様々な種族が住む世界の中で、善と悪の勢力が、駆け引きあり、裏切りと同盟ありと、せめぎあって激しい戦いを繰り広げる。
まずは、壮大なファンタジー世界の造形に注ぎ込まれた物量とエネルギーに感動させられる。昔、テレビで吹き替え版を鑑賞したが、さほど感心しなかった。多分カットされていただろうし、今のような高画質テレビでなかったこともあっただろう。ディレクターズカット版やら完全版やら、大抵は冗長化してるだけが多いのだが、今回は真価をたっぷり見せつけられた。
ストーリー展開にはご都合主義が目に付いて感動するとまではいかないが、ファンタジー愛好者必見です。