北北西に進路を取れ

ほくほくせいにしんろをとれ|North by Northwest|North by Northwest

北北西に進路を取れ

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レビューの数

115

平均評点

78.9(661人)

観たひと

984

観たいひと

76

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 アメリカ
製作年 1959
公開年月日 1959/9/26
上映時間 135分
製作会社 M・G・M映画
配給 MGM
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット 35mm
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

スリラー映画お得意のアルフレッド・ヒッチコックが「めまい」につづいて監督した、恋とスリルに満ちたサスペンス・ドラマ。脚本をアーネスト・リーマンが書下し、「黒い蘭」のロバート・バークスが撮影を、音楽はバーナード・ハーマンが担当している。出演は「無分別」のケーリー・グラント、「愛情の花咲く樹」のエヴァ・マリー・セイント、「針なき時計」のジェームズ・メイスン、他にジェシー・ロイス・ランディス、レオ・G・キャロル等。製作アルフレッド・ヒッチコック。テクニカラー・ビスタビジョン。1959年作品。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

広告代理店の社長ロジャー・ソーンヒル(ケーリー・グラント)は、ジョージ・カプランなる男と間違えられ、2人の男に拉致された。広大な邸宅に連れ込まれた彼は、タウンゼントと称する男(ジェームズ・メイスン)に、どこまで情報を知っているのか話すように強要される。訳の分からないロジャーが、人違いだと主張しても信用されず、無理やり酒を飲まされたあげく、車に乗せられて海へ突き落とされそうになった。危ういところを、巡回中のパトカーに見つかって連行されたため命は助かったが、飲酒運転の罰金刑に処せられてしまった。無実を証明するため、例の邸宅に赴くと、タウンゼント夫人は、彼をパーティに招いたと証言した。次に国連総会に出席しているというタウンゼントに会うために、国連本部に向かうと、そこにいたタウンゼントは昨夜の男とは別人だった。そのうちにタウンゼントは、昨夜の男たちの手によって殺されてしまう。なんとロジャーは、殺人犯として追われる身になってしまったのだ。昨夜の男の正体は、敵国のスパイのヴァンダムという男だった。政府のスパイ機関は、ヴァンダム一味の中に送り込んでいるスパイを守るため、カプランという架空のスパイを仕立てていたのだが、ロジャーをそのままカプランの身代わりとしておくことに決めた。そうとは知らないロジャーは、カプランを追ってシカゴ行きの寝台列車に乗り込んだ。車内で出会ったイヴ・ケンドール(エヴァ・マリー・セイント)という美女が、自分が指名手配犯と知りつつかくまってくれた。ふたりは惹かれあい、一夜を共にする。ところが彼女はヴァンダムの仲間だったのだ。イヴの罠によって、郊外の広大な平原におびき出されたロジャーは、そこで軽飛行機に襲われる。逃げ回るロジャーを追う飛行機は、通りがかったタンクローリーと衝突して炎上。逃げ延びたロジャーが、カプランが宿泊しているはずのホテルに到着すると、そこにはイヴがいた。こっそり彼女の後を追った先のオークション会場では、ヴァンダムがある美術品を落札していた。改めてヴァンダムと対面するロジャーだが、出口を手下たちに阻まれてしまう。とっさにオークション会場を混乱させ、警官に連れ出されるという手法で脱出したロジャーは、そのまま空港に連れていかれた。そこにいたのはスパイ機関の「教授」と呼ばれる男だった。教授はこれまでのいきさつをすべてロジャーに話し、改めて協力を要請した。実はヴァンダム一味に送り込んでいるスパイは、イヴだったのだ。ロジャーの出現によって彼女の命が危うくなったために、一芝居打つことになった。ラシュモア山のふもとの食堂で、ロジャーはイヴに空弾で射殺される芝居を打った。芝居は成功したが、彼女が使命のために、ヴァンダムと共に国外へ脱出することを知ると、ロジャーは彼女を助けるために、アジトである山荘に忍びこんだ。そこではヴァンダムの部下が空弾のトリックを見破り、イヴを飛行機から突き落とす計画が話されていた。さらに彼らが盗み出したマイクロフィルムが、落札した美術品の中にあることを知った。なんとか彼女に連絡をつけたロジャーだったが、手下に見つかって銃を突きつけられてしまう。銃声が鳴り響いた隙に、イヴは美術品を奪って逃走、ロジャーと共に巨大モニュメントまで追い詰められる。危機一髪のところをかけつけた教授たちに助けられた。そうして2人は想い出の寝台列車でニューヨークへ向かうのだった。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2010年12月上旬号

午前十時の映画祭:「裏窓」「北北西に進路を取れ」

1959年10月下旬号

外国映画批評:北北西に進路を取れ

1959年9月下旬号

特集 アルフレッド・ヒッチコック:ヒッチコックの張扇 「北北西に進路を取れ」を中心に

外国映画紹介:北北西に進路を取れ

1959年9月上旬号

新作グラビア:北北西に進路を取れ

2025/11/01

2025/11/12

80点

テレビ/無料放送/NHK 
字幕


「巻き込まれ型」映画の傑作

ケーリー・グラントが“ジョージ・カプラン”という男に間違えられる、ラシュモア山でのシーン(初期のCG)が有名な「巻き込まれ型」映画の傑作。ケーリー・グラントは、“ハンサム”という前提なので、列車ではじめた出会ったエヴァ・マリー・セイント(後に正体が明かされる)に惚れられるのが見所。バーナード・ハーマンの音楽が印象的。

2025/09/27

2025/10/06

90点

その他/録画BSプレミアム 
字幕


サスペンスとユーモア

  ロジャー(ケーリー・グラント)が、人違いで、事件に巻き込まれて行くが、ケンドール(エヴァ・マリー・セイント)と出会って…、という話。

 何度か観ているのだけれど、次はどうなるのだろう、と思う。サスペンスが続き、その間に、ロジャーとケンドールのラブロマンスも謎が明かされてからもハラハラしながら、観る。 ユーモアのセンスたっぷりに描かれ、今回も面白く最後まで行けた。このバランスがとてもいいと思った。

そして、何とも粋なラスト、本当に良かった。全体のユーモアのセンスも良かった。

 ヒッチコック作品の中でもかなり面白い方かと。

2025/09/01

2025/09/01

60点

テレビ/有料放送/ムービープラス 
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1959年の作品

ラストのハリウッドのシーンにメイキングを見たい!

2025/08/11

2025/08/11

80点

購入/DVD 
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スパイの疑いを受けた男、解決へ向かう

広告会社で働く男、なぜかスパイに間違えられ、危険な目に遭う。
そこから、何とか人違いの疑いを晴らそうと、奔走する。
謎の美女、怪しい集団、命を狙われる展開、とても面白いが、ラストの場面はちょっとベタすぎるように感じた。まあ、当初がどういう時代か、という問題もあるだろうが。

2025/07/14

2025/07/14

60点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
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ヒッチコック監督作品

ケーリーグラントの声がこんなんだったかな?

2025/07/09

2025/07/10

80点

テレビ/無料放送/NHK BSプレミアム 
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また観た

やっぱりヒッチコックは面白い。また観ようと思わせるストーリー展開、ちょっとした遊び心など。時間をおいて何度も観たくなる。