マイ・プライベート・アイダホ

まいぷらいべーとあいだほ|My Own Private Idaho|My Own Private Idaho

マイ・プライベート・アイダホ

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レビューの数

36

平均評点

67.1(313人)

観たひと

578

観たいひと

87

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1991
公開年月日 1991/7/20
上映時間 104分
製作会社 アイダホ・プロ作品
配給 日本ヘラルド映画
レイティング PG-12
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビーSR

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

男娼として身を売りながら生きるストリート・キッズたちの挫折と成長を描く青春ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサー、監督・脚本は「ドラッグストア・カウボーイ」のガス・ヴァン・サント、製作はローリー・パーカー、撮影はエリック・アラン・エドワーズ、ジョン・キャンベルが担当。出演はリバー・フェニックス、キアヌ・リーブス、ウィリアム・リチャートほか。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

マイク(リバー・フェニックス)は筋金入りのストリート・キッド。父親を知らず12歳のとき母親にも捨てられ、故郷のアイダホを離れポートランドに移り住んだ。街角に立ち、中年男に体を売っては日銭をかせぐ。そして緊張すると睡眠発作を起こし、昏睡状態に陥るという、重症のナルコレプシー病でもあった。そして売春仲間のスコット(キアヌ・リーブス)は、彼と正反対の生い立ちの美少年。ポートランド市長の父を持ち何不自由なく育ったが、家庭の温かさを知らず、3年前に家を飛び出して男娼をして生きている。スコットは奇病を持つマイクの面倒をみることを楽しんでいるようで、2人で、ストリート・キッズたちの現代のフォルスタッフボブ(ウィリアム・リチャート)をからかったりしている。ある日スコットは、父親が病魔に冒されていることを知り、21歳の誕生日を境に生まれかわることを秘かに自分自身に誓った。一方、マイクは故郷アイダホに残してきた兄を訪ねて、母親探しを始める決意をし、スコットを誘いバイクでアイダホに向かう。野宿する2人は色々なことを話し、マイクはスコットへの愛を告白するが、スコツトは「お前は親友だ」といい、彼の愛を拒絶する。翌日、2人はマイクの兄リチャード(ジェイムズ・ルッソ)に会い、マイクは日頃抱いていた疑問をリチャードにぶつけた。「あんたが俺の本当の父親だ」リチャードにもらった手がかりのハガキから、2人はマイクの母親を探してスネーク・リバー、そしてローマへと渡るが、彼女はアメリカヘ帰るといったまま消息を断ったという。悲しみにくれるマイクを慰さめるスコットだったが、その一方で、そこで出会った美少女カルメラ(チアラ・キャセリ)と恋に落ち、マイクは淋しく独りでポートランドに帰り着き、またホモの男たちに抱かれる毎日へと戻った。キッズたちの父親代わりであるボブはすっかり弱って、浮浪者にもからかわれる始末だったが、「スコットがきっと助けてくれる」と言い張る。しかし、高級スーツに身を包みカルメラを連れて故郷に戻ったスコットは、ボブを冷たくつきはなすのだった。深い絶望の中、ボブは自らの命を絶つ。彼の葬儀の日、偶然にもそれはスコットの父の葬儀の日と重なり、立派な儀式の隣りで、ボブへのキッズたちの心からのとむらいが行われている。スコットとマイクは目と目を合わせるが、2人はもはやお互いが遠く離れてしまったことを思い知るだけだった。1人きりになったマイクは、長い1本道でナルコレプシーの発作によって眠り続ける。1台の車が通りかかり、マイクを連れて通り過ぎていった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1991年9月上旬号

外国映画批評:マイ・プライベート・アイダホ

外国映画紹介:マイ・プライベート・アイダホ

1991年8月上旬号

グラビア《Coming Attractions》(新作紹介):マイ・プライベート・アイダホ

2025/05/17

2025/05/17

65点

テレビ/有料放送/ムービープラス 
字幕


リヴァーが亡くなって30年以上

1991年の作品。公開時映画館で観た。主演の男娼の青年マイクをリヴァー・フェニックスが演じている。睡眠障害を抱えていてストレスがかかると当たり構わず気絶するかのように眠りに落ちてしまう。こんな病気があるのかと驚いた。その日暮らしの危なかしい状態が男娼よりもショッキングだった。
当時かなりは思い切った役だったように思う。リヴァーはアイドル扱いされるのが嫌だったというのを読んだことがある。きっととてもやりたかった役なんだろう。性的な濃厚場面では直接シーンを描いていないので刺激は少なめではある。それでも青年たちが命の危険のある壮絶な暮らしをせざるおえないというのが想像されて、長い道路の走る広い景色が刹那的美しさで胸に迫ってくる。 
リヴァー・フェニックスはこの映画の2年後23歳で薬物の過剰摂取のため突然この世を去る。あれから30年以上経った。公開当時と見方が変わりマイクにリヴァーを重ねてしまう。作品全体がマイク(リヴァー)のかなしみで覆われているようだ。薬物に手を出さなかったら、死ぬことはなかっただろうに残念でならない。もうひとりの主演はキアヌ・リーブス。遺産を引き継いだら男娼をやめると宣言している仲間スコット役。見方が分かれるとは思うけど、スコットはひどいな。胸が痛くなる青春映画だ。

2025/01/04

2025/01/05

60点

その他/Netflix 
字幕


ウドキアー

なにかにつけ言及される本作。古い映画を観る感慨以外は、得られなかった。ただ焚火のシーンは良かった。亡きウドキアーのギラギラしていた姿、やや後に死ぬリバーフェニックスの姿。

2023/01/28

2023/02/04

75点

選択しない 


ナルコレプシー

ネタバレ

 主人公のマイク(リバー・フェニックス)がナルコレプシーを患っているという設定なのが妙に気になった。というのも麻雀中に突然眠ってしまう色川武大のエピソードをむかし何かで読んで以来この症状がずっと気になっていたもので。そんな病気があるのかとも思ったけれど他に聞いたこともなく、まさか映画の中でそれと出会うことになるとはと。
 突然周囲から遮断されるようにして倒れこんでしまうマイクを観ていると、何だか生きづらい現実から逃げたがっているようにも見えてくる。この症状は孤独者にとってはつらい。常に誰かがそばに居てくれないととんでもないことになりかねない。彼がスコット(キアヌ・リーヴス)ら男娼仲間やボブが束ねるストリートキッズらとつるんでしまうのもそのせいもあろうか。昏倒したマイクは何度かスコットに抱き抱えられていた。
 映画はマイクの母胎回帰のような旅を描いているようにも思えた。マイクが母に慰撫される回想とも幻想ともつかないショットが何度か挟まるところからもそれが彼の強い願望になっていることが知れる。このささくれだった生活から何とか足を洗い母のもとでうずくまりたい・・・そんな切実な思いが巧みな演技と演出によって感取される。
 それと同時に男ふたりの彷徨は「真夜中のカーボーイ」とか「スケアクロウ」といったアメリカン・ニューシネマの影を強く感じさせもする。もっとも両映画ともふたりの友情(愛情?)は死が分かつまで続くけど、本作のスコットは途中でマイクを見限ってしまう。彼の冷たい態度も見ものだったし、その腹いせに隣の墓地で大騒ぎしてスコットの気を引こうとするマイキーの心情も切なかった。このへんがニューシネマとは異なる90年代事情ということなのかも。底辺同士でも繋がれない格差の明確な存在感。

2022/08/03

30点

選択しない 


見どころは主演二人の容姿だけ!?

一応、青春映画の枠に入るであろう作品です。帰る場所がない主人公の二人、マイクとスコット。リバー・フェニックスとキアヌ・リーヴスがそれぞれを演じてます。このキャスティングでないと、絶対に再見しなかったと思います。在りし日のリバー・フェニックスとキアヌ・リーヴスが見たかったからです。
どうもゲイの話は苦手なのです。しかも男娼として、自分の身体を売り物にしてるところの設定が気持ち悪かったですね。まぁ、帰る場所がない若者が生きるために仕方なくというのは分かりますが…。(主人公二人も金のために男娼をしてると言ってます)

主演二人のイケメンさは認めます。それが故に、もう少し生かす映画にしてほしかったものです。
私の映画観ですが、登場人物の成長、試練の克服、喜怒哀楽がなければ、作品は成立しないと考えてます。
その方向性で考えると、苦しい現状を克服しようとせずに男娼であることを甘んじて受け入れてるところに変化を感じることができませんでした。
映画を楽しくするエキスが欠落しています。
おまけに途中から出てきた訳のわからない中年のおじさんをパパ扱いしてたり理解に苦しみます。
では、最後まで観なければ良いのにとツッコミはあるでしょうが、私はどんな映画でも最後まで観る主義なもので(汗)

どうせなら、ブルーカラーからの脱出などの爽快なメイキングにしてほしかったですね。
ひたすら、ダラダラはきついものがありました。冒頭からラストまで陰鬱な描写が続いただけでした。

2021/07/07

2021/07/07

48点

選択しない 
字幕


怒りの

意識の外で収穫を待つ。

2021/03/31

2021/03/31

65点

VOD/NETFLIX/レンタル/テレビ 
字幕


LGBTQ映画

ガスヴァンサント監督、主演リヴァーフェニックス、キアヌリーヴスって事だけど、男の友情?愛情?そんなに金持ちの息子が何故?すぐに病気になっても無事なの?私には謎だらけ