オデッセイ(2015)

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オデッセイ(2015)

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レビューの数

328

平均評点

79.8(2990人)

観たひと

4053

観たいひと

322

(C) 2015 Twentieth Century Fox Film

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2015
公開年月日 2016/2/5
上映時間 142分
製作会社 Twentieth Century Fox Film Corporation, TSG Entertainment, Scott Free Productions
配給 20世紀フォックス映画
レイティング 一般映画
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ フィルム/ビデオ(3D)
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

アンディ・ウィアーのベストセラーSF小説『火星の人』をリドリー・スコット監督が映画化。探査中の事故で火星に取り残された宇宙飛行士が、孤独なサバイバルを繰り広げる一方で、それに気付いたNASAが決死の救出ミッションに挑む。過酷な状況でもユーモアを失わず、常に前向きな主人公を「エリジウム」のマット・デイモンが好演。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

人類3度目の有人火星探査ミッション“アレス3”は、18日目に突然吹き荒れた猛烈な嵐によって、任務中止に追い込まれる。ところが、全6名のクルーのうち、マーク・ワトニー(マット・デイモン)は、突風でバラバラになった通信アンテナの直撃を受けてどこかへ吹き飛ばされ、行方不明になってしまう。タイムリミットが迫る中、必死の捜索を続ける指揮官のメリッサ・ルイス船長(ジェシカ・チャステイン)だったが、ワトニーは発見できず、やむなく離陸を決断。ルイス船長以下5人は宇宙船ヘルメス号で地球への帰途につく。ワトニーは死亡したと判断され、NASAのサンダース長官(ジェフ・ダニエルズ)が記者会見を実施した。しかし、ワトニーは生きていた。辛うじて砂漠から人口住居施設“ハブ”に帰還した彼は、この上なく絶望的な現実を思い知らされる。ハブに残された食料はほんのわずか。ところが、次の探査ミッション“アレス4”のクルーが火星にやってくるのは4年後だ。それまで生き抜くためには、酸素や水を作り出すところから始めなければならない。植物学者でメカニカル・エンジニアのワトニーは、ありったけの科学知識と持ち前のポジティブ思考によって、これらの途方もないハードルを1つずつ乗り越えてゆく。しばらくして、NASAもワトニーの生存に気付く。火星の衛星画像を調べていた職員が、ワトニー生存の証拠を発見したのだ。ただちに食料を送るための補給機の準備を開始。再び記者会見を開いたサンダース長官がワトニーの生存を発表したことで、火星で孤独なサバイバルを続けるワトニーは一躍、全世界の“時の人”となった。ところが、時間との厳しい戦いを強いられた救出プランはトラブルに見舞われ、ワトニーは再び絶体絶命の危機に陥ってしまう。やがてワトニーの命運は、宇宙を航行中のヘルメス号のクルーを巻き込み、誰も想定していなかった最終手段に託されることとなる……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2017年2月下旬号 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

2016年 第90回 キネマ旬報ベスト・テン:読者選出外国映画ベスト・テン

2016年3月上旬号

読む、映画:「オデッセイ」

2016年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

UPCOMING 新作紹介:「オデッセイ」

2016年2月上旬号

「オデッセイ」:リドリー映画はやはりSF的興奮に溢れている

「オデッセイ」:メイキング・オブ・「オデッセイ」

2024/06/17

2024/06/17

-点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


良い

2024/06/09

2024/06/09

65点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


リドリー・スコットとしては凡作

純真無垢な妻は「これ実話?」と言った。ミスターUSAマット・デイモンのポジティブな奮闘ぶりが如何にも本当らしい。確信に満ちた火星の描写も見て来たかのようなリアルさ。妻じゃなくても実話と勘違いするほど。

正直言ってリドリー・スコットにしては平凡な仕上がりだと思う。前述のように実話ならまだしも創作ものでここまで抑揚がないと退屈に感じる。

総じて映像はよく出来ているがストーリー自体は面白くない、身も蓋もない言い方をすればそんな感じ。

2024/06/08

2024/06/08

50点

VOD/NETFLIX/レンタル/テレビ 
字幕


ちょっと退屈かも。宇宙遊泳はリアル?っぽかった。

2024/05/26

2024/05/26

79点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 
字幕


火星でひとりぼっち

火星でのひとりぼっちの生活が実にリアルだったのと、火星や宇宙の画が壮大で素晴らしく、さすがリドリー・スコット監督だと思いました。
最後の救出作戦は実際にできるのかどうかは分かりませんが、成功してくれと観客に願わせる力がありました。

2023/08/24

2023/08/25

82点

テレビ/有料放送/WOWOW 
吹替


凄い精神力・・

いやぁ・・・、これ良いなぁ。火星に一人だけ取り残されて・・・、すごい精神力だと思う。せっかく栽培したジャガイモがダメになってしまった。そこまでの展開も凄かったが、もうこの時点で諦めちゃうと思う。生きる事への執念の凄さを感じた。映像も素晴らしいし、完成度の高い作品でした。

2023/01/28

2023/01/28

89点

VOD/U-NEXT 

・「インターステラー」「ゼログラビティ」「アポロ13」に次ぐ宇宙サバイブ映画の傑作 7年ぶりの再見であったが大満足のエンターテイメント
・火星に一人残されたワトニーの知恵を絞ったサバイバル術がワクワクさせる 排泄物まで駆使したジャガイモ栽培の食料の確保、過去の探査衛星パスファインダーカメラを使った16進法連絡術、カメラに残す記録映像 彼の生きる執念が観客まで前向きにさせてくれる
・艦長が好きなディスコミュージックが実に効果的 サバイバル物のヒリヒリする展開の中で「ホットスタッフ」や「スターマン」などが前向きさと楽しさと高揚感を与える見事な選曲 同時期の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に通じる
・強引な面は否めないものの、最後のヘルメスによるワトニー救出場面は上がる ヘルメスの乗員たちの絆を描き、家族との交信で人柄を掘り下げる 艦長を含め魅力的
・長時間にわたる時間の経過をあっさり表現している所も好感 MAVへの移動の4か月、ヘルメスがスイングバイした後の7か月、最後の救出後から地球への帰還 テンポがたまらなく良い
・当初はマッチョなマットデイモン 中盤、ジャガイモ栽培が出来なくなった後の激やせ描写も説得力を増す
・本作の宇宙船ヘルメスの造形がたまらない 外周部に回る重力室に向かうために中央の無重力部分から外周部に行く際に、足先から降りていき途中から梯子を滑り落ちる表現はものすごくかっこいい 基本的に宇宙船が好きだが、ヘルメスの説得力が良かった
・何もない火星 砂と岩だけで広がる空間、前半の巨大嵐の描写に圧倒される
・ヘルメス女性乗員にルーニーマーラの姉が びっくり

・残念な部分はやっぱり中国資本に忖度した展開 中国のロケットを登場させるために最初の補給船を失敗させる ヘルメスのスイングバイを前提にして補給船のみでも十分通じる展開 この展開のせいで余分に15分ぐらいかかっている とっても気になる
・地球上のNASA周りに結構な時間を割いているが、もう少しシンプルでも良い 「ゼログラビティ」ぐら思い切った方が良かった
・最後の救出場面において、ヘルメスを爆破し空気を押し出すことによる推進力確保作戦 ここだけは飛躍していて違和感 「インターステラー」や「ゼログラビティ」の説得力には劣る