分類は西部劇とあるが、西部の開拓時代というだけで、いわゆる西部劇ではない。
毛皮ハンターの案内人グラス(レオナルド・ディカプリオ)がインディアンに追われて逃げる途中熊に襲われて重傷を負う。ハンターの隊長はグラスに恩義があり、砦まで連れて帰ろうとする。途中難所があり、隊長はグラスと息子、もう一人の若者と有志一人を置いて先行することになった。しかしメンバーの一人フィッツジェラルド(トム・ハーディ)は利己主義で、自分のことしか考えないため、グラスを殺そうとする。そこへ息子が止めに入るが、逆に殺されてしまう。もう一人の若者ブリッジャー(ウィル・ポールター) もフィッツに騙されてグラスを置き去りにする。
グラスは熊に襲われた傷で重傷ながら、息子の仇をとりたいとの一念で過酷な雪の中を一人旅する。
この旅の様子がすごい。こんなところに置き去りにされたら怪我をしていなくても凍え死んでしまいそうなところ。しかも川に入ったり、全身濡れ鼠になることも。当時の銃が単発式の先込め銃なので、火薬を持ち歩いているのが火起こしに役に立った。すごい生命力としか言い様がない。
最後はフィッツを倒すのだが、彼も怪我を負っている。多分殺された妻の元へ旅立ったのだろうという暗示で終わる。
派手さはないが、サバイバルの様子が見物。