オデッセイ(2015)

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オデッセイ(2015)

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レビューの数

329

平均評点

79.8(3011人)

観たひと

4068

観たいひと

321

(C) 2015 Twentieth Century Fox Film

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル SF / ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 2015
公開年月日 2016/2/5
上映時間 142分
製作会社 Twentieth Century Fox Film Corporation, TSG Entertainment, Scott Free Productions
配給 20世紀フォックス映画
レイティング 一般映画
カラー カラー
アスペクト比
上映フォーマット
メディアタイプ フィルム/ビデオ(3D)
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

アンディ・ウィアーのベストセラーSF小説『火星の人』をリドリー・スコット監督が映画化。探査中の事故で火星に取り残された宇宙飛行士が、孤独なサバイバルを繰り広げる一方で、それに気付いたNASAが決死の救出ミッションに挑む。過酷な状況でもユーモアを失わず、常に前向きな主人公を「エリジウム」のマット・デイモンが好演。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

人類3度目の有人火星探査ミッション“アレス3”は、18日目に突然吹き荒れた猛烈な嵐によって、任務中止に追い込まれる。ところが、全6名のクルーのうち、マーク・ワトニー(マット・デイモン)は、突風でバラバラになった通信アンテナの直撃を受けてどこかへ吹き飛ばされ、行方不明になってしまう。タイムリミットが迫る中、必死の捜索を続ける指揮官のメリッサ・ルイス船長(ジェシカ・チャステイン)だったが、ワトニーは発見できず、やむなく離陸を決断。ルイス船長以下5人は宇宙船ヘルメス号で地球への帰途につく。ワトニーは死亡したと判断され、NASAのサンダース長官(ジェフ・ダニエルズ)が記者会見を実施した。しかし、ワトニーは生きていた。辛うじて砂漠から人口住居施設“ハブ”に帰還した彼は、この上なく絶望的な現実を思い知らされる。ハブに残された食料はほんのわずか。ところが、次の探査ミッション“アレス4”のクルーが火星にやってくるのは4年後だ。それまで生き抜くためには、酸素や水を作り出すところから始めなければならない。植物学者でメカニカル・エンジニアのワトニーは、ありったけの科学知識と持ち前のポジティブ思考によって、これらの途方もないハードルを1つずつ乗り越えてゆく。しばらくして、NASAもワトニーの生存に気付く。火星の衛星画像を調べていた職員が、ワトニー生存の証拠を発見したのだ。ただちに食料を送るための補給機の準備を開始。再び記者会見を開いたサンダース長官がワトニーの生存を発表したことで、火星で孤独なサバイバルを続けるワトニーは一躍、全世界の“時の人”となった。ところが、時間との厳しい戦いを強いられた救出プランはトラブルに見舞われ、ワトニーは再び絶体絶命の危機に陥ってしまう。やがてワトニーの命運は、宇宙を航行中のヘルメス号のクルーを巻き込み、誰も想定していなかった最終手段に託されることとなる……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2017年2月下旬号 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

2016年 第90回 キネマ旬報ベスト・テン:読者選出外国映画ベスト・テン

2016年3月上旬号

読む、映画:「オデッセイ」

2016年2月下旬 キネマ旬報ベスト・テン発表特別号

UPCOMING 新作紹介:「オデッセイ」

2016年2月上旬号

「オデッセイ」:リドリー映画はやはりSF的興奮に溢れている

「オデッセイ」:メイキング・オブ・「オデッセイ」

2025/03/17

2025/03/23

82点

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原作の匂いは感じられる

ネタバレ

面白かったし、原作の「空気」を映像を通じて初めて知ることができたのはとてもいい。マット・デイモン演じる主人公の火星での圧倒的な孤独感、それを感じられたことがこの映画の意義。ただ、3点原作からの改変点が納得行かないのは指摘したい。
まずはタイトル。なぜオデッセイ?英題は原作通り直訳すれば火星の人。それでいいじゃないですか。なぜ改変?
そしてラストの改変2点はある意味本作品のリアリティをとても殺いでしまったのが非常に残念。1つは彼があっさりと仲間たちの宇宙船がやってこられる場所までたどり着いてしまったこと。これは尺が長くなるからしょうがないとも言えようが、それがどれだけ奇跡的なことだったのかが感じられなくなってしまった。
そして、もう1点は、主人公を最後に救うのが船長自ら私が行くと言って行ったこと。これはプロとして大失格でしょう。そもそもスペシャリストがいるわけで、明らかに技量の下の船長が彼を救おうと自ら動くなんてとんでもない。失敗したときに誰が指揮するのか、ということも考えて欲しい。
そんなわけで、この3点にはとても不満が募ったが、火星での生活がイメージできたこと、主人公が生きていると地球や宇宙船クルーたちが知ったときと、救出されたときの感動は原作と同じ気持ちを味わえたので加点しておこう。

2024/12/12

2024/12/21

60点

レンタル/愛知県 
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火星の人

NHKドラマ「宙わたる教室」で取り上げられていた原作小説と映画に興味を引かれて観た。ああ、ここが引用されているんだなどと確認しながら興味深く観られた。

2024/06/17

2024/06/17

-点

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良い

2024/06/09

2024/06/09

65点

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リドリー・スコットとしては凡作

純真無垢な妻は「これ実話?」と言った。ミスターUSAマット・デイモンのポジティブな奮闘ぶりが如何にも本当らしい。確信に満ちた火星の描写も見て来たかのようなリアルさ。妻じゃなくても実話と勘違いするほど。

正直言ってリドリー・スコットにしては平凡な仕上がりだと思う。前述のように実話ならまだしも創作ものでここまで抑揚がないと退屈に感じる。

総じて映像はよく出来ているがストーリー自体は面白くない、身も蓋もない言い方をすればそんな感じ。

2024/06/08

2024/06/08

50点

VOD/NETFLIX/レンタル/テレビ 
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ちょっと退屈かも。宇宙遊泳はリアル?っぽかった。

2024/05/26

2024/05/26

79点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/購入/テレビ 
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火星でひとりぼっち

火星でのひとりぼっちの生活が実にリアルだったのと、火星や宇宙の画が壮大で素晴らしく、さすがリドリー・スコット監督だと思いました。
最後の救出作戦は実際にできるのかどうかは分かりませんが、成功してくれと観客に願わせる力がありました。