すれ違いのダイアリーズ

すれちがいのだいありーず|KidTueng Wittaya(คิดถึงวิทยา)|THE TEACHER'S DIARY

すれ違いのダイアリーズ

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レビューの数

49

平均評点

80.6(253人)

観たひと

322

観たいひと

100

(C)2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.

基本情報▼ もっと見る▲ 閉じる

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 タイ
製作年 2014
公開年月日 2016/5/14
上映時間 110分
製作会社
配給 ムヴィオラ
レイティング 一般映画
カラー カラー/ビスタ
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
上映フォーマット デジタル
メディアタイプ ビデオ 他
音声 5.1ch

スタッフ ▼ もっと見る▲ 閉じる

キャスト ▼ もっと見る▲ 閉じる

解説 ▼ もっと見る▲ 閉じる

美しい自然のなかで展開される青年教師の奮闘ドラマ。二ティワット監督は「フェーンチャン ぼくの恋人」(03)の共同監督のひとり。本作について「人は会ったこともない相手と恋に落ちることがあるだろうか?――この問いが私を動かし、この映画を作る原動力になった」と述べている。ソーン役のスクリットは人気歌手で、舞台やテレビでは俳優としても活躍してきたが、本作が映画デビューとなった。2014年10月23日、「先生の日記」のタイトルで第27回東京国際映画祭にて上映。

あらすじ ▼ もっと見る▲ 閉じる

2012年、ソーンは山に囲まれた水上生活地域の小学校に赴任。電気も水も通わない僻地で学年の異なる4人の児童を受け持つことになる。ソーンの日々の孤独を癒してくれるのは、職員室で見つけた前任者の女性教師エーンが残していった日記。ソーンは会ったこともないエーンを身近に感じはじめる。1年後、エーンが再び赴任するが、ソーンはすでに去った後だった。今度はエーンがソーンの日記を見つける。

キネマ旬報の記事 ▼ もっと見る▲ 閉じる

2016年6月上旬号

REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の批評:「すれ違いのダイアリーズ」

2016年5月下旬号

UPCOMING 新作紹介:「すれ違いのダイアリーズ」

2023/07/05

2023/07/06

80点

その他/TSUTAYA DISCAS 
字幕


正統派のラブストーリー

映画の出だしでは、カット毎に女性と男性が登場するのでちょっと理解できなかったが、少し進行してやっと理解できた。
最初の女性は、2011年の出来事で校長から腕のタトゥーを指摘され反発したため、水上分校へ飛ばされることに。
次の男性は、2012年の出来事で元レスリングの選手で筋肉ばか(失礼)だが、教師になりたい夢で、水上分校へも喜んで行くことに。
2012年に行った男ソーン先生(スクリット・ウィセートケーオ)は、赴任するも生徒は分校に生徒はゼロ。船で呼びかけやっと4人の生徒(1年から4年まで各一人)を集め、個別の授業を行う。授業方法や孤独に悩んでいる時に、棚の上から日記を見つける。この日記は前任のエーン先生(チャーマン・ブンヤサック)が書いたものだった。この日記を拠り所に授業を進め、一般的な教える教育でなく、体験教育を行った。特に感動ものは、街中の汽車を知らない子供たちに、水上家屋をボートで引っ張り、汽車の理屈を体験させたことであった。また6年生の不登校の生徒を卒業させたい思いで、その父親を説得し登校させることができたこと。
しかしこんな努力も生徒の成績を理由に本校の校長より一年でクビの宣告。しかしソーンは教師の夢をかなえるため、再度大学へ通う。ちょっと三浦貴大似のいい男です。
副校長の婚約者の男の口添えで本校へ戻ったエーンは、結婚式を3月後に控えたある日、男の浮気で妊娠した女を知り、絶縁し再び水上分校に戻る決断をする。歓迎する元生徒たち。あの日記を発見するが、その中にはソーンが書き足した記事もあり、その内容を読むうちに、ソーンへ心が自然に移る感覚を持つ。
この間、元婚約者から謝りの手紙を大量に受けとり、また船で迎えに来た彼に動かされもう一度やり直そうかとの決断で船に乗り、車に乗り街で向かう。その途中、鉄道踏切で列車の通過を待つ間にソーンの「列車授業」を思い出し、「生き方の違い」を感じて水上分校に戻る。春休みの最初の日にソーンも水上分校を訪れると言っていたが、はたして??
発電機でライトアップされた分校、「初めましてエーン先生」「初めましてソーン先生」とよび合う二人、正統派の感動ラブストーリでした。
一点ツッコミどころ;台風シーン。あれほど急に荒れないでしょう。戸締りの準備する間もなく。また管轄役所(あるのかな?)、台風対策のできていない危険な所での学校は如何なものでしょう。

2020/04/19

2020/04/19

90点

レンタル/大阪府/TSUTAYA/TSUTAYA 野田阪神店/DVD 
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1つの日記帳から始まる素敵なラブストーリー。
とにかくタイの素晴らしい風景が丁寧に綺麗に1つ1つ切り取られてるのが印象的でした。
そのタイの美しい風景を背景に少しずつ近づいていくストーリー展開に引き込まれました。
体験したことがある人にしか分からないことがある。
音楽もとても素敵。
なんか田舎って良いなぁってなる。
自分たちで作っていくあの感じ、とても素敵。
生徒が汽車を見たことがないなら学校を水上で引っ張って汽車にしちゃう。
楽しいだろうな。
これでもかとすれ違うけどその分、会って日記を渡すところは感動です。
思いは届くんです。
「しあわせに、きっと会える」

2019/12/17

2019/12/18

85点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/テレビ 
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水上の学校という設定と子供達の生活環境を上手く取り込みながら先生と子供の関係が展開していきます。前任者の日記をもとに時間差で描かれる学校の様子が感動的。ラストは期待通りに収まってほっとしました。

2019/11/29

2019/11/29

65点

VOD/Amazonプライム・ビデオ/レンタル/PC 


日本の連ドラでリメイクできそう

ネタバレ

ゼロ年代の日本のドラマでリメイクできるような甘いラブストーリー。日本でやるなら湖上はさすがに無理があるから山奥の分校という設定か。日本のドラマだとしたら、全12話中の10話目くらいで終わってる感じでもう一波乱あって最終回の直前といった感じ。
閑話休題。映画自体は心地よいストーリーで、湖上の学校で風景もなかなか良い。ただ絵がつまらない。
タトゥーを消すのをあんなに抵抗した理由が謎。ヌイも子供の責任取るって言ったのに相手女性には二度と会わないって、それは無理だろ。

2019/11/20

2019/11/20

90点

VOD/Amazonプライム・ビデオ 
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心暖まるラブストーリー

『二十四の瞳』『天然コケッコー』『君の名は。』を足して3で割り、インド映画のスパイスを振り掛けたような作品。

現在と一年前の時制を一冊の日記を軸に織り混ぜた脚本はなかなかの仕上がりで飽きさせない。大人の色恋沙汰も描きながらピュアな世界観を一貫して保った点も高く評価したい。

ソーンが書き足した日記を再びエーンが見付けたところで幕でも満足出来ただろうが、まだ続きが有った。新しいドラマの誕生を予感させる結末も蛇足とならず爽やかな余韻を残した。粗を探せば無くも無いが心暖まるラブストーリーだった。

三浦貴大似の素朴なソーンはともかくエーンは水上分校には似つかわしくない都会的な美形。個人的には早期退場したジージーのほうがタイプ。平日は泊まり込みの学校も凄いなと思う。(全寮制みたいなものか?)

美しいタイの自然を舞台に私も未だ見ぬ誰かに恋をしたいと思った。トイレに浮かぶ水死体は流石に勘弁して欲しいが。

2019/11/17

2019/11/17

95点

選択しない 
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タイの田舎の水上分校とその周りの風景が本当に長閑で美しい。そして子供達が本当に純粋で優しくて可愛い。ヒロインも美人。本当に好きな映画。