天使たちが失墜するとき

てんしたちがしっついするとき|Gdy spadaja anioly|WHEN ANGELS FALL DOWN...

天使たちが失墜するとき

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レビューの数

1

平均評点

56.2(5人)

観たひと

6

観たいひと

1

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ドラマ
製作国 ポーランド
製作年 1959
公開年月日 未公開
上映時間 20分
製作会社 Panstwowa Wyzsza Szkola Filmowa, Telewizyjna i Teatralna (PWSFTviT)
配給
レイティング
カラー
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

「ローズマリーの赤ちゃん」や「戦場のピアニスト」など数々の名作を生み出したロマン・ポランスキー監督が、ウッチ映画大学卒業制作として発表した短編作品。あるひとりの老婆の記憶を描く。ポランスキーは老婆役で出演している。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

公衆便所で働くひとりの老婆。彼女の胸に、若かりし頃の愛や子供、戦争などの思い出が去来する。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2023/06/10

2023/06/10

78点

購入/DVD 


ポランスキーの短篇です

モノクロとパートカラー・スタンダード。
1959年、21分
初めてカラーが使用されている。
音楽はコメダ。

公衆便所に消毒剤をまく老婆。
そのあと椅子に座り、立ちションする男たちを、ひなが一日見つめる。
管理人といったところか。
小銭を置いていく人もいる。

老婆は、そのトイレで若き娘時代を回想する。
物悲しい話?だ。
この1959年作に登場した老婆、1880年あたりに生まれ、二度の大戦をくぐり抜け大変な人生だったんだろうな、と思った。
深いシワが、長い人生を物語る。
そして、こういう役を老婆に演じさせるポランスキーに、残酷だなぁと思った。


さて以下は、メイキングの話。
未見の人は、知らない方がいいことなので。読まないほうがいい。

老婆を演じたのは、若い人がメイクで演じていたのだった。
完璧なメイクで、すっかり騙された。
1959年で、メイキャップはここまで進化していたのだ。
驚きである。