マイ・ガール

まいがーる|My Girl|----

マイ・ガール

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レビューの数

13

平均評点

73.1(207人)

観たひと

344

観たいひと

33

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1991
公開年月日 1992/3/7
上映時間 0分
製作会社 イマジン・フィルムズ・エンターテインメント作品
配給 コロンビア映画=コロンビア トライスター映画
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1970年代のアメリカの田舎町を舞台に繰り広げられる、11歳の少年と少女の淡く切ない初恋物語。監督は「ドリーム・チーム」のハワード・ジーフ、製作は「バックドラフト」のブライアン・グレイザー、エグゼクティヴ・プロデューサーは「バックマン家の人々」のジョゼフ・M・カラーチョウローとデイヴィッド・T・フレンドリー、脚本は、AFI出身のローリス・エレワニー・撮影はポール・エリオット、音楽は「愛の選択」のジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

11歳の多感な少女ヴェーダ(アンナ・クラムスキー)は、葬儀屋を営む男やもめの父親ハリー(ダン・エイクロイド)と祖母の3人で暮らしている。ある日家に若い女性シェリー(ジェイミー・リー・カーティス)がやってきて、死体のメークアップ係として雇われることになる。次第にハリーと親しさを増していくシェリーにヴェーダは不安を感じるようになるが、そんな時彼女の心の支えになってくれたのが幼なじみの少年トーマス(マコーレー・カルキン)だった。彼は、秘かに恋心を抱く詩の先生ビクスラー(グリフィン・ダン)に会いに行くのにも付き合ってくれる。ハリーとシェリーの初めてのデートを邪魔して逃げ帰った時も、トーマスが一緒だった。2人は森で釣りをしたり、大きな蜂の巣を木から落としたりして遊んだ。ハリーはヴェーダに、さらに衝撃的な告白をする。「パパはシェリーと結婚するよ」。愛し合う2人にますます嫌悪を感じるヴェーダは、ことごとく2人の邪魔をする。「どうして大人は結婚なんかするんだろう?」と疑問をぶつけるヴェーダを、トーマスはやさしく見つめるようになった。森の川のほとりで、ヴェーダはトーマスにそっとキスをする。しかし二人の淡い恋は悲劇的な結末を迎える。森でヴェーダがなくした指輪を探していたトーマスが、蜂の大群に襲われて命を失ったのだ。トーマスの葬儀の日、ヴェーダは彼の死に顔を見るや、泣きじゃくって外に飛び出し、尊敬するビクスラー先生の家に駆けつける。しかしビクスラーと一緒にいたのは婚約者と名乗る女性だった。「先生まで!」とショックを受けたヴェーダは、トーマスと行った川のほとりの木に登って涙を流した。警官に連れられて家に戻ったヴェーダを、シェリーがそっといたわってくれる。いつか、詩の教室に入会するためにシェリーのお金を持ち出したことを告白したヴェーダを、シェリーはやさしく許してくれた。ヴェーダは翌日、ビクスラーの詩の教室でトーマスへの想いを込めた詩を朗読するのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

1992年6月上旬号

外国映画紹介:マイ・ガール

1992年3月上旬号

グラビア《Coming Attractions》(新作紹介):マイ・ガール

2021/08/13

2021/08/14

74点

購入/DVD 
吹替


ムードリングなるものが流行った?

ハワード・ジフ監督による、ハートフル・ホームドラマ。
⛪⚰️・・・🚌👩💍・・・💋💄・・・🐟🎣・・・🎡🎢🎠🏎️💥🏎️・・・🏃‍♂️🐝🐝🐝・・・🚴‍♀️🚴‍♀️
1972年夏、11才になった、葬儀屋の娘ベーダ(アンナ・クライムスキー)は藪医者の診断に不満顔になる・・・。

(タイトルの「マイ・ガール」を僕の彼女と訳すのは、何か違う。特に意味のない呼び方、強いて訳せば「うちの娘」くらいか?。本作のお話も、初恋エピソードは脇役と思います。メインは、父親に恋人が出来て、その彼女に嫉妬する物語です。)
(本作中、ベーダの指輪(母の形見?)の色が最初黒色だったのが、ラストには、ブルーに変わる、この指輪は70年代に流行ったムードリングというものらしい。体温の変化によって液晶を含んだ本体の色が変わるようです。
以下、低温→高温、の色と関連する意味です。
黒 ・・・緊張
灰色・・・不安
琥珀・・・不幸・神経質
緑 ・・・穏やか
青 ・・・アクティブ・リラックス
バイオレット・・・幸福・情熱的
(父親の恋人役、ジェイミー・リー・カーティスは、アーノルド・シュワルッツネッガーの「トゥルーライズ」でセクシーダンスをした人ですね・・・たぶん。)

2017/11/12

2017/11/12

80点

選択しない 


女の子の服装可愛い。
最後は驚いたけど、良い映画やった。

2017/07/28

2017/07/28

9点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


ハリウッドの死生観はこの程度!

主人公ヴェーダ(11歳の女の子)の家は葬儀屋で彼女にとって死は日常である。ヴェーダが産まれて母親は亡くなった。彼女はそれを知っている。自分のせいで母親が死んだのか?という不安で11歳まで生きてきた。
父親ハリーは気難し屋という設定だが、ダン・エイクロイドが演じてるのだ。ダン・エイクロイドのどこが気難し屋?もうちょいシリアスなキャラクターはいっぱいいるだろうに!ミスキャスト。
そこに美容師のジェイミー・リー・カーチスがやってくる。父親と仲良くなる彼女に嫉妬する娘。徹底して反抗していたはずなのにラストでは仲良くなっている。
マコーレ・カルキンの親友は蜂に刺されて死んでしまう。ヴェーダの失くした指輪を探してあげてたのに。指輪の石は黒から青に変わってる。ヴェーダは葬儀では悲しみのどん底にいたのにラストでは女友だちと仲良く自転車に乗って遊びに行く。めでたしめでたし、って何これ?!

2016/11/20

2016/11/25

60点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


日本映画でリメイクしても悪くないのでは?

母親を亡くし父子家庭で育つベーダの初恋のようでもある友情、そして切ない別れが繰り広げられる。
また父の職業が葬儀屋ということもあり人の生死に関して微妙な心の動きが描かれている。
日本映画でリメイクしても悪くないのでは?と思ってしまった。

2016/07/30

2016/07/30

70点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
字幕


そこでお葬式するのか

ジャケと題から、マコーレカルキンが主役で女の子との話かと思ったら違った
大人ぶって小生意気でキュートな女の子の話
とても愛嬌良く描かれている

2016/07/15

2016/07/23

70点

選択しない 


ほろ苦い思い出

ネタバレ

 前年の「ホーム・アローン」の大ヒットのせいかクレジットは相手役マコーレー・カルキンの方が先だけど、主演はアンナ・クラムスキー演じるベーダで子役映画である。
 母を知らない少女ベーダの子供らしい感受性豊かで繊細な心情を描いていて、クラムスキーも好演している。父(エイクロイド)の新しい恋人(カーチス)への嫉妬の入り混じった苛立ちなどの描写はよくある設定だけど印象的に描かれている。少女を包み込む二人の大人にダン・エイクロイドとジェイミー・リー・カーチスといったコミカルな二人を充てがっていて映画全体もどことなく喜劇調で展開していくけど、終盤にいたって悲劇が起こってしまうのが意外だった。やや唐突な感がする親友の死だけど、考えてみれば父の仕事が葬儀屋という特殊な設定だったことに思い至る。不吉な予兆は最初からあったわけだ。
 母の死、友人の死を乗り越えていく健気な少女の姿が爽やかな印象を与える好編。時代設定がニクソンが再選を果たす1972年ということになっているけどそれに格別意味があるとも思えない。タイトルであるテンプテイションズのヒットナンバーに合わせた時代設定なのかもしれない。そのためか幼年期のほろ苦い思い出語りを聞かされた時のようなツンと痛い感傷が残る映画。