでいるはずのグラスは神に導かれてフィッツジェラルドの元に辿り着いたのか。カット割が多様されないため、今どこに誰がいるのか分かりやすく、それが見ているものもその場のいるように感じさせてくれる。最後にちゃんと決着ついて良かった。

2024/02/02

2024/02/02

75点

テレビ/有料放送/スターチャンネル 


執念の復讐

分類は西部劇とあるが、西部の開拓時代というだけで、いわゆる西部劇ではない。
毛皮ハンターの案内人グラス(レオナルド・ディカプリオ)がインディアンに追われて逃げる途中熊に襲われて重傷を負う。ハンターの隊長はグラスに恩義があり、砦まで連れて帰ろうとする。途中難所があり、隊長はグラスと息子、もう一人の若者と有志一人を置いて先行することになった。しかしメンバーの一人フィッツジェラルド(トム・ハーディ)は利己主義で、自分のことしか考えないため、グラスを殺そうとする。そこへ息子が止めに入るが、逆に殺されてしまう。もう一人の若者ブリッジャー(ウィル・ポールター) もフィッツに騙されてグラスを置き去りにする。
グラスは熊に襲われた傷で重傷ながら、息子の仇をとりたいとの一念で過酷な雪の中を一人旅する。
この旅の様子がすごい。こんなところに置き去りにされたら怪我をしていなくても凍え死んでしまいそうなところ。しかも川に入ったり、全身濡れ鼠になることも。当時の銃が単発式の先込め銃なので、火薬を持ち歩いているのが火起こしに役に立った。すごい生命力としか言い様がない。
最後はフィッツを倒すのだが、彼も怪我を負っている。多分殺された妻の元へ旅立ったのだろうという暗示で終わる。
派手さはないが、サバイバルの様子が見物。