永い言い訳

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永い言い訳

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レビューの数

189

平均評点

79.2(1265人)

観たひと

1743

観たいひと

321

(C)2016「永い言い訳」製作委員会

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ヒューマン / ドラマ
製作国 日本
製作年 2016
公開年月日 2016/10/14
上映時間 123分
製作会社 「永い言い訳」製作委員会(バンダイビジュアル=AOI Pro.=テレビ東京=アスミック・エース=文藝春秋=テレビ大阪)(制作プロダクション:AOI Pro.)
配給 アスミック・エース
レイティング PG-12
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督西川美和 
脚本西川美和 
原作西川美和
(『永い言い訳』(文藝春秋刊))
撮影山崎裕 
美術三ツ松けいこ 
音楽中西俊博 
加藤みちあき 
録音白取貢 
サウンドエフェクト北田雅也 
照明山本浩資 
編集宮島竜治 
衣装小林身和子 
ヘアメイク酒井夢月 
キャスティング田端利江 
制作担当白石治 
助監督久万真路 
菊池清嗣 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演本木雅弘 衣笠幸夫(津村啓)
竹原ピストル 大宮陽一
藤田健心 大宮真平
白鳥玉季 大宮灯
堀内敬子 大宮ゆき
池松壮亮 岸本信介
黒木華 福永智尋
山田真歩 鏑木優子
松岡依都美 栗田琴江
岩井秀人 桑名弘一郎
康すおん 大下潤之介
戸次重幸 田原尚也
淵上泰史 甲斐くん
ジジ・ぶぅ 増田耕作
小林勝也 山本康三
深津絵里 衣笠夏子

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「夢売るふたり」の西川美和が直木賞候補となった自らの書き下ろし小説を映画化。交通事故で妻が他界したものの悲しみを表せない小説家の衣笠幸夫。そんな中、同じ事故の犠牲となった妻の親友の遺児たちと交流を深める幸夫は亡き妻とも再び向き合い始めてゆく。出演は「天空の蜂」の本木雅弘、「私の男」の竹原ピストル、「高台家の人々」の堀内敬子、「セトウツミ」の池松壮亮、「母と暮せば」の黒木華、「岸辺の旅」の深津絵里。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

“津村啓”というペンネームでテレビのバラエティなどでも活躍する人気小説家の衣笠幸夫(本木雅弘)は、ある日、長年連れ添った妻・夏子(深津絵里)が旅先で突然のバス事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。だが夏子とは既に冷え切った関係であった幸夫は、その時不倫相手と密会中。世間に対しても悲劇の主人公を装い、涙を流すことすらできなかった。そんなある日、夏子の親友で同じ事故で亡くなったゆき(堀内敬子)の遺族であるトラック運転手の大宮陽一(竹原ピストル)とその子供たちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い兄妹の世話を買って出る。保育園に通う灯(白鳥玉季)と、妹の世話のため中学受験を諦めようとしていた兄の真平(藤田健心)。子供を持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝き出すのだが……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2017年5月上旬号

MOVIE at HOME:●DVD COLLECTION 「永い言い訳」

2017年2月下旬号 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

2016年 第90回 キネマ旬報ベスト・テン:日本映画ベスト・テン

2016年 第90回 キネマ旬報ベスト・テン:読者選出日本映画ベスト・テン

2016年12月下旬号

読者の映画評:「永い言い訳」村田真太郎/「永い言い訳」長岡俊平/「淵に立つ」喜多みち子

2016年11月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画:永い言い訳

2016年10月下旬号

本木雅弘、西川美和 共に映画に向かう 「永い言い訳」:インタビュー 本木雅弘 日本でいちばん美しい男、本木雅弘が演じた”身の丈”

UPCOMING 新作紹介:「永い言い訳」

キネマ旬報増刊 大人のシネマ・ライフ 2016Summer→Autumn

西川美和〈「永い言い訳」監督〉「生きている時間を舐めてはいけない。なぜなら“人生は他者”だから」:「永い言い訳」

2016年7月下旬号

キネマ旬報が選ぶ みんなが観たい、いい映画55:「シン・ゴジラ」 「怒り」 「ハドソン川の奇跡」 「オーバー・フェンス」 「永い言い訳」 「ダゲレオタイプの女」 「淵に立つ」 「湯を沸かすほどの熱い愛」 「SCOOP!」 「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」 「スーサイド・スクワッド」 「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」 「Silence」 「ぼくのおじさん」 「イレブン・ミニッツ」 「ゴーストバスターズ」 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 「ジェイソン・ボーン」 「溺れるナイフ」 「シング・ストリート 未来へのうた」

2016年冬の増刊号

撮影現場より 2016年注目の日本映画:「永い言い訳」

2024/02/05

80点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 


思いのほか

原作よりも深刻さドロドロさが薄まっているが、キャスティングが絶妙

2024/01/28

2024/01/28

75点

テレビ/無料放送/BS松竹東急 


西川美和監督の作品は観る者にイタいと思わせる作品が多いようだ、といっても全て観ているわけではないので、思い込みかもしれないが。
妻を旅行中のバス事故で亡くした主人公(売れっ子作家らしい)は、その時別の女と浮気中。事故後、妻の友人で事故で共に亡くなった女性の夫と残された子供達との関係から自分の中に埋め込んで目を背けていたものに気付いて行く。
決して妻をないがしろにしてきたつもりではないが、いつのまにか離れていた心の奥では妻に甘えていただけの自分に対する嫌悪感が、逆に強がりの表現として表れる様は(同じ男性として)観ていて本当にイタい。一見子供思いの良き父親にも見える男の方も結局は妻なしでは何もできないことを子供にも見透かされる。
考えさせられるし、反論したい気持ちもあるけど出来ないキツイ作品です。

2024/01/10

2024/01/11

75点

レンタル/千葉県/TSUTAYA 


人はひとりでは生きて行けない

ただ自分の為だけに生きて来た衣笠幸夫(本木雅弘)。 20年連れ添った夏子(深津絵里)は妻と言うより、ただの同居人となっていた様です。 それでも旅行に出かける朝、出発前の忙しい時間に衣笠の散髪をしてあげています。 更にはキャリーケースを引いて一旦部屋を出ますが、態々引き返してきて「後片付けはお願いね」と念を押して出て行きます。 今思えば、こう言うのを虫の知らせと言うのかなと思いました。 後片付けと言う言葉も意味深に思えました。

夏子が亡くなった後も世間の評価ばかり気にしている衣笠ですが、夏子と一緒に亡くなったゆき(堀内敬子)の家族と触れ合う事で家族の大切さを知り、「愛してない ひとかけらも」と思われながらも、自分の為に尽くしてくれた夏子の死に向かい合うために、動き始めた衣笠幸夫の物語、の様に受け止めましたが、ただ遺品整理をしただけにも思えましたし、正直良く解りません。

ただ、子役も含めてキャストの皆さんが良い仕事をしてくれているので、自然と画面に吸い込まれます。 助演女優賞は白鳥玉季(灯)ちゃんですかね。

2023/12/30

2023/12/30

64点

VOD 


あの主役の人の姿を見ると、昭和って感じがしてしまい、あまり好きじゃなかった。
自然な演技なのか、話が聞き取りにくかった。

2023/12/17

2023/12/18

75点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 


自分への言い訳

人生とは 他の人と過ごすためにあるものなのだと、そのことに主人公が気付いていくための物語だったように思います。
タイトルにある “言い訳” とは、亡くなった妻に対するものではなく、自分に対するものなのだと感じました。

2023/11/23

2023/11/28

-点

テレビ/無料放送/BS松竹東急 


なまなましい

ネタバレ

いたたまれない 美しい映像と音楽
花筏 スワンボート 浜辺 子供のいる風景
本木雅弘さん「恋のダイヤル6700」