モンスター 変身する美女

もんすたーへんしんするびじょ|SPRING|SPRING

モンスター 変身する美女

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レビューの数

8

平均評点

59.9(31人)

観たひと

39

観たいひと

7

(C) SPRING LLC 2014

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ホラー
製作国 アメリカ
製作年 2014
公開年月日 2015/5/17
上映時間 109分
製作会社 XYZ Films
配給 アット エンタテインメント
レイティング
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット
メディアタイプ
音声 ドルビーSRD

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

様々なモンスターに変身しながら生きる美女と人間の恋を描く異色ラブストーリー。監督は「キャビン・イン・ザ・ウッズ」のジャスティン・ベンソンとアーロン・ムーアヘッド。出演は「死霊のはらわた」のルー・テイラー・プッチ。トロント国際映画祭ほか多数の国際映画祭正式出品作品。新宿シネマカリテ・カリコレで上映。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

父親に続けて母親を亡くし、孤独となった青年エヴァン(ルー・テイラー・プッチ)は、失意のどん底でアメリカを飛び出し、イタリアへと向かう。エヴァンは南イタリアの海沿いの街で、美しくミステリアスなルイーズ(ナディア・ヒルカー)に出会い、一目で恋に落ちる。ルイーズと恋人同士のような日々を過ごし、幸せな気持ちのエヴァンだったが、彼女は2000年以上も様々なモンスターに変身しながら生き続けるという恐ろしい秘密があった……。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2022/10/10

2022/10/11

68点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
字幕


ホラーらしくない・・・

 南イタリアの美しい海辺の街を舞台に、恐ろしい秘密を持つ美女と孤独な青年の愛の行方を圧倒的な映像美で描き、世界各地の映画祭で話題を集めたホラーラブストーリー作品。アメリカ人の青年エヴァンは両親を立て続けに亡くし、天涯孤独の身となってしまう。失意のままにイタリアへと渡った彼は、海沿いの街で謎めいた美女ルイーズと出会い、瞬く間に恋に落ちる・・・。
ジャンル的にはホラーのようだが、あまりホラーらしくない作品だった。どちらかといえば、ラブストーリーの要素の方が強かったかな。それにしても、モンスターと知りながら最後まで愛をつらぬく気持ちがよく分からなかった。そこまで惚れる要素が彼女にあったのだろうか・・・、う~ん、見えてこない。南イタリアの美しい映像は、そこそこ楽しめたが、それだけだった気がする。

2020/03/03

2020/03/10

60点

レンタル 
字幕


イタリアロケなしでは成り立たない話。

ネタバレ

エヴァンは母親を亡くし、やり場のない気持ちのまま、勤め先のレストランでも暴力を振るいクビになる。
気分転換のために傷心を癒やすイタリア旅行へ出かける。ここで英語の堪能な美女ルイーズと知り合う。
ルイーズは科学者と名乗り、何カ国語も話すエリートだったが、ちょっと風変わりな言動に振り回される。
初めてのセックスの後、彼女の顔に醜いアザが浮かび上がる。

ストーリーは単純、異郷での恋がモンスター話へ変化する。イタリアへ話を持っていったのは、ルイーズ
の出自に由来する。2000年前の絵画にルイーズが描かれていたのだ。彼女は20年ごとにDNAが
総入替えされ、永遠に若い肉体を持つ。しかしその変身時はコントロールの効かないクリーチャー化する。
科学者であるルイーズはクリーチャー化を止める薬を注射するが、最も醜い姿をエヴァンに見られてしまう。
しかしエヴァンは心変わりせずにルイーズに寄り添う。ヴェスヴィオ火山噴火で亡くなったポンペイの
市民を石膏で再現した石像が二人の愛を象徴した。

二人監督で、ベンソンが脚本を、ムーアヘッドがドローンなどの空撮を担当したのかな。それではかなり
ショッキングなクリーチャーはどちらの趣味なのか。
ホラー映画なのだが、ラブストーリーが力強く一貫している。

2016/04/05

2018/09/01

70点

レンタル 

 
 
 
自宅にて鑑賞。原題"Spring"。イタリアを舞台とし、作風からもヨーロッパ臭がするが、れっきとしたアメリカ映画。謂わば“アダルト版『ぼくのエリ 200歳の少女('08)』”。ドローンを駆使したと云う画面は終始、色味を抑えた色調で、アングルやカメラワークも個性的。妖しく謎めいたヒロイン“ルイーズ”のN.ヒルカーも魅力的に映えていた。予定調和とは云え、彼女の選択が夜明けで判明するオチは、内容的にも画的にもラストに相応しい。ただ判った様な判らない設定(説明)は微妙で、後半ゴリ押し気味なのが残念。70/100点。

・本作の特色の一つとして、鳥瞰を多用したアングルや独特の色調とリズムに支配される画面が挙げられるが、加えて役者陣の演技力も標準以上で卓越していたと思う。

・ポスターにある「リチャード・リンクレイターとH.P.ラヴクラフトのハイブリッド」とのコピーとイタリアの港町が舞台と云う事で、一番にスペインの『DAGON('01)』を想起したが、登場するクリーチャーはM.ゴメスの“ウシア・カンバロ”よりも西ドイツとフランスの合作『ポゼッション('81)』でI.アジャーニの“アンナ”が絡むモンスターの方が近かった。他にもアメリカ映画の『アルタード・ステーツ/未知への挑戦('79)』辺りのも思い浮かんだ。

・監督のA.ムーアヘッドとJ.ベンソン両氏は、'76年から始まるA.ライスの代表作『ヴァンパイア・クロニクルズ』に登場する吸血鬼(怪物)を巡り、A.ライスとかなり揉めたと伝えられている。

・N.ヒルカー演じる“ルイーズ”宅の調度品の殆どは、イケア製で揃えらている。


 

2018/03/07

2018/03/09

66点

購入/DVD 
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彼女が美女でなかったら

ネタバレ

 先月「ゆれる人魚」を観て、なんとなく思い出して鑑賞。
 母親を看取り孤独になったアメリカ青年がイタリアへ旅立つ。
 旅先で出会った女性と身体を交わし恋をした。
 …この女性がモンスターだったという話。
 人間じゃないわけでもないらしい。
 不死性を持つ彼女との恋愛をテーマに据えているのかしら。
 始終イチャイチャしていてお色気ショットも多い。
 わたし的には、いまいち納得のいかない結末ではあった。
 ただ、異形の造形と美女の美しさに見惚れた映画ではあった。

 彼女の生きてきた2000年の間に、青年より真剣に彼女を愛した男は沢山いたと思うのよね。

 特典は、予告。

2016/09/03

2016/09/03

80点

レンタル/京都府/TSUTAYA/TSUTAYA 出町柳店/DVD 
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異色ラブストーリー

ネタバレ

異色ラブストーリーです。ただ、予告編のようなホラー感はありません。個人的には好きな映画ですね。
本筋はやはりラブストーリーであるということが崩れていないのがよかった。
自分もこんな人でありたい。

2016年

2016/02/13

30点

選択しない 
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ちょっと残念

もっと激しい何かがあると思った。
エヴァン優しい。
物足りなかった。