クリード チャンプを継ぐ男

くりーどちゃんぷをつぐおとこ|CREED|CREED

クリード チャンプを継ぐ男

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レビューの数

171

平均評点

79.1(1169人)

観たひと

1504

観たいひと

117

(C)2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ / アクション
製作国 アメリカ
製作年 2015
公開年月日 2015/12/23
上映時間 133分
製作会社 Metro-Goldwyn-Mayer (MGM), New Line Cinema, Warner Bros.
配給 ワーナー・ブラザース映画
レイティング 一般映画
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「ロッキー」シリーズのシルヴェスター・スタローンが主演し、シリーズの新たな一章を描くボクシング映画。ロッキーは、かつてのライバルで盟友でもあったアポロ・クリードの息子アドニスのトレーナーとなり、タイトル戦を目指すが……。アドニス役は、「フルートベール駅で」のマイケル・B・ジョーダン。監督・脚本は、「フルートベール駅で」のライアン・クーグラー。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

アドニス・ジョンソン(マイケル・B・ジョーダン)の父親は世界的に有名なボクシングのヘビー級チャンピオンだったアポロ・クリードだが、彼が生まれる前に死んでしまったため、父のことを何も知らない。それでも、明らかにアドニスにはボクシングの才能が受け継がれていた。アドニスは、父がタフな無名のボクサー、ロッキー・バルボアと死闘を繰り広げた伝説の戦いの地フィラデルフィアへ向かう。フィラデルフィアに着いたアドニスは、ロッキー(シルヴェスター・スタローン)を捜し出し、トレーナーになるよう頼む。。ロッキーは、ボクシングからは完全に手を引いたと断るが、かつての宿敵で、のちに親友となったアポロと同じ強さと決意をアドニスの中に見出し、トレーナーを引き受ける。若いボクサーを鍛え始めるロッキーを味方につけたアドニスは、タイトル戦への切符を手に入れるが……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2016年1月下旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「クリード チャンプを継ぐ男」

2016年1月上旬号

UPCOMING 新作紹介:「クリード チャンプを継ぐ男」

2016年冬の増刊号

スペシャル・セレクション:「クリード チャンプを継ぐ男」

2015年12月下旬号

読む、映画:「クリード/チャンプを継ぐ男」

2023/06/02

2023/06/02

73点

購入/ブルーレイ 
字幕


平たい

アポロ・クリードの愛人の息子が、ロッキー・バルボアにボクサーのトレーニングを申し込む。

時代は進み、映画も進む。見せ方は変わった。時代を作った映画だが、この映画はあまり進んでいなかった。

2023/05/29

2023/05/29

95点

テレビ/無料放送/その他 


シリーズのなかで佳作

丁寧な作風でかなり好感が持てる。最後逆転で勝つとか安易な作りになってなく判定負け、手に汗にぎるカメラワークで充分楽しく見れました。

2023/04/06

2023/05/04

96点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/スマホ 
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ロッキーの魂が現代にも受け継がれる

伝説のチャンプ アポロの息子アドニス運命に導かれるようにロッキーの下へ
誰もが知るロッキー特有のトレーニングが現代にも受け継がれる
この作品を作るためにロッキーがあったと言えるほどのアツさ、ロッキーの渋さ全てが最高🔥

2023/03/06

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
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「ロッキー1」と重なる

ネタバレ

 なんと、アポロに隠し子:クリード(マイケル・B・ジョーダン)、が居て、それがボクサーとして、ロッキー(シルヴェスター・スタローンに育てられる、という大胆な話。

 しかし、クリードは、父親アポロのチャンプの息子であるという重圧と、現役チャンピオンのコンランから、話題づくりの為に噛ませ犬としての対戦を申し込まれる。

 相手に勝つことよりも、最後まで立っていられたら的な、重圧をどう跳ね返すか、という事がクリードのテーマになっているようだ。
 
 また、ロッキーは、自分の息子がボクサーが嫌で離れている為、ボクシングと関わらないようにしていたが、クリードを育てることになって、再びボクシングに闘志を燃やすことが出来るように。

 まるで、「ロッキー1」で、自分自身の証明の為に戦うロッキーと、最後の闘志を燃やそうとするトレーナーのミッキーを彷彿とさせるような展開。クリードとコンランの対戦も違和感なく、熱くなるような戦いだった。

 監督のライアン・クーグラーは、かつてシルヴェスター・スタローンがそうであったように、この企画をスタローンに持ち込んでチャンスをものにした、とのこと、この重なり合いが、素晴らしいと思った(2023.3.5)。 

2023/01/07

2023/01/07

92点

VOD/U-NEXT 

・ロッキー作品一気見 ロッキー6作品の遺産を余すことなく丁寧に生かしながら現代のレベルでアップデートされている すきがなく完璧な作品
・何物でもないアドニスの成長をロッキー1を下敷きに描いている 鼻っぱしの強く若気の至りにあふれているアドニスが、ロッキーと同じようにタイトル戦に挑戦し、勝利はしないもののスターダムを駆け上がる ロッキー1と同じながら現代版にアップデートされたすべてが気持ちいい
・アポロの名の重しと隠し子の子というアドニスのレッテルに、ロッキーはリンパのがんに侵され死んでいったエイドリアンと同じ病気に 両者ともに立ち向かう後半の展開は熱く、シリーズの胸アツのトレーニングシーンと合わさりエモーショナルに描かれる
・過去作の場面の引用(レストラン エイドリアンズ、飼育しているカメ、椅子に座っての墓参り、フィラデルフィアの街並み、町の人からの応援)が丁寧で気持ちいい
・はるかにアップデートされた映像表現 遠近感の見せ方や画角の切り取り方など、カメラワークがすばらしい さらに2か所の長回しシーン(中盤のレオとの2ラウンドに及ぶ試合、コンロン戦の控室スパーリングから入場まで)が脅威の臨場感を出している
・2試合のボクシングシーンの迫力がロッキーを完全に超越している リング内にいるような臨場感、きちっとガードするリアルな試合模様
・コンロン戦の最終ラウンド ドクターの視界確認でアドニスの首をトレーナーが叩き指の数を叩いて教える熱い展開 そこからのロッキーのテーマ 完璧です
・ロッキー1をなぞりながらも本作は、あくまでアドニスとその彼女のビアンカに焦点を当てたことで新鮮な気持ちに それでいてロッキー(とアポロ)の存在感がさりげなく物語の推進力になっている絶妙なバランス
・ロッキーの手書きメモをアドニスがスマホで撮りデータはクラウド(雲)に、ロッキーがビアンカを連れてくるものの足にくることを注意する 絶妙なすかし場面も光っている

 

2022/08/23

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


ロッキーからクリードへ、遺産は引き継がれる その1

アドニスのアポロ・クリードという偉大なボクサーの名前を背負うことの重圧そして自分自身の伝説を築く中での葛藤、ロッキーの指導でボクサーとして一人の男として成長していく苦闘を、ロッキーシリーズお馴染みの特訓シーン(ロッキー2でのニワトリを追いまわす特訓など)、アドニスと進行性難聴を抱えながら一流アーティストを目指すビアンカのお互いを支え合いながら励まし合うロッキーとエイドリアンを思わせるラブストーリー、父アポロと同じボクサーの道に進むアドニスと息子をアポロと同じボクサーの道に進ませたくないメリーアンの親子の葛藤、アドニスに励まされ病に立ち向かうロッキーの苦闘を絡めて、夢のために戦い抜くことそして本当に諦めないことの困難さと尊さ支えてくれる人の大事さを教えてくれる傑作映画です。
「大事なのはパンチの強さじゃない。どんなに打たれても前に進み続けることだ」