デンゼル・ワシントン主演で、全く知らない作品でした。調べると日本では未公開作品でした。
1983年の映画で、デンゼルが若い。それでも存在感は大いにあり。観ておいて良かったなと思ってます。
本作のテーマは飲酒運転です。近頃では、日本では厳罰化されて違反者は社会的に抹殺されるところまで厳しくなってなってます。
アメリカは日本など比較にならないぐいに飲酒運転の多い国でした。現在は厳罰化されてるようですが、日本以上の車社会なので、摘発されてない潜在数は如何程でしょうか?
ストーリーは飲酒運転の車に衝突されて、娘を失った家族の話です。
その刑事的責任をとらせるために、裁判が行われるわけです。
遺族の憤り、加害者の自己保身に走る無責任さ、飲酒運転の罪の大きさが認知されていない当時の社会が描かれてます。
劇中の紹介文で、当時のアメリカは23秒に1人飲酒運転のために命を落としてたそうです。それ故に、この家庭を壊す愚かな行為を取り上げたのは社会的に意義のあることだと思います。
学校の道徳の時間にでも見せれば良いのではないでしょうか?