長~い映画。5時間半もある。結局インターミッション2回を挟んで、午前、午後、翌日と3回に分けて見た。
ストーリー的には仲良しの四人組の女性の、女から見た男性観と自分の人生との関わりを描いている。
槙野あかり(田中幸恵)は看護師でバツイチ。井場桜子(菊池葉月)は一人っ子だった夫に従う貞淑な妻。塚本芙美は出版社で共稼ぎをしている一見何の問題もなさそうな淡泊な夫婦関係。日野純(川村りら)は学者の夫とコミュニケーションができず離婚裁判中。この四人がワークショップや、温泉旅行、高校生の子供が同級生を孕ませた事件、詩の朗読会でのトラブルなどを通して、女性の幸せとは何かとを考えていく。
見て損は無い映画だが、あまりにも長いので、見るには覚悟が必要。
4人はロカルノ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞しているが、みんな素人だそうだ。それにしては素晴らしい演技を見せてくれる。