この世界の片隅に

このせかいのかたすみに|----|----

この世界の片隅に

amazon
レビューの数

518

平均評点

86.8(3758人)

観たひと

4545

観たいひと

660

(C) こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル アニメーション / 戦争 / ヒューマン / ドラマ
製作国 日本
製作年 2016
公開年月日 2016/11/12
上映時間 126分
製作会社 「この世界の片隅に」製作委員会(製作統括:GENCO/アニメーション制作:MAPPA)
配給 東京テアトル
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

監督片渕須直 
脚本片渕須直 
原作こうの史代 
企画丸山正雄 
プロデューサー真木太郎 
キャラクター・デザイン松原秀典 
作画監督松原秀典 
撮影監督熊澤祐哉 
美術監督林孝輔 
音楽コトリンゴ 
録音調整小原吉男 
音響効果柴崎憲治 
編集木村佳史子 
監督補浦谷千恵 
色彩設計坂本いづみ 
画面構成浦谷千恵 
動画検査大島明子 

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

出演(声)のん 北條すず(旧姓:浦野)
尾身美詞 黒村径子
細谷佳正 北條周作
稲葉菜月 黒村晴美
牛山茂 北條円太郎
新谷真弓 北條サン
小野大輔 水原哲
岩井七世 白木リン
潘めぐみ 浦野すみ
小山剛志 浦野十郎
津田真澄 浦野キセノ
京田尚子 森田イト
佐々木望 小林の伯父
塩田朋子 小林の伯母
瀬田ひろ美 知多さん
たちばなことね 刈谷さん
世弥きくよ 堂本さん
澁谷天外 

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞に輝いた同名漫画を原作にしたアニメーション。昭和19年、18歳のすずは軍港のある広島・呉に嫁入りした。戦況が悪化し大切なものが奪われていくが、彼女は前を向き日々の暮らしを愛おしみながら生きていく。「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督が、太平洋戦争中~戦後の広島を舞台に、すずの日常を鮮やかに描き出す。すずの声は「ホットロード」の女優のんが担当。クラウドファンディングサイトで資金調達を行い、3千人を超えるサポーターからの記録的な支援が集まった。2016年第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第一位、日本映画監督賞受賞。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

昭和19年、18歳の少女・すず(声:のん)は生まれ故郷の広島市江波を離れ、日本一の軍港のある街・呉に嫁いできた。戦争が進み様々な物が不足していく中、すずは工夫をこらして食事を作っていく。やがて日本海軍の根拠地であるため呉は何度も空襲に遭い、いつも庭先から眺めていた軍艦が燃え、街は破壊され灰燼に帰していく。すずが大切に思っていた身近なものたちが奪われていくが、日々の営みは続く。そして昭和20年の夏を迎え……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2017年4月下旬号

読者の映画評:「この世界の片隅に」山内豊/「わたしは、ダニエル・ブレイク」鈴木功一/「虐殺器官」道山千晶

2017年3月下旬映画業界決算特別号

2016年映画業界総決算:第3章 映画界事件簿 ドキュメント:ヒット作の舞台裏 ③「この世界の片隅に」

2017年2月下旬号 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

2016年 第90回 キネマ旬報ベスト・テン:日本映画ベスト・テン

2016年 第90回 キネマ旬報ベスト・テン:読者選出日本映画ベスト・テン

2017年2月上旬号

戯画日誌:第49回 快作「カバネリ」と勝手にベスト・テン!

2017年1月下旬号

映画を見ればわかること:第353回 アニメ「この世界の片隅に」のこと、「ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち」のこと

2017年1月上旬号

読者の映画評:「この世界の片隅に」田中敏巳/「聖の青春」吉田伴内/「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」

2016年12月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画:「この世界の片隅に」

2016年11月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「この世界の片隅に」

戯画日誌:第44回「この世界の片隅に」を見るべし!

対談 のん×中森明夫「作家・アイドル評論家」:「この世界の片隅に」失って獲得した、大切なもの

「この世界の片隅に」:インタビュー 片渕須直「監督」 ただ普通のことしかやっていない人たちの上にいきなり爆弾が落ちてくることにこらえきれない悲しみを感じた

「この世界の片隅に」:作品評 あの時代を後世にまで伝えたいという強い意志

2016年7月下旬号

キネマ旬報が選ぶ みんなが観たい、いい映画55:「ジュリエッタ」 「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」 「ヒッチコック/トリュフォー」 「めぐりあう日」 「エンドレス・ポエトリー」 「La La Land」 「JOY」 「バンコクナイツ」 「聖の青春」 「PK」 「Knight of Cups」 「映画 聲の形」 「この世界の片隅に」 「ジャングル・ブック」 「ジェーン」

2022/07/21

2022/07/21

76点

VOD 


子供の頃こういう昔の暮らしを学校で習った。爆撃や物が足りないなど過去の話だが、今ではウクライナがこの状態なのかと思った。戦争ばかりではなく、家族と過ごす時間がメインの内容で、今では少なくなった2世代の家族で暮らす生活で、家族と共同生活することもいいもののように見えた。

2021/08/10

88点

映画館/新潟県 


【片隅に確かに存在した証しを】

北條に嫁いで来た翌朝。
夜も未だ明けぬ黎明から家事に勤しみ始めるすず。水を汲み 火を起こし 湯を沸かし―。
そんな彼女の一連の所作行動カット群に、彼女の住まい周辺を俯瞰で捉えたショットが一枚インサートされる。そのショットでは 数件の住居屋根上から、すずの家“同様に”靄煙が立ち上っている―。
彼等の相貌/日常は前面化されず あくまで後景(片隅)に留まるが、主人公女性すずと“同じ生活”が無数にあった事を物語る。
すずが屋外/街頭に出る度 それら後景“片隅”に映る無数の人々に是非眼を向け 想い馳せて欲しい。

見る事、識る事、心に焼き付ける事。夫の相貌を忘れまいと書き記そうとするすずの姿勢は、それら名も無き人々の 普通で他愛のない日々 ー故に特別な日々ー を“描き残そうとする”作品それ自体の顕在化でもある。
そしてすずの、それらを心に留め様とするその“意識的眼差し”は、本作を見、当時の無数の人々に想い馳せる観客一人〃の意識的眼差しと鏡映する筈だ。


終極にすずが口にする“謝辞”は、当時の 苦しみや怒りや歓びを、見てくれた 識ってくれた そして忘れまいとしてくれた“観客”に対するものだろう。
『ありがとう、この世界の片隅に、確かに私達が存在した証しを、見つけてくれて』―




《劇場観賞》

2021/06/01

2021/06/01

74点

VOD/NETFLIX/レンタル/テレビ 


昔の日本が見える

昔の日本の暮らしや人々が見えたのはとても良かったけれど、戦争の悲惨さはあまり伝わってこず、声優さんもあまり上手くないことが気になってしまった。感動したり泣いたりするような映画ではなかったけれど、戦争の一面を学べたのは良かった。

2021/05/01

2021/05/01

90点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 


日常を生きる。

戦争映画だけど、どこかコロナ禍の今と重ねてしまう。
国の言う事と庶民の感覚のズレとかね…w
戦前も戦争中も戦後も今も時は流れており、
そこには日常があるのですな。

優しい気持ちと笑顔を忘れずに、
一生懸命生きましょう。
良作です。(´∀`)

2016/11/27

2021/02/18

90点

映画館/群馬県/ブレビ劇場ISESAKI 


僕らも皆、世界の片隅

ただ絵を描くのが好きで
結婚して一生懸命家のことを頑張って
アレを覚えて、これを工夫して、毎日がちょっとだけ豊かになればいい。
日々をちょっとだけみんなと笑いあえるだけで幸せ。
ただそれだけで良かったのに…

誰かが勝手に始める戦争。
何がしたくて始めたの?
もっと何かを手にしたかったの?
それは、どうしても必要なものだったの?
どうしても欲しかったものなの?

そんな欲のために
そんな誰かのために
私は大好きな絵を描くことが出来なくなってしまったの?
私は私の家族を亡くしてしまう事になったの?
戦争を生きて
戦争を我慢しなきゃいけない生活を押し付けたくせに
勝手に始めて、勝手に終わりにする…

『覚悟してやっていたんじゃないのか!』

何にも知らない、ぼ~っとしてる すずさんの心からの叫びが突き刺さりました。

すずさんの生きた時代は
勝手に流れが生まれて、自分の意思とか思いとかに関係なく流れていってしまうような部分がありましたと思うけど
今ならもっと注意していれば、その流れを押しとどめる行動をすることもできるはず。

自分が
家族が
周りの人が
一人でも多くカラ元気ならぬカラ笑顔じゃない
心からの笑顔を見せられる世界を

世界の片隅から少しずつ広げていけたら…
戦火を広げるのじゃなく、笑顔を広げられたら…

日々の幸せが、どれだけ大切でそれをどうやって守るべきなのかを
すずさんの日々の生活を見ることで深く考えることになる素敵な作品だと思いました。
可愛らしく健気なすずさんの姿を、のんさんの声が彩ってくれていたと思います。

2021/02/07

2021/02/16

90点

購入/DVD 


何度観ても素晴らしい!

これで3度目の鑑賞である。2016年の公開後、静かなるブームに火がつき、戦争という出来事をどのようにして伝えていくかということに、新たな視点を学ばされた気がする作品であった。3年後には、上映時間を30分増やした別バージョンの「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」が公開されているが、残念ながらまだ鑑賞することが出来ていない。近いうちに鑑賞したいと思っている。また。この作品に影響を受け、「あちこちのすずさん」という番組が作られている。ただ単に悲惨な姿だけを伝えるのではなく、あの当時の戦争について普通の日常から語っているところがすごく良いと思っている。多くの人にこの作品は是非とも観て欲しいね。